京釜高速道路
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京釜高速道路 | |
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路線図 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 경부고속도로 |
漢字: | 京釜高速道路 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
キョンブ=コソクトロ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語: | Gyeongbu Expressway |
京釜高速道路(キョンブこうそくどうろ)(1号線)は、釜山広域市金井区から慶尚南道、蔚山広域市、慶尚北道、忠清北道、大田広域市、忠清南道、京畿道を経てソウル特別市瑞草区まで至る全長425kmの高速道路である。日本でいう東名・名神のような意味合いをもっており、重要な高速道路。なお、久瑞ICは釜山広域市施設管理公団が管理し、良才ICから漢南ICまではソウル特別市施設公団が管理している。
京釜高速国道の建設には道路公債のほかに日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約にともなう円借款や、韓国軍のベトナム派兵への見返りである米国からの経済援助等が充てられ、いわゆる漢江の奇跡の象徴としてしばしば紹介される。鉄道の大動脈の京釜線とは違い、蔚山と慶州を経由するが、距離は高速道路の方が短い。
目次 |
[編集] 歴史
- 1968年12月20日:水原 -ソウル間 (22.4km) 開通
- 1968年12月30日:烏山IC -水原IC間 (15.6km) 開通
- 1969年9月29日:天安IC-烏山IC間 (38.1km) 開通
- 1969年12月10日: 大田IC -天安IC間 (66.9km) 開通
- 1969年12月19日: 釜山IC -東大邱IC間 (122.7km) 開通
- 1970年7月7日: 東大邱IC - 大田IC間 (151.7km) 開通(全線開通)
- 1972年4月5日:西大邱IC開業(????年廃止)
- 1972年5月19日:板橋IC開業
- 1973年6月25日:慶山IC開業
- 1973年10月31日:秋風嶺IC開業
- 1978年12月20日:洛東(ナクトン)IC開業(1984年南亀尾ICに改称)
- 1983年6月10日:新灘津IC開業
- 1984年11月29日:清原IC開業
- 1986年7月24日:木川IC開業
- 1986年10月5日:良才IC-板橋IC間にあるソウル料金所を板橋IC南方に移転。
- 1987年12月3日:懐徳JCT-南二JCT間 (21.7km) 車線拡張(4 → 6車線)
- 1992年7月14日:水原IC-良才IC間 (15.2km) 車線拡張(4 → 8車線)
- 1993年7月29日:清原IC-水原IC間 (100.1km) 車線拡張(清原IC-南二JCT間(6 → 8車線)、南二JCT-天安IC(4 → 6車線)、天安IC-水原IC(4 → 8車線))
- 1993年12月27日 乾川IC開業
- 1995年9月7日:良才IC-盤浦IC間 (5.2km) 車線拡張(4 → 6車線)
- 1999年8月25日:懐徳JCT-清原IC間 (14.3km) 車線拡張(6 → 8車線)
- 1999年9月6日:飛竜JCT-懐徳JCT間 (14.7km) 車線拡張(4 → 8車線)
- 2002年12月5日:天安IC-天安JCT間 (5.8km) 車線拡張(4 → ?車線)
- 2003年12月30日:東大邱IC-亀尾IC間 (60.8km) 車線拡張(4 → 6車線)
- 2005年12月14日:釜山IC-彦陽JCT間 (40.5km) 車線拡張(4 → ?車線)
- 2005年12月15日:増若(チュンヤク)-沃川IC間 (5.8km) 車線拡張(4 → ?車線)
[編集] インターチェンジなど
- 釜山(プサン)IC
- 1 久瑞(クソ)IC(釜山第一都市高速道路)
- 釜山(プサン)料金所(本線料金所)
- 2 老圃(ノポ)IC(ソウル方向への進入、釜山方向への進出のみ可能)
- SA 梁山(ヤンサン)SA(ソウル方向のみ)
- 3 梁山(ヤンサン)JCT(中央高速道路支線(55号線))
- 4 梁山(ヤンサン)IC
- 5 通度寺(トンドサ)IC
- 6 西蔚山(ソウルサン)IC
- 7 彦陽(オニャン)JCT(蔚山高速道路(16号線))
- SA 彦陽(オニャン)SA
- 8
- SA 慶州(キョンジュ)SA(釜山方向のみ)
- 9 慶州(キョンジュ)IC
- SA 乾川SA
- 10 乾川(コンチョン)IC
- 11 永川(ヨンチョン)IC
