奈良競輪場
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奈良競輪場(ならけいりんじょう)は奈良県奈良市にある競輪場。主な主催は奈良県。実施は近畿自転車競技会。1950年に開設された。
1984年からの2月には記念競輪 (GIII) として「春日賞争覇戦」が行われている。なお2006年2月は初の特別開催である第5回西王座戦を行なったため、記念競輪としては実施せず2日目のシード優秀競走として行なわれた。
2004年7月からA級ツイントーナメントで前半戦「イーストステージ」・後半戦「ウエストステージ」を実施していたが、2005年12月16日をもって終了している。
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[編集] 飛天ちゃん
マスコットキャラクターは「飛天ちゃん」。大胆な自転車の乗り方で優雅に走る姿が愛らしい。 スポーツ新聞に描かれていることもあるほか、奈良交通のバスに描かれたこともある。
勝者投票券購入のためのマークカードなどに描かれている。
また、年に一度、「飛天ちゃん杯金魚すくい大会」があり、奈良県民には大変親しまれている存在である。
なお、時折奈良テレビ放送で奈良競輪場テレビCMが放映されており、飛天ちゃんが登場する。
[編集] バンク
333mを使用している。
選手やファンには「コーナー上にゴールがある」とからかわれる程極端にゴール前の直線が短いバンクで、スピードを維持しやすく又出しやすいので圧倒的に先行・捲り選手有利。後方に置かれると手も足も出なくなるので、展開の移り変わりが激しい。
バンク全体を観客席で囲まれており、建物の合間から風が入り込み渦巻く事がある。長年一般席のみであったが一部を改造し特別観覧席が設置された。面白いのは2コーナーと4コーナーの両方に同じ着順表示板が設置されている。
堅いレースが多いが波乱時の額も大きく、競輪史上最高額配当金である4,760,700円(2006年9月21日第10競走)がでたバンクでもある。
[編集] アクセス
- 開催日は、昼間~夕方にかけて急行が臨時停車する。
- 但し、途中の道がよく渋滞するため、便によっては10~15分かかる場合もある。
近隣に大型ショッピングセンター(ならファミリー)があるため、特に休日には混雑するため、平城駅利用のほうが早いことが多い。 ただ、多くは平日開催なので、バス利用でもさほど時間はかからない。
ただし、場外発売日に関しては平城駅に急行の臨時停車がない為、その場合は各駅停車で平城駅で下車するか西大寺駅からの無料バスの利用となる。
[編集] 蛇足
締切前の音楽が小泉今日子のヤマトナデシコ七変化。
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