加美町 (宮城県)
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加美町(かみまち)は、宮城県の北西部に位置する町である。大崎地方に属する。
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[編集] 地理
宮城県北西部に位置し、内陸型気候である。平均気温11.7℃、年間平均降水量1,223mm。
- 山:船形山、荒神山、吹越山、大倉山、薬莱山
- 河川:鳴瀬川、田川
- 湖沼:長沼、白沼、魚取沼
[編集] 歴史
- 1889年4月1日 市町村制施行により、中新田町、広原村、鳴瀬村、小野田村、宮崎村、賀美石村が成立。
- 1943年 小野田村が町制施行、小野田町となる。
- 1954年 中新田町、広原村、鳴瀬村が合併、中新田町となる。
- 1954年 宮崎村、賀美石村が合併、宮崎町となる。
- 2003年4月1日 中新田町、小野田町、宮崎町が合併、加美町となる。
[編集] 行政
- 町長:星明朗
[編集] 経済
[編集] 産業
- 産業分類別就業人口(平成12年国勢調査)
- 第一次産業:2,562人
- 第二次産業:5,837人
- 第三次産業:6,257人
- 合計:14,656人
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 地域
[編集] 健康
[編集] 教育
[編集] 高校
[編集] 中学校
- 加美町立中新田中学校
- 加美町立小野田中学校
- 加美町立宮崎中学校
中新田中学校は、文部科学省が推進する「学力向上フロンティア」指定校(フロンティアスクール)である。
[編集] 小学校
- 加美町立旭小学校
- 加美町立鹿原小学校
- 加美町立賀美石小学校
- 加美町立中新田小学校
- 加美町立西小野田小学校
- 加美町立西小野田小学校漆沢分校
- 加美町立東小野田小学校
- 加美町立広原小学校
- 加美町立宮崎小学校
- 加美町立鳴瀬小学校
[編集] 交通
[編集] 道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 市町村内を走る県道:宮城県道156号小野田三本木線、宮城県道157号中新田三本木線、宮城県道159号柳沢中新田線、宮城県道161号鳥屋崎小野田線、宮城県道162号西古川停車場下狼塚線、山形県道・宮城県道262号最上小野田線、宮城県道267号鳴子小野田線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- バッハホール
加美町中新田文化会館。愛称BACH HALL。ホールの名前の由来は、確か初めて演奏した曲がバッハの曲だったから・・とか。最寄駅は陸羽東線の西古川駅。東北新幹線の古川駅からはバスで約30分。
バッハホールのオルガンは、須藤オルガン工房の作品。3段鍵盤、最近では日本のホールでもオルガンを設置するようになりましたが、このホールはそのさきがけとも言えます。設置して15年以上になります。
室内楽やリサイタル、小編成の管弦楽の演奏会場として知られている音楽ホール。パイプオルガンを設置したホールは洋の東西を問わず、多くの演奏家たちに高く評価されている。残響時間を調節できる残響可変装置などもあり、クラシックに限らずジャズ、民謡、芝居、落語、映画会まで幅広く利用されている。
[編集] 史跡
- 城生柵跡
- 東山官衙遺跡
- 菜切谷廃寺跡
[編集] レジャー
- 薬師の湯
- やくらいウォーターパーク
- 荒沢自然館
春には荒沢の湿原で奇麗な水芭蕉が見られます
- やくらいリゾート
- やくらいゴルフ倶楽部
- やくらいガーデン
- やくらいファミリースキー場
- 滝庭の関 駒庄
急勾配の屋根、蔵、太い梁や柱。加美町に残るこうした民家を修復した多面的施設で、往時の豊かな暮らしぶりを見 て、ふれて、体験できる施設です。
山里の代表的な味覚として、東北各地には美味しいそば処がたくさんあります。そば粉と水があれば意外と簡単にでき しまうそば。ここではそば職人の指導のもとで、そば打ちが気軽に体験できます。もちろん自分が打ったそばをその場で 味わうこともできます。
[編集] 祭事
- 小野田の田植踊り(宮城県指定無形民俗文化財)
- 火伏せの虎舞(宮城県指定無形民俗文化財)
約650年前、春先に大火の多かったこの地域で、中国の故事にならい虎の威を借りて風をしずめ、火伏せを祈願した のが起源。色あざやかな山車とともに町内を練り歩く虎の姿、高屋根に登り、腹いっぱいに風をはらんで立つ虎の姿は 勇壮そのものです。
- 薬莱三輪流神楽(宮城県指定無形民俗文化財)
[編集] 出身有名人
- 河合敏雄(墨絵画家)
- 本間俊一(元衆議院議員、元中新田町長)
- いがらしみきお(漫画家)
- 伊藤宗一郎(元衆議院議長、元防衛庁長官)
- 本間俊太郎(元宮城県知事、元中新田町長)
- 佐々木力(科学史研究者、東京大学教授)