恩根内駅
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恩根内駅(おんねないえき)は、北海道中川郡美深町字恩根内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅名は、アイヌ語のオンネ・ナイ(大きな/年老いた・川)に由来する。
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[編集] 駅構造
- 1面1線の単式ホームを持つ地上駅。無人駅。かつて国鉄規格の木造駅舎と相対式のホームであったが、1線が撤去された。
- 分割民営化後当初は車掌車を駅舎として使用していたが、現在はモダンな簡易駅舎に建て替わった。
- 駅舎内に男女共用の簡易水洗式便所がある。
[編集] 駅周辺
- 恩根内集落
天塩川と駅の間に恩根内の集落がある。駅裏に国道40号線が通り、駅と国道の間には木工場があった。畑作農家と酪農家が点在している農村。駅の前方約600メートル先に唯一の清涼飲料自販機あり。郵便局、役場出張所、消防署分遣署まで約300メートル。 小学校まで約1キロ。駅前には名士バス「恩根内-美深-名寄」の始発着バス停がある。
[編集] 歴史
- 1911年(明治44年)11月3日 開業。
- 1984年(昭和59年)11月10日 出改札業務廃止(連査閉塞運転要員はそのまま配置)。
- 1986年(昭和61年)11月1日 電子閉塞化の際、無人化。
- 1993年(平成5年)12月 簡易駅舎に改築。