学習センター

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学習センター（がくしゅうセンター）

通信制高校の教室。本稿で詳述。
放送大学が各都道府県に設置している学習拠点。
自治体や大学などが設置する社会教育施設。生涯学習センターなど。

学習センター（がくしゅうセンター）とは、通信制高校が、その在校生の学習の利便性を補完するためにターミナル駅近くの通学立地のよい場所に設置された物理的な教室をいう。各通信制高校が学習指導要領に基づいて実施する面接指導（一般にスクーリングと呼ばれる）とは別であることが多い。

面接指導（スクーリング）は学校施設の整った通信制高校もしくはその協力校（他の高等学校・大学・専修学校）でしか実施できない規制があるため、決して立地のよい場所とは限らない。そのため、通信制高校が独自に交通の便のよい立地に学習センターを設置している。

志願者が通信制高校への入学・転学・編入学を検討する際に、どの通信制高校を選択するかは、学習センターの立地と授業スケジュールによって決まることが多い。広域通信制高校は毎年のように増設されているので志願者は最新の情報を入手する必要がある。まず、学習センターの有無を確認し、有ればその場所、そして週の登校日数や設置科目について自分に合った学校を選ぶことになる。自明であるが、通信制高校の選択は学習センターの利便性ばかりでなく、在籍生のカラーや教師の士気といった人的要因が重要である。

通信制大学も年々設置認可が増え、学習センターを設置するようになってきている。