時空の覇者 Sa・Ga3
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ジャンル | RPG |
対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | スクウェア |
発売元 | スクウェア |
人数 | 1人 |
メディア | 2Mbitカセット |
発売日 | 1991年12月13日(日本版) 1993年9月29日(北米版) |
価格 | 4,900円(税込) |
『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』(じくうのはしゃ さがすりー かんけつへん)は、1991年12月13日に、スクウェア(現スクウェア・エニックス)からゲームボーイ (GB) で発売されたロールプレイングゲーム。サガシリーズの1つである。北米版のタイトルは"FINAL FANTASY LEGEND III"で、ファイナルファンタジーシリーズの外伝として扱われている。
サガシリーズは河津秋敏のチームによる作品だが、本作だけは河津たちがロマンシング サ・ガを開発中だったこともあり、スクウェア大阪が開発を担当している。また、スクウェアとしては、ゲームボーイ最後の作品となった。
前作までと異なり、ゲームシステムはファイナルファンタジーシリーズなど、一般的なコンピュータRPGに近くなっている。その一方で、Sa・Ga独自のシステムも意欲的に膨らませようとしたが、ファンの評価は厳しいものが多かった。
Sa・Gaと冠しているタイトルではあるものの、UNLIMITED SaGaの製作発表FLASHでは、冒頭のクレジットにて河津秋敏プレゼンツと表記されていたため、河津作品でない本作に関してタイトルの表記からは除外されていた。
セーブはバッテリーバックアップで、3つまで可能。
目次 |
[編集] ストーリー
昔、ラグナを中心とする異次元の神々がサガ世界に侵攻してきた。サガ世界の神ソールは、戦闘機ステスロスを用いて異次元の神々を封印し、サガ世界の平和を守った。戦闘機ステスロスは神殿に封印され、パーツは世界各地にちりばめられた。
それから長い年月を経て、異次元の神々は封印を脱し、サガ世界への移住を目的に再度侵攻を試み始めた。彼らはサガ世界の上空に異次元と繋がる巨大な水瓶を出現させ、異次元の魔物と大量の水を送り込んだ。そのため、世界の殆どが沈没し、残りの世界も魔物の攻撃を受け、サガ世界は滅亡の直前に追い込まれた(「滅びの未来」)。サガ世界のボラージュは世界を救うべく、幼児であったデューン・ミルフィー・ポルナレフの3人を、タイムマシンを使ってまだ深刻なダメージを受けていない時代の人間ギルに預け、救世主として育てるよう要請した。
成長したデューンたち3人とギルの孫娘シリューは、異次元の神々に対抗するにはステスロスが不可欠であることを知り、過去・現在・未来を時間移動してパーツを集めることとなった。
[編集] システム
[編集] 前作からの大きな変更点
前作・前々作で見られた、サガシリーズ独自のシステムをいくつか廃止している。
- 前作までの熟練度レベルアップ制(戦闘時の行動によって随時能力が変わるシステム)を廃し、経験値レベルアップ制を導入した。
- 前作までの武器や盾の使用回数制を廃止した(爆弾系の武器を除く)。
- 前作までの魔法の使用回数制を廃し、MP制を導入した。
- 前作までは、能力・魔法・アイテムが「のうりょく」として1つにまとめられていたが、それぞれ別カテゴリに分けられた
- 装備できる武器や盾の数が一つに制限された。
- AI型戦闘システムの「おまかせ」を導入した。
- 前作で導入された、町の人々の会話を自動記録する「メモ」が廃止された。
[編集] その他の変更点
これらについては、ロマンシングサガ以降のシリーズでも取り入れられている。ただ、これらの多くはゲームをより快適に遊ぶための基本的なシステム変更であり、偶然の一致に近いだろう。
