吉野神宮駅
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吉野神宮駅(よしのじんぐうえき)は、奈良県吉野郡吉野町丹治にある近畿日本鉄道吉野線の駅。
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[編集] 駅構造
島式・単式の複合型2面3線の行違可能な地平駅。ホーム有効長は4両。駅舎は単式の上りホーム西側にあり、下り用の島式ホームとは橿原寄りの構内踏切で連絡している。便所は改札内にあり、男女別の水洗式。
自動改札機はない。乗車時に限りJスルーカード・スルッとKANSAI対応カード共に券売機で使用可能だが、正式にはアナウンスされていない。
- のりば
- (主に留置線として利用され、旅客扱いは行っていない)
- 吉野行き
- 橿原神宮前・大阪阿部野橋方面
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は869人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、260位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、37位。
- 奈良県内の近鉄の駅(90駅)の中では、81位。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1928年(昭和3年)3月25日 吉野鉄道六田~吉野間延伸時に開業。
- 1929年(昭和4年)8月1日 大阪電気軌道が吉野鉄道を合併。大阪電気軌道吉野線の駅となる。
- 1929年(昭和4年)11月 貯木場引込線開通。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道と参宮急行電鉄の合併により、新発足した関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道吉野線の駅となる。
- 1973年(昭和48年)1月 引込線廃止。