大田広域市
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大田広域市 | |
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位置 | |
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地図 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 대전광역시 |
韓国における漢字: | 大田廣域市 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
だいてんこういきし |
片仮名: (現地語読み仮名): |
テジョン=グァンヨクシ |
略称: | Daejeon;대전;テジョン |
ローマ字転写: | Daejeon-Gwangyeoksi |
英語名: | Daejeon Metropolitan City |
面積・人口(2004年) | |
面積: | 539.64km² |
総人口: | 1,438,778人 |
男子人口: | 722,437人 |
女子人口: | 716,341人 |
人口密度: | 2,666.2人/km² |
世帯数: | 479,916世帯 |
情報 | |
国: | ![]() |
下位行政区画: | 5区 |
ISO 3166-2: | KR-30 |
行政区域分類コード: | 25 |
大田広域市の木: | マツ |
大田広域市の花: | モクレン |
大田広域市の鳥: | カササギ |
自治体公式サイト: | 大田広域市 |
大田広域市(テジョンこういきし)あるいは(だいてんこういきし)は大韓民国の都市。忠清南道の道庁所在地(広域市自体は道に所属しない)。韓国で5番目の大都市である。5区と79行政洞よりなる。
古来より儒城(ユソン)温泉が知られていたが、公州所属の農村地帯に過ぎなかった。ゆえにこの地域を「大きな田畑」を意味する固有語でハンバッ(한밭、Hanbat)と曖昧に指し示していた。後に植民地体制下の自治体統廃合で「大田」と漢字が当てられ、鉄道京釜線・湖南線などが開通して交通の要衝となり、急速に発展、都市として地理的概念が定着した。1993年には科学EXPOが開催され、市内にハイテク団地「大徳研究団地」を有するなど科学技術都市として知られる。また、韓国鉄道公社の本社所在地にもなっており、中部地域の中心都市という点や高速鉄道の運営会社の本社所在地では日本の名古屋に似ている。
目次 |
[編集] 区
- 東区
- 西区
- 中区
- 儒城区
- 大徳区
読みは大韓民国の地方行政区画参照
[編集] 略史
- 古代 百済の雨述郡
- 統一新羅時代 比豊郡
- 高麗時代 公州牧の懐徳県
- 李氏朝鮮時代 忠清道の懐徳郡と鎮岑郡
- 1914年 懐徳郡と鎮岑郡、公州郡の一部を合併して大田郡発足、同時に大田面(村)新設
- 1931年 大田邑(町)昇格
- 1932年 忠清南道道庁、公州より移転
- 1935年 大田府(たいでんふ)昇格(大田郡の残り地域は大徳郡に改称)
- 1949年 大田市(テジョンし)に改称
- 1989年 大徳郡を合併して大田直轄市に昇格、5区体制が確立
- 1995年 大田広域市に改称
- 2004年 KTX(韓国高速鉄道)開業
[編集] 軍事
韓国軍第2野戦軍所属の第9軍団司令部が所在する。
[編集] 交通
- 市役所や大田ワールドカップ競技場などを結ぶ大田広域市都市鉄道公社1号線(地下鉄)が2006年に開業。
- 京釜高速道路(1号線)
- 飛竜ジャンクション - 大田インターチェンジ - 懐徳ジャンクション - 新灘津サービスエリア(ソウル方向のみ) - 新灘津インターチェンジ
- 中部高速道路(35号線)
- 南大田インターチェンジ - 山内ジャンクション - 板岩インターチェンジ - 飛竜ジャンクション
- 湖南高速道路支線(251号線)
- 西大田ジャンクション - 儒城インターチェンジ - 北大田インターチェンジ - 懐徳ジャンクション
- 大田南部循環高速道路(300号線)(当該記事参考)
[編集] 大学
[編集] 国公立
- 忠南(チュンナム)大学校
- ハンバッ大学校
[編集] 私立
- 韓国情報通信大学校
- 大田(テジョン)大学校
- 又松(ウソン)大学校
- 培材(ペジェ)大学校
- 牧園(モグォン)大学校
- 韓南(ハンナム)大学校
[編集] 姉妹都市
[編集] 出身有名人
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 大韓民国の地方行政区画 | 大田広域市