八千代台駅
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八千代台駅(やちよだいえき)は、千葉県八千代市にある京成本線の駅。
モーニングライナー・イブニングライナーの停車駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を持ち、列車の待避が可能な地上駅。橋上駅舎を有する。渡り線があるためダイヤが乱れた際は当駅からの折り返し運転も可能である。かつては当駅折り返しの定期列車も存在していた。電光掲示板がコンコースと上下線ホームにそれぞれ2台ずつ設置されている。
コンコースは京成線内の中で抜群の広さで、改札内にはam/pmがある。
西口・東口からコンコースへ、コンコースからホームへはエスカレータがある(外部からコンコースへのエスカレータは上りのみ)。自動改札設置の有人駅である。
- 車椅子対応情報
- 西口からコンコース:車椅子対応エスカレータ
- 東口からコンコース:非対応
- コンコース~ホーム:階段についている昇降機(リフト)
[編集] 駅周辺
乗降者数を見ても解るとおり周辺は住宅密集地で駅前は商業地である。近年は西口駅前(北本通り)を中心に老朽化した店舗・住宅が立て替えられており、ますます発展する傾向が見られる。
[編集] 路線バス
駅間や団地を結ぶ路線が主流である。
- 東口
- 京成バス
- 八千代台駅~花見川団地循環
- 八千代台駅~新検見川駅~海浜幕張駅
- 八千代台駅~津田沼駅
- 西口
- 東洋バス
- 八千代台駅~高津団地
- 千葉シーサイドバス
- 八千代台駅~実籾駅~JR幕張駅~海浜幕張駅
- 京成バス
- 八千代台駅~津田沼駅
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降人員は51,571人である。他線と乗り換えられない単独駅では乗降客最多数を誇る。
[編集] 歴史
- 1956年(昭和31年)3月20日 開業。当時は西口のみの開発だった。
- 開業以前の駅周辺は「習志野原」と呼ばれた野原であった。
- 1968年(昭和43年) 東口の工事に着手。
- 1969年(昭和44年) 橋上駅舎化。
- 1993年(平成5年) 駅舎リニューアル。
[編集] その他
- 西口ロータリーに「住宅団地発祥の地」の記念碑がある。当初はロータリー中心部にあったが、タクシー用駐車場をリニューアルした際、西口左側のバス停近くに移設された。
- 八千代台駅東口ロータリーから南、花見川団地方面に伸びる駅前商店街を「エポラ通り」というが、この名は京成グループのショッピングセンター「ユアエルム」の「エ」、商店街の南の末端にあった「十字屋:ポポ」の「ポ」と「ラオックス」の「ラ」を取って名づけられた。だが、十字屋ポポは不況による営業不振の為閉店、ラオックスは店舗ごと東習志野の新店舗に移転してしまった為、現在「エポラ通り」の名を形作っているのはユアエルムだけとなっている。近年、ユアエルム内にラオックスがテナント出店している。