東遊園地
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東遊園地(ひがしゆうえんち)は、兵庫県神戸市中央区加納町6丁目にある都市公園。神戸市役所の南、フラワーロードの西に広がる。神戸市が管理する。
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[編集] 概要
1868年に外国人居留遊園の名称で開園した日本で最初の西洋式公園である。開園当時は外国人専用であった。公園内には、ボウリング発祥の地の碑・近代洋服発祥地の碑などの各種の記念碑がある。
また、慰霊と復興のモニュメント・1.17希望の灯りといった阪神・淡路大震災関連のモニュメントも、公園内にある。毎年1月17日におこなわれる阪神・淡路大震災の追悼行事では、主要会場のひとつとなっている。また、毎年12月におこなわれる光の祭典「神戸ルミナリエ」では、東遊園地のグラウンドが終端の会場となっている。
なお東遊園地の「遊園地」の名称だが、今日の日本語での一般的な遊園地の意味とは異なり、「公園」と同義で使われている。
[編集] 歴史
歴史的には旧居留地の開設に伴い、外国人専用の運動公園として開設された。園内のグラウンドで外国人らが野球、ラグビー、サッカー、ボウリングなどのスポーツを行ったことで、日本にそれらのスポーツが広まるきっかけとなった。
この公園の名称については当初より「内外人公園」など様々な呼び方がされていたが、1922年に「東遊園地」と呼ばれるようになった。旧居留地の東に位置することが名称の由来となっている。
[編集] 交通アクセス
[編集] 関連項目
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