- 主人公や初めから加わる(NPCではない)仲間達に初めて名前が用意され、自分が一から名前を決めることはなくなった。もちろん、名前の変更は可能。
- 前作までは戦闘中、コマンド対象の敵または味方が倒れると空振りとなったが、本作では残りの敵または味方に自動的に割り振られるようになった(オートターゲット)。
- 主人公等の名前入力に可能な文字数が、4文字から6文字に増やされた。
[編集] 種族変化
本作は、人間2名・エスパー2名のパーティ制を採用した。しかし、戦闘終了時に敵の落とす肉を食べたり、敵の落としたパーツを取り付けたりすることで別の種族に変身できる。
[編集] 種族の種類
- 人間・エスパー
- 経験値レベルアップにより成長する。人間とエスパー両者ともに武器と魔法を使用できる(人間は武器が得意、エスパーは魔法が得意と違いはある)。特殊能力は使えない。
- 獣人
- 経験値レベルアップにより成長する。能力は変身した獣人のステータスに準拠する。武器・魔法・特殊能力のいずれも使用できる。素手と技系統の武器が得意。
- モンスター
- レベルアップしても成長しない。武器及び防具は使用できないが、魔法と特殊能力を使用できる。
- サイボーグ
- レベルアップしても成長しない。前作のメカと同様に武器および防具を装備することによって能力値が上昇する。武器・魔法・特殊能力のいずれも使用できる。
- ロボット
- レベルアップしても成長しない。「エネルギーP」などのパーツを加えて成長する。武器・特殊能力は使えるが、魔法は使えない。
[編集] 変化の方法
各種族には、それぞれ「火」「水」「土」「風」の属性が設定されており、人間・エスパー以外の種族は、(1)肉やパーツを食べた時点のレベル(2)食べる前の属性(3)食べる肉やパーツの属性の3要因から、自動的にどのモンスター・サイボーグ・獣人・ロボに変身するか決定される。現在のものから変身しない食べ合わせの場合にはHPが回復する。
- モンスターの肉を食べる
- ロボットはサイボーグに、サイボーグは人間・エスパーに、人間・エスパーは獣人に、獣人はモンスターに、モンスターは別のモンスターに変身する。モンスターは変身しない時もあり、その場合はHP・MPが回復する。これは他の種族でも同じ。
- 獣人の肉を食べる
- ロボットはサイボーグに、サイボーグは人間・エスパーに、人間・エスパー・モンスターは獣人に、獣人は別の獣人に変身する(しない場合はHP・MPが回復)。
- ロボットのパーツを取り付ける
- モンスターは獣人に、獣人は人間・エスパーに、人間・エスパーはサイボーグに、サイボーグはロボットに、ロボットは別のロボットに変身する(しない場合はHPが回復)。
- サイボーグのパーツを取り付ける
- モンスターは獣人に、獣人は人間・エスパーに、人間・エスパー・ロボットはサイボーグに、サイボーグは別のサイボーグに変身する(しない場合はHP・MPが回復)。
- ステスロス内部の浄化マシンを使用する
- モンスターは獣人に、獣人・サイボーグは人間・エスパーに、ロボットはサイボーグに変身する。人間・エスパーは変化しない。
[編集] 魔法
魔法は大きく「黒魔法(攻撃魔法中心)」「白魔法(回復魔法中心)」「古魔法(攻撃・回復の両方)」の3種類に分けられ、さらにそれぞれ8段階のレベルに分けられている。黒・白・古をあわせて各レベル6つの魔法が存在するが、1レベルごとに1人3つまでしか覚えられない。
[編集] 魔法の入手方法
- 町の魔法屋で購入する(黒魔法・白魔法・低レベルの古魔法)
- イベントで入手する(ムオン・サモン・メタモルなど)
- 異次元世界の魔導士シャルルに魔法石を預けて、魔法を作ってもらう(古魔法に多い)
[編集] ステスロス
