名古屋市瑞穂公園陸上競技場
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名古屋市瑞穂公園陸上競技場(なごやしみずほこうえんりくじょうきょうぎじょう)は、愛知県名古屋市瑞穂区にある日本陸上競技連盟第1種公認スタジアム。1941年開設。
1994年に開かれた「わかしゃち国体」秋季大会のために改修工事を行い、それまでの3万人収容から27000人収容に規模を縮小された。メインスタンドは全面屋根つき。ナイター照明はメインスタンドは屋根と一体型、サイド・バックスタンドは鉄塔式で4基。同年第2ステージからJリーグ・名古屋グランパスエイトのホームスタジアムとなる。陸上競技では毎年3月の名古屋国際女子マラソン大会、11月の名古屋ハーフマラソン大会の発着点となっている。
一般的には「瑞穂競技場」、「瑞穂陸上競技場」、「瑞穂グランド」と呼ばれ、周辺には北陸上競技場、田辺陸上競技場の2面の補助競技場がある。
当初は2002年ワールドカップ日韓大会の開催時に、名古屋市がこのスタジアムを会場に立候補したが、改修・増築に際して消防条例に抵触する恐れがあるという理由でそれを断念し、代わって愛知県が豊田スタジアムを代替開催地として立候補した(結局落選)という経緯がある。
2005年、愛知万博(愛・地球博)の「愛・地球広場」で使用した大型ハイビジョン映像装置「エキスポビジョン」を移設された。
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[編集] 施設概要
- 収容人数- 27,000人
- 対応種目- 陸上競技、サッカー、その他
- 大型ハイビジョン映像装置(パナソニック製)
- ナイター照明設備4基を設置、メインスタンドは屋根と一体型を設置。
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- トラック 全天候舗装400m×8コース
- 付属・周辺施設 北陸上競技場、田辺陸上競技場の2面の補助競技場がある。
[編集] 交通アクセス
- 名古屋市営地下鉄桜通線瑞穂運動場西駅2番出口下車徒歩10分
- 名古屋市営地下鉄名城線新瑞橋駅5番出口下車徒歩10分
- 名古屋市営地下鉄名城線瑞穂運動場東駅3番出口下車徒歩5分(名古屋市営地下鉄名城線瑞穂運動場東駅開業に伴いJリーグ公式戦開催日の地下鉄名城線・名鉄・JR金山駅からのシャトルバスが廃止になった。)
- 地下鉄東山線・名城線栄駅、または地下鉄名城線・名鉄・JR金山駅からの市バスで瑞穂公園、もしくは瑞穂運動場東下車徒歩5分
- 4. と同じバスで瑞穂グランド下車徒歩1分 *但し本数が少ないので注意。
[編集] Jリーグ開催時
Jリーグ開催時のアウェー側サイドスタンドは通常、半分がアウェーサポーター専用、残りがグランパスサポーター専用(アウェーサポーターが混在しているときもある)となっている。しかし、相手が人気チームで多くのアウェーサポーターの来場が予想される場合(浦和レッドダイヤモンズ、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスなど)はアウェー側サイドスタンドは全てアウェーサポーター専用となる。なお、前者の場合はトラブルを防ぐために緩衝エリアが設けられている。
[編集] 関連項目
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