徳山大神宮
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徳山大神宮 | |
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所在地 | 北海道松前郡松前町字神明66 |
主祭神 | 天照大御神 豊受大神 |
社格等 | 郷社 |
本殿の様式 | 神明造 |
例祭 | 9月17日 |
主な神事 | 松前神楽 鎮釜湯立神事 |
徳山大神宮(とくやまだいじんぐう)は、北海道松前郡松前町にある神社である。旧社格は郷社。渡島一宮と称される。
[編集] 歴史
創建の年代は不詳であるが、かつて、秋田・津軽の漁民は毎年春になると当地に渡って漁をし、秋に帰っていたが、アイヌからの危難を逃れるために伊勢神宮の大麻(お札)を祀る小祠を建て、「伊勢堂」と称したのに始まると伝えられる。
天正10年(1582年)、領主蛎崎(松前)季広が蔵町(現在の松前町字福山)に遷座して「神明社」と改称し崇敬した。承応元年、松前藩主松前高広が現在地に社殿を造営して遷座し、伊勢神宮から正式に神璽を奉請した。明治8年12月に徳山大神宮に改称し、明治9年10月、郷社に昇格した。大正4年2月、神饌幣帛料供進神社に指定された。
[編集] 祭神
天照大御神・豊受大神を主祭神とする。近隣の47社の合祀により、以下の柱の46神を併せ祀る(同一の神を祀る神社が複数あったため、同じ神が複数柱祀られている)。
- 譽田別命(八幡神)
- 天児屋根命(春日神)
- 宇賀之賣命(稲荷神)
- 武御名方神
- 大國魂命
- 大名持神
- 少彦名神
- 倉稲魂神(稲荷神)
- 猿田彦神
- 大宮女神
- 菅原道真(天神)
- 柿本人麿
- 市杵島姫命(宗像神・弁財天)
- 菅原道眞(天神)
- 菅原道眞(天神)
- 武彦命
- 醫彦命
- 興彦命
- 水波廼女神
- 彦火々出見命
- 手置帆負命
- 彦狭知命
- 倉稲魂命(稲荷神)
- 上筒男命(住吉神)
- 中筒男命(住吉神)
- 底筒男命(住吉神)
- 菅原道真(天神)
- 源為朝
- 級長津彦神
- 級長津姫神
- 大物主神
- 崇徳天皇
- 倉稲魂神(稲荷神)
- 宇迦之御魂命(稲荷神)
- 大山咋神
- 天之御柱神(龍田神)
- 國之御柱神(龍田神)
- 天御中主神
- 髙皇産霊神
- 神皇彦霊神
- 伊弉諾神
- 伊弉冊神
- 松前平治衛門廣峯ノ霊
- 火産霊神
- 経津主命
- 武甕槌命