卯之町駅
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卯之町駅(うのまちえき)は、愛媛県西予市宇和町卯之町二丁目にある四国旅客鉄道 予讃線の駅。
駅番号はU22。駅表示パネルのコメントは開明学校と文化の薫る高原の駅。
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[編集] 駅構造
- 単式ホームと島式ホーム2面3線の構造となっている。
- 通票閉塞時代に、この駅を通過する列車が存在したので、タブレット授受器が1、2番線にあった。現在は、ホーム有効長延伸のため、小さな番数の両開き分岐器が入っているので通過列車を設定するのは困難になっている。
- 特急列車は全て宇和島方面が改札口前の1番線から、松山方面が島式ホームの2番線から発着する。3番線は特急列車を退避する普通列車が使用するが、使用頻度は少ない。
- 直営駅でみどりの窓口(朝~夕方までの営業、早朝・夜間は無人)、自動券売機設置駅。また、昨年秋頃までグループ会社のパン屋「ウイリーウィンキー」が入居していたが閉店し、現在はビッグキヨスクが入居している。
[編集] 駅周辺
駅は西予市(旧宇和町)の中心部に位置し、西予市役所をはじめとした公共施設、文化会館、商店街、金融機関店舗、農協本所などが集積している。鉄道とほぼ並行して走る国道56号のさらに東に旧道があり、商店街を形成している。さらにその東に旧街道があり、歴史的町並みが残っている。
旧宇和町の時代から特急宇和海が必ず停車することから、遠距離通勤者がよく利用している。それに対応するため駅近傍にはかなり広めの駐車場が確保されている。
- 国道56号
- 愛媛県道265号卯之町停車場線
- 卯之町駅前バス乗り場(宇和島自動車)
- 西予市役所
- 宇和文化会館
- 愛媛県歴史文化博物館(略称 歴博)
- 卯之町の町並み
- 四国霊場第四十三番札所明石寺
- パルティ・フジ宇和(徒歩5分)
[編集] 歴史
[編集] その他
かつてホーム有効長が5両分しかなかったが、現在は8両編成対応に延伸されている。(多客期の特急「しおかぜ」増結のため)
戦時中の突貫工事の為に八幡浜駅以南が簡易線規格で33‰の急勾配がある。眺望は最高で立間駅にかけて、みかん畑の間から法華津湾が望める。かつて、キハ58系による急行が30km/hで登坂したこの区間を、2000系の特急は、95km/hで走行する。
当駅はJR四国の中でも標高の高い場所に位置する駅の一つであり(標高約200m)、特に冬場は冷え込みが厳しい地域である。そこで列車を待つ人に少しでも体を暖めてもらいたいという願いから、駅待合室に「愛の火鉢」が設置されている。ただし火気を取り扱うため、火は駅窓口の営業時間帯(7時~18時頃まで)にしか点けていない。