昔、ソール神が異次元の神々と戦った際に使った戦闘機である(デザインはステルス戦闘機として有名なF-117 ナイトホークをモデルとしている。ゲーム開発当時の1991年は湾岸戦争ということもあり、そこでの活躍がクローズアップされた。)。ゲーム前半では過去世界・未来世界にワープするためにタイムマシンとして使う。異次元世界に舞台を移したゲーム後半では移動手段となる。1号機と2号機があり、実は人工知能に人間の脳(2号機はデューンの父のもの)が使われている。
[編集] ステスロスのパーツ
ステスロスの武器やワープ機能などである。昔、ソールが異次元の神々を倒した後、パーツを世界のあちこちに分散した。ゲーム序盤はステスロスのパーツを集める旅となる。滞在している世界・時代で未回収のパーツの数は、序盤に入手する「レーダー」で確認できる。
- 武器
- ステスロス飛行時に敵と遭遇したとき、ステスロスが先制攻撃を加える。ステスロスで倒せなかった場合、敵は船内にワープする。
- エンジン
- ステスロスを動かすのに必要不可欠である。上位のエンジンを保有していれば、下位のエンジンを選択していても海もしくは山を飛行できる(エンジン選択はスピード調整に使える)
- 駆動エンジン
- 平地のみを飛行できるエンジンである。
- ホバーエンジン
- 平地と海を飛行できるエンジンである。スピードは駆動エンジンより速い。
- 飛行エンジン
- 平地・海・山を飛行できるエンジンである。スピードは最も速い。
- ワープ
- 別の時代もしくは別の世界にワープするときに用いる
- 過去ワープ
- サガ世界の過去と現在を相互にワープできる。未来にいるときには使えない。
- 未来ワープ
- サガ世界の現在と未来を相互にワープできる。過去にいるときには使えない。
- 異次元ワープ
- サガ世界から異次元世界にワープできる。サガ世界のどの時代にいても使用できるが、一度使うと壊れてしまうので、異次元世界からサガ世界には戻れない。
- オプション
-
- カプセルホテル
- HP・MPを回復するために使う。
- 浄化マシン
- 種族変化に用いる(先頭の人物が、人間やエスパーに一段階戻る方向へ変化する)
[編集] 世界
世界は大きくサガ世界と異次元世界に分かれる。サガ世界はソール神が作った世界で、異次元世界にはラグナを中心とした神々がいる。
サガ世界は過去・現在・未来の3つの世界に分かれる。水瓶が吐き出す大量の水の影響を受け、未来に行けば行くほど陸地面積が狭くなる。それぞれの時代ともに陸上のほか、海底にも行くことができる。それぞれの時代の空中には、ソール神の住む浮遊大陸が公転している。
異次元世界は、地上と地下に分かれる。地上世界は人間が神々に脅かされて生活している世界で、地下世界はラグナ神に忠誠を誓うモズマ族の住む世界である。
異次元世界の神々のデザインや、人間がサハギン化する伝染病の設定などにはクトゥルフ神話の影響が窺える。
通貨単位は前作までと同様「ケロ」で、どの世界でも共通。
[編集] サガ世界の町
- 神殿(過去・現在・未来)
- ステスロスが封印されている。ストーリー前半では、封印中のステスロスから過去や未来にワープして冒険を進める。
- ダームの町(現在・未来)
- 長老ギルが神殿近くに作った町である。滅びの未来から送り込まれたデューンたち3人はこの町で育てられる。バトルシステムが設置されており、初期のレベルアップに便利である。過去世界には、長老ギルがまだ町を作る前の時代ゆえに、まだ町はない。町が沈没した未来世界では、別の場所に町が移されている。
- イレムの町(過去・現在・未来)
- 西の大陸の洞窟につくられた町である。過去世界ではおおばばさまが、現在世界と未来世界ではクロノスが町の指導者となり、魔物の攻撃から町を守っている。町の宿には温泉があり、ステータス治療ができる。
- レイの町(過去)
- 人間がサハギンの姿になってしまう伝染病が蔓延している。現在世界では、その病気のせいで町は滅んだ。
- ムーの町(過去・現在・未来)
