大衡村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
大衡村(おおひらむら)は、宮城県中部黒川郡に位置する県下唯一の村である(2005年の栗原郡内全町村合併による花山村の消滅に伴う)。
目次 |
[編集] 地理
宮城県のほぼ中央に位置する村である。なだらかな丘陵地が村の大部分を占める
- 山:達居森(262.6m)、女達居山
- 河川:善川、埋川
[編集] 歴史
- 旧石器時代、縄文時代、奈良時代の埋蔵遺跡が多く発見されている。縄文時代中期にはこの付近に集落があったことが確認されている。
- 1889年4月1日 市町村制施行に伴い、大衡村、大瓜村、駒場村、大森村、奥田村が合併して大衡村となる。
- 1928年3月20日 仙台鉄道が大衡駅まで延伸する。
- 1940年9月16日 アイオン台風により、仙台鉄道が運行不能となる。
- 1956年3月14日 仙台鉄道が廃止。
- 1957年 県知事による大和町、富谷村との合併勧告を拒否。
- 1960年 総理大臣による合併通知を拒否。
[編集] 行政
- 村長:跡部 昌洋
[編集] 経済
[編集] 産業
- 産業別就業人員(2000年)
- 第一次産業: 487人
- 第二次産業:1,142人
- 第三次産業:1,491人
[編集] 地域
[編集] 健康
[編集] 教育
[編集] 中学校
- 大衡村立大衡中学校
[編集] 小学校
- 大衡村立大衡小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
村内を東北新幹線が通過しているが、駅は無い。仙台市営地下鉄八乙女駅より宮交大崎バスの古川駅前行(または中新田行)が出ている。
[編集] 道路
- 高速道路
- 国道
- 都道府県道
- 市町村内を走る県道:宮城県道16号石巻鹿島台大衡線、宮城県道56号仙台三本木線、宮城県道57号大衡落合線、宮城県道148号本町大衡線、宮城県道261号大衡駒場線
- なお、宮城県道264号大衡仙台線は大衡と付いているが、全区間仙台市の路線で今のところ村内に県道区間はない。恐らく、仙台市内区間が全通した後に建設され村内区間が指定される見通しである。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 貴船神社
- 大瓜八幡神社
- 大衡八幡神社
- 須岐神社
- 大衡城
- 昭和万葉の森
[編集] 祭り
[編集] イベント
- おおひら万葉まつり(8月下旬)
- おおひらふるさとまつり(10月)
[編集] 出身有名人
- 菅野廉(洋画家)
[編集] その他特徴
冬の気候:仙台市内から車で30分程度とさほど遠くないが、地形の特徴により、県内でも有数の豪雪地帯であり、市内は晴れ又は曇りでも大衡に入ると吹雪というケースも少なくない。