松尾寺駅
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松尾寺駅(まつのおでらえき)は、京都府舞鶴市字吉坂にある西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線の駅。
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[編集] 駅構造
- 1面1線の無人駅。
- 急行「わかさ」が走っていた頃には上下列車の交換が行われていたが、1999年10月2日のダイヤ改正で駅での上下列車の交換が無くなり閉塞区間分割の機能のみになった。その後小浜線電化工事の際に信号機やポイントを撤去し棒線駅になった。同時にホームのかさ上げも行われた。
- 現駅舎は、1922年開業当時のままのものである。
[編集] 運転形態と利用状況
西国三十三箇所第29番札所の松尾寺にちなんだ駅名であるが、寺が山頂にあるため約徒歩40分ほどかかるため、参拝客のほとんどは、自家用車か、またはJR東舞鶴駅から路線バス・タクシーで寺へ向かう。このため、当駅からの参拝客は少なめである。普通列車のみ13往復が運転されており、多客期には特急まいづるが運行されるが当駅には停車しない。1日あたりの乗降客数は76人(2000年)。
[編集] 駅周辺
- 国道27号
- 京都府道563号松尾寺停車場線
- 京都府道564号松尾吉坂線
- 松尾寺(西国三十三箇所第29番札所)へは東北へ約3km。
- 青葉山
- 金剛院へは西南に約1.5km。
- ローソン舞鶴吉坂店
[編集] 利用状況
平成15年度の1日あたりの乗車人員は約49人(京都府統計書より)。
[編集] 歴史
- 1922年(大正11年)12月20日 - 小浜線若狭高浜駅~東舞鶴駅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1986年(昭和61年)11月 - 無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 貨物列車の設定が廃止される。
- 1999年(平成11年)4月1日 - JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止される。