- 海底の町。現代世界以後、レイの町と同じように伝染病が蔓延する。未来世界では身も心もサハギンと化し、デューンたちが話しかけると戦闘状態になる。メタモルの魔法でサハギンに変身することで話すことが可能になる。名前の由来は海底に沈んだとされる伝説上の大陸「ムー大陸」から。
- バイパーの町(未来)
- 異次元からの侵略に対抗する革命軍の本部がある。近未来型のかなり大きな町で、デパートも設置されている。
- ヤディスの村
- 浮遊大陸の村である。村の中央には大きな橋がかかっており、その下には雲の海が見える。
[編集] 異次元世界の町
- ダリウスの町
- 異次元世界でデューンたちが最初に訪れる町。港町だが、海が荒れているせいで定期船は出航されていない。
- ハーミットの村
- 異次元の神の1人フェンリルによって、村人が昏睡状態に陥っている。
- キナイアの町
- この町も港町である。デパートや専門店街が立ち並ぶ、異次元世界で最も商売が盛んな町。名前の由来は「商い(あきない)」から。
- ステスロスの町
- デューンたちよりも先に異次元世界にワープしてきた革命軍のメンバーが作った、前線基地である。
- ザカリオンの町
- 聖剣エクスカリバーが埋まっている。剣を手にいれようとする者や、彼ら相手に商売をする者が作りあげた町である。
- クラウドの町
- 名前のとおり、雲(クラウド)の上に作られた町である。王様はサガ世界のイレムの町で生まれた。
- ポートルの町
- 地下世界への入り口のある町。地下世界へは通行証がないと通らせてもらえない。名前の由来はパスポートに由来すると思われる。
- モズマの町
- 地下世界の町である。ラグナに忠誠を誓った種族の町ゆえに、デューンたちが話しかけると戦闘状態になる。メタモルの魔法で変身することで話すことが可能になる。
- コマンドの町
- 地上世界の結界内部の町である。ラグナの居城に近く異種族も多いが、デューンたちに親和的である。前作の主人公一家と思しき3人の姿を見ることが出来る。
[編集] 登場人物
[編集] 主人公たち
- デューン
- 救世主として滅びの未来から長老ギルに預けられた人間。名前入力時の説明は「しゅじんこう」。異次元の神々からサガ世界を守るために旅に出る。攻撃とHPが高いが、魔力とMPは低い。
- ポルナレフ
- デューンとともに滅びの未来から預けられたエスパーの男。名前入力時の説明は「おとこともだち」。最後まで行動を共にするが、台詞が全くない。攻撃魔法が得意とされるが、ゲーム中ではミルフィーより実は劣る。素早さ、魔力が高い。
- ミルフィー
- 同じく滅びの未来から預けられたエスパーの女。名前入力時の説明は「おんなともだち」。やはり、台詞がない。治癒魔法の才能があるというが、ゲーム上では他のキャラクターと効果に差はない。魔力、MPが高いが、HPは最も低い。
- シリュー
- 長老ギルの孫娘でデューンの恋人。名前入力時の説明は「すきなじょせい」。武道の心得があり、デューンのことが心配で3人と一緒に旅に出る。攻撃はそこそこだが、デューンより素早いため実戦では彼女が有利。
[編集] シナリオキャラクター
一時的にパーティに加わるメンバーである。
- メルローズ
- 主人公の兄貴分で、3人を戦士として育てた人物。実戦型シミュレーター「バトルトレーナー」を自作(勝つと経験値だけではなく、ケロも入手できる。エンディングにてバトルトレーナー2として改造され、対戦相手がボスキャラの異次元の神々に変更されていることがスタッフロールで確認できる)。過去世界に旅立つまでパーティに加わる。未来世界では革命軍に参加。
- フレイヤ
- イレムの町(過去)に住む女の子。身なりは武道家に見えるが実はエスパー。ドグラに誘拐される。現在世界に戻ったところで、長老ギルに預けられる。
- ディオール
