大島 (愛媛県)
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大島(おおしま)は、愛媛県に属する面積41.89km²(2004年現在、国土地理院)の島。芸予諸島に属する。行政区分は越智郡吉海町と宮窪町の2町に分かれてたが、2005年1月16日に今治市などとの合併により同市の一部となった。島の北東部の宮窪地域は、中世に瀬戸内海を舞台として縦横に活躍した村上水軍(能島村上水軍)が本拠をおき、水軍遺跡や言い伝えも多数ある。これにちなみ、宮窪港を会場に村上水軍にちなんだ水軍レースなどのイベントが毎年7月に開催され、多くの人でにぎわう。特産品には大島石等がある。
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[編集] 自然
- 山 - 亀老山(きろうさん)、八幡山
- 属島 - 津島、鵜島、武志島 能島など
- 近くの島々との海峡は潮流も急で、特に四国との間の来島海峡は急潮として知られる。
- 芸予諸島の島の中では、例外的に平地にも恵まれ、旧吉海町の中心部近くでは水田耕作も行われている。
[編集] 社会
- 今治市中心部に近いことから、今治の通勤圏となっている。
[編集] 産業
[編集] 第一次産業
- 農業 柑橘 名駒みかんは有名。
- 水産業 宮窪港ほか
[編集] 第二次産業
[編集] 第三次産業
- 特に記すべきものなし。
[編集] 文化
[編集] 交通
[編集] 道路
- 本州四国連絡道路の1つ、しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が通る島の1つであり、伯方・大島大橋で伯方島と、来島海峡大橋で四国本土と結ばれている。
- 島内には大島北IC・大島南ICの2つのインターチェンジがある。この両インターチェンジを結ぶ道路(大島道路)は、2005年度末に開通予定であったが、延期となり、2006年4月24日に開通した。
- 愛媛県道49号大島環状線
- 愛媛県道337号名駒友浦線
[編集] 海上交通
- 下田水港(しただみ-)
- 島の西岸にあり、来島海峡に面している。今治港との間にカーフェリーがシャトル運航されている。
- しまなみ海道の橋脚下に位置し熾烈な競争を繰り広げており、「橋より安い」をキャッチフレーズとしており、島内に大きな看板がある。高校生の通学や、今治中心街への通勤客等に利用されている。
- 友浦港
- 島の東岸にあり、今治~因島航路が寄港している。
- 宮窪港
- 吉海港
- 島の西側の入り江内にある。属島の津島への航路がある。えひめ瀬戸内リゾート開発構想にもとづき愛媛県によりマリーナ等の整備が計画されたが、同構想も休止され、凍結状態となっている。
- 早川港
- 島の北西岸にある。かつて今治港-大三島方面の航路が寄航していた時期があった。
[編集] 名所・旧跡
- 亀老山展望台
- 亀老山の山頂にある展望台。来島海峡を眼下に見おろすことが出来る。展望台付近に駐車場有り。
- 1989年(平成元年)にオープンした、当地特産の大島石の「硬・鋭・朴・柔」の「調和的融合」を生かした、ふるさとの文化の殿堂「石の舘」である。鮮やかな色づかいで知られる、島出身の洋画家・野間仁根(のま ひとね)の絵画約80点を中心に、地元出身作家の書画、村上水軍にちなんだ出土品、今治藩主の寄進物や武具・民具などを展示している。
- 同センターには吉海バラ公園が隣接している。同公園には世界各地のバラ約6,500株が植えられており、季節折々に人々の目を楽しませ、最盛期には一帯がバラの甘い香りに包まれる。
- 休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始
- 観覧料:一般・大学・高校生200円、中学.小学生100円。このほか各種割引制度がある。
- アクセス:下田水港(しただみこう)から車で約10分。西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)大島南インターチェンジ・大島北インターチェンジから自動車で約5分。大島をほぼ南北に縦貫している国道317号に降りて、西方面に入る。
[編集] 名産
- 鯛
- 大島石 墓石用として有名
- みかん
[編集] 関連項目
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