豊田スタジアム
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豊田スタジアム | |
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所在地 | 愛知県豊田市 |
開場年 | 2001年 |
収容人数 | 45,000人 |
フィールド | 長さ m × 幅 m |
使用チーム | 名古屋グランパスエイト(サッカー) |
アクセス | 名鉄三河線・豊田市駅 愛知環状鉄道・新豊田駅 |
豊田スタジアム(とよたスタジアム)は、愛知県豊田市にある球技場。Jリーグの名古屋グランパスエイトの準ホームスタジアム、ジャパンラグビートップリーグ・トヨタ自動車ヴェルブリッツのホームスタジアムとなっている。日本最高のスタジアムと呼ばれることも多い。施設は豊田市が所有し、豊田市と愛知県内の主要企業の出資による第三セクター・株式会社豊田スタジアムが運営管理を行っている。
ちなみに「10番ゲート」は名古屋グランパスエイトで活躍したドラガン・ストイコビッチ氏の功績を称え『ピクシー・ゲート』と名付けられている(ピクシーは、ストイコビッチ氏の愛称)。現在も彼のガッツポーズをモチーフにした装飾と、「PIXY GATE」と書かれたゲート看板が残されている(10番は代表でもグランパスでも不動の背番号であった)。
目次 |
[編集] 概要
豊田市が市制50周年記念事業の一環として整備を進めたスタジアムで、設計は建築家・黒川紀章が行った。
[編集] 歴史
- 1994年6月 - 豊田市議会において市制50周年記念事業の一環としてサッカー用スタジアム建設を検討
- 1997年 - 設計開始、当時競技場名を「豊田市スタジアム」とする案が出ていた。
- 2000年9月 - 株式会社豊田スタジアム法人設立
- 2001年7月21日 - 豊田スタジアム開場
- 2001年7月22日 - 杮落とし試合(名古屋グランパスエイト対ジュビロ磐田)が行われる
- 2001年8月4日 - 2001Jリーグオールスターサッカーが開催
- 2002年 - 開業一周年記念として大黒摩季が歌うスタジアムテーマソング「愛のうた」が完成
- 2002年 - 浜崎あゆみのライブが開催された
- 2002年9月1日 - モーニング娘。のライブが開催された
- 2003年 - SMAPのライブが開催された。
- 2004年 - ラグビーのトヨタ自動車のホームスタジアムになる
- 2005年8月23日 - ジョニー・ウィルキンソン率いるイングランド・ニューカッスル・ファルコンズvsトヨタ自動車のプレシーズンが行われた。
- 2005年 - サッカーFIFAクラブ世界選手権2005の会場の一つとなった
- 2006年 - サッカーFIFAクラブワールドカップ2006の開幕戦が行われた
[編集] 施設の概要
- 交通 名鉄三河線豊田市駅、または愛知環状鉄道線新豊田駅下車徒歩15~20分。豊田市駅よりバスも出ており、「豊田スタジアム」バス停が隣接。
- 収容人員 45,000人(ゴール裏スタンドの一部は可動式となっており、固定席は43,000人を収容できる)全面二層式
- ※可動席はこれまで集客の見込める国際試合などに限って使用されてきたが、2006年シーズンより名古屋グランパス主催ゲームにおいても、「ホーム側のみ」使用されるようになった。しかし、前2列は安全性や円滑な試合運営等の観点から立入りは制限されている。
- 開閉式屋根、大型映像装置装備。この大型映像装置は可動式である。
- ロケーション 周辺に矢作川があり、ここにスタジアムの重要なアクセスラインとなる豊田大橋、久澄橋がかかっている。近隣にはグランパスとトヨタラグビー部の練習拠点となっているトヨタスポーツセンターもある。
[編集] Jリーグ開催時
名古屋市瑞穂公園陸上競技場と同様、Jリーグ開催時のアウェー側サイドスタンドは通常、半分がアウェーサポーター専用、残りがグランパスサポーター専用(アウェーサポーターが混在しているときもある)となっている。しかし、相手が人気チームで多くのアウェーサポーターの来場が予想される場合(浦和レッドダイヤモンズ、ジュビロ磐田、清水エスパルスなど)はアウェー側サイドスタンドは全てアウェーサポーター専用となる。なお、前者の場合はトラブルを防ぐために緩衝エリアが設けられている。
[編集] その他
- 当初は、2002 FIFAワールドカップの愛知県での会場予定地として候補に挙げられていた。これは本来名古屋市が立候補し、瑞穂公園陸上競技場の増築対応で使用する計画だったが、消防法に抵触する恐れから増築できないと判断し断念したため、その代わりとして豊田スタジアムが候補地となった。しかし落選している。
[編集] 外部リンク
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