- 現在世界で長老ギルに育てられた孤児の少年。デューンたちの弟分。未来世界では革命軍のリーダーとなる。異次元世界に行ったところでパーティと別れるが、地下世界に行く直前で合流する。後にバリア装置を破壊するため、自爆死したかと思われたが…。 発売前の記事や「Sa・Ga音楽集」の紹介文によると、途中でサイボーグ化する没設定があったとの事。
- ネメシス
- ディオール同様、ギルに育てられた孤児の少女。未来世界では革命軍に参加するが、異次元の神フェンリルに拉致されてしまう。フェンリルを倒したところで仲間になる。地下世界に行く直前で、ディオールと入れ替わりパーティからはずれる。武器はまさかりだが、公式イラストがシスター姿のためネタにされる。実は異次元世界にある町ザカリオンに突き刺さっている聖剣エクスカリバーを抜くことの出来る「額に真紅の痣を持つ少女」である。異次元へ拉致され、フェンリルの下で監禁される羽目に陥ったのもこの為。
- ボラージュ
- 主人公たち3人を長老ギルに預けたエスパー。革命軍に協力するが、メンバーかどうかは不明。ディオールの自爆後最後までパーティに加わる。能力はほぼ最高に近く、クールだが非情ではない。
[編集] その他のキャラクター
- 長老ギル
- ボラージュから3人の赤ん坊を授かり育てた。未来世界では既に故人となっている。
- クロノス
- イレムの町の現在世界・未来世界の中心人物。過去世界ではまだ子供にすぎない。
- おおばばさま
- クロノスの祖母で、過去のイレムの町の中心人物。現在世界では魔法屋を経営している。未来世界でデューンたちは臨終を看取ることになる。
- クエーサー博士
- ステスロス研究家で、ソール神の作ったステスロスを複製し、ステスロス2号機を作った。
- ボルフェス
- 一度死んだ人間を細胞から生き返らせることのできる、バイオ研究専門の博士。
- バルザイ
- かつてソール神とともにステスロスに搭乗した賢者。
- シャルル
- ステスロス乗組員の一人。魔法石から古魔法を作りだす能力を持っている。
- マサムネ
- ステスロス乗組員の一人。魔法石から武器を作り出したり、呪われた武器を聖剣に鍛えなおしたりする能力を持っている。
- ズカウバ
- ステスロス乗組員の一人。魔法石から防具を作り出す能力を持っている。
- ジュピター
- デューンの父。フェンリル神に殺され、その頭脳がステスロス2号機に組み込まれた。
- ソール
- サガ世界の神。異次元の神々に拉致され、ラグナ神に取り込まれてしまう。
[編集] 異次元の神々たち
- ドグラ
- サガ世界の過去世界に侵入した異次元の魔物。フレイヤを誘拐した。寄生虫の様な姿。
- アシュラ
- サガ世界の現在世界に侵入した異次元の魔物。前々作品では四天王を束ねる存在、前作では第二世界の神だったが、今回は四天王の一人とシリーズを重ねる事に格が落ちていった。ちなみに本作でのアシュラの戦闘能力もシリーズ最低となっている。
- カオス
- サガ世界の現在世界に侵入した異次元の魔物。海底に城をもうけた。岩の巨人の様な姿。
- ミロク
- サガ世界の浮遊大陸に侵入した異次元の魔物。拉致したソール神にかわって、浮遊大陸を占拠している。女性の様な姿。
- フェンリル
- 異次元世界にいる神の一人。ネメシスを誘拐したり、ハーミットの村人を昏睡状態に陥れたりした。無眼で四腕の狼人間の様な姿。
- ベリアル
- 異次元世界にいる神の一人。ステスロス乗組員の賢者バルザイを殺そうとしている。口が多数付いた人魂の様な姿。
- パゴス
- 異次元世界にいる神の一人。既に死んでおり、自分を成仏させる事の出来る者を待ち望んでいる。顎が二重になった恐竜の様な姿。
- ボルボック
- 異次元世界にいる神の一人。ラグナ城を守るための結界発生装置の番をしている。複数の髑髏が融合した様な姿。
- ティール
- 異次元世界のラグナ城にいる神の一人。ラグナの玉座へつながる道の最終門番の役割を果たしている。頭の尖った有翼の怪人の姿。
- ラグナ
- サガ世界への侵略を仕掛けた、異次元世界の最高神。ソール神と融合して巨大な力を持ち、サガ世界を滅ぼそうとしている。