神奈川県立相模原球場
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神奈川県立相模原球場 | |
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Sagamihara Baseball Stadium | |
施設統計 | |
所在地 | 神奈川県相模原市弥栄3-1-6(淵野辺公園内) |
開場 | 1986年 |
所有者 | 神奈川県 |
管理・運用者 | 相模原市都市整備公社(指定管理者) |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:6基 |
設計者 | |
使用チーム、大会 | |
収容能力 | |
16,064人 | |
規模 | |
グラウンド面積:14,600m² 両翼:95 m、中堅:120 m |
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フェンスの高さ | |
m |
神奈川県立相模原球場(かながわけんりつ さがみはらきゅうじょう)は、神奈川県相模原市の淵野辺公園内にある野球場。施設は神奈川県が所有し、相模原市の外郭団体である相模原市都市整備公社が指定管理者として運営管理にあたっている。
目次 |
[編集] 歴史
1986年9月30日開場。以来、高校野球・大学野球などアマチュア野球公式戦が開催されている他、プロ野球では主にファームの試合が開催されている。
以前、日本ハムファイターズの二軍は、老朽化し観覧設備のない日本ハム球団多摩川グランドでイースタン・リーグ公式戦を開催していたが、合宿所からは近いものの試合運営や観客サービスの低下など問題が生じたため、1992年から主催公式戦を相模原球場で行うようになり、1996年まで本拠地として使用。しかし1997年、日本ハムは千葉県鎌ケ谷市にファイターズスタジアムなど球団施設を完成させ、それに伴い相模原からは実質撤退した。この後、横浜ベイスターズの二軍(現湘南シーレックス)が主催公式戦を年間数試合開催するようになった。
また1994年にはジュニア日本選手権・読売ジャイアンツ対オリックス・ブルーウェーブ戦が、1997年にはジュニアオールスターゲームが開催された。
プロ野球の一軍公式戦が行われたケースは稀で、横浜ベイスターズが1998年9月8日の対ヤクルトスワローズ戦を主催したのが初。この他、オープン戦を数回開催したことがある。しかし開催はいずれも不定期で、またことごとく悪天候に見舞われる上、元々暗渠の状態が悪くフィールドの水捌けの悪さに苛まされるケースが多々ある。とりわけ2001年6月に開催する予定だった広島東洋カープ戦は、当日朝から降り続いた雨が試合開始1時間前に止んだものの、水捌けが悪いのが仇となり、結局グラウンドコンディション不良のため中止となった。これ以後、相模原球場での一軍公式戦は2002年に2試合組まれたのを最後に組まれていなかったが、2007年5月30日、5年ぶりの公式戦としてセ・パ交流戦・横浜ベイスターズ対北海道日本ハムファイターズ戦が予定されている。
なお、大学野球では主に神奈川大学野球連盟や首都大学野球連盟が公式戦を行っている。
この球場ではジェット風船を飛ばすことが禁じられている。外野スタンド後方は住宅地で高校も立地していることから、これらに