- SA 平沙(ピョンサ)SA(釜山方向のみ)
- SA 慶山SA(ソウル方向のみ)
- 12 慶山(キョンサン)IC
- 13 東大邱(トンデグ)JCT(大邱-釜山高速道路(55号線))
- 14 道洞(トドン)JCT(益山-浦項高速道路(20号線))
- 15
- 16 北大邱(プクテグ)IC
- (西大邱IC ????年廃止)
- 17 琴湖(クムホ)JCT(中央高速道路(55号線))(邱馬高速道路(451号線))
- 18
- 19 倭館(ウェグァン)IC
- SA 漆谷(チルゴク)SA
- 20 南亀尾(ナムグミ)IC(旧:洛東(ナクトン)IC)
- 21 亀尾(クミ)IC
- 22 金泉(キムチョン)JCT(中部内陸高速道路(45号線))
- 23 金泉(キムチョン)IC
- 24 秋風嶺(チュプンニョン)IC/SA
- 25 黄澗(ファンガン)IC
- SA 黄澗(ファンガン)SA
- 26 永同(ヨンドン)IC
- 27 錦江(クムガン)IC/SA
- SA 沃川(オクチョン)SA
- 28 沃川(オクチョン)IC
- 29 飛竜(ピリョン)JCT(大田南部循環高速国道(300号線))(中部高速道路(35号線))
- 30 大田(テジョン)IC
- 31 懐徳(フェドク)JCT(湖南高速国道道路(451号線))
- SA 新灘津(シンタンジン)SA(ソウル方向のみ)
- 32 新灘津(シンタンジン)IC
- SA 竹岩(チュガム)SA
- 33 清原(チョンウォン)IC
- 34 清原(チョンウォン)JCT(唐津-尚州高速道路(30号線))(未開通)
- 35 南二(ナミ)JCT(中部高速道路(35号線))
- 36 清州(チョンジュ)IC
- SA 玉山(オクサン)SA(釜山方向のみ)
- SA 清原(チョンウォン)SA(ソウル方向のみ)
- SA 天安(チョナン)SA(釜山方向のみ)
- 37 木川(モクチョン)IC
- 38 天安(チョナン)JCT(論山-天安高速道路(25号線))
- SA 天安サムゴリSA(ソウル方向のみ)
- 39 天安(チョナン)IC
- SA 望郷(マンヒャン)SA(釜山方向のみ)
- SA 笠場(イプチャン)SA(ソウル方向のみ)
- 40 安城(アンソン)IC
- SA 安城(アンソン)SA(釜山方向のみ)
- 41 安城(アンソン)JCT(平沢-忠州高速道路(40号線))
- SA 安城SA(ソウル方向のみ)
- 42 烏山(オサン)IC
- 43 器興(キフン)IC
- SA 器興(キフン)SA(釜山方向のみ)
- 44 水原(スウォン)IC
- 45 新葛(シンガル)JCT(嶺東高速道路(50号線))
- SA 竹田(チュクチョン)SA(ソウル方向のみ)
- 46
- ソウル料金所(本線料金所)(1986年10月5日移転開業)
- 47 板橋(パンギョ)IC
- 48 板橋(パンギョ)JCT(ソウル外郭循環高速道路(100号線))
- SA ソウル(旧:ソウル料金所(本線料金所))(1986年10月4日閉鎖)
- 49 良才(ヤンジェ)IC
- 瑞草(ソチョ)IC
- 盤浦(パンポ)IC
- 蚕院(チャムウォン)IC
- 漢南(ハンナム)IC
老圃インターチェンジはソウル方面への高速バスの便宜のために開設されたインターチェンジで、以前は釜山インターチェンジから中央路を北上してバスターミナルへ向かっていた。
[編集] 通過する自治体
[編集] バス専用車線
- 毎週土曜日、日曜日の09:00~21:00(韓国時間)は新灘津ICから瑞草ICまで中央分離帯に近い1車線をバスを含む乗合自動車に限って通行可能である(定員12人以下の乗合自動車は6人以上乗車時に限って通行可能である)。
- 祝日も同様である。
[編集] 車線数
- 8車線:天安JCT-良才IC、南二JCT-飛竜JCT
- 6車線:南二JCT-天安JCT、東大邱IC-亀尾IC
- 4車線:亀尾IC-飛竜JCT、釜山IC-東大邱IC
[編集] 拡幅計画
現在、下記の区間で拡幅工事が行われている。
- 慶州IC-東大邱JCT間 (54km) (4 → 6~8車線)
- 亀尾IC-金泉IC間 (12.9km) (4 → 6車線)
- 金泉IC-永同IC間 (34.3km) (4 → 6車線)
高速国道 |
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南北方向 |
1 | 15 | 25 (論山-天安線) |35 (37) | 45 |55 (大邱-釜山線) | 65 |
東西方向 |
10 | 12 | 14 | 16 | 20 | 30 | 40 | 50 |
環状線 |
100 |300 |
支線・その他 |
102 | 104 | 110 | 120 | 130 | 251 | 451 | 551 |
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