岡山県総合グラウンド陸上競技場
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岡山県総合グラウンド陸上競技場(桃太郎スタジアム)(おかやまけんそうごうグラウンド・りくじょうきょうぎじょう)は、岡山県岡山市いずみ町の岡山県総合グラウンド内にある陸上競技場。球技場としても使用される。サッカー・中国社会人リーグのファジアーノ岡山FCがホームスタジアムのひとつとして使用している。施設は岡山県が所有し、岡山県総合協力事業団が指定管理者として運営管理を行っている。
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[編集] 歴史
当スタジアムは1962年の国民体育大会の開催を記念して建設されたもので、2005年の国民体育大会第60回記念大会「晴れの国おかやま国体」の主会場として使用することを目的に2001年から2年間かけて全面的な改築を開始。トータルデザインは地元岡山市出身のプロダクトデザイナー水戸岡鋭治が担当した。
当初は、近接する岡山武道館建設時に発掘された津島遺跡が1971年に日本の史跡に指定されたため、岡山市古都南方(上道駅と大多羅駅の中間付近)の用地に新競技場を建設する予定であったが、県の財政難で当競技場の改修に計画を変更した経緯がある。
そのため、遺跡を保護する目的で、建物を鉄骨基盤にして軽量化を図った他、遺跡から発掘された調度品と県内のスポーツ選手の資料を集めた展示コーナー「遺跡&スポーツミュージアム」を併設しているユニークなつくりを目指した。また、環境を考慮してスタジアム周辺の樹木も伐採しないでそのまま保存している。また、2008年度に津島遺跡が復元される予定となっている。
スタジアムの愛称は岡山県に伝わる童話にちなみ「桃太郎スタジアム」としている。
Jリーグが開催されることもあり、2006年はヤマザキナビスコカップの予選京都パープルサンガvs大分トリニータ戦と天皇杯5回戦清水エスパルスvsFC東京戦の2試合が開催された。
[編集] 施設概要
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- 陸上用トラック9レーン
- 天然芝ピッチ(Jリーグ公式戦開催実績あり)
- 大型映像装置
- ナイター設備:照明塔2基、メインスタンド庇先端部投光器
- 収容人員:20,000人(コーナースタンドは芝生席)
- 太陽光発電を採用
- 補助グラウンド
[編集] アクセス
- JR岡山駅から
- 岡山駅西口から岡山大学方面へ徒歩約15分。
[編集] 総合グラウンドその他の施設
- 岡山県野球場
- 岡山県総合グラウンド体育館(桃太郎アリーナ)
[編集] 外部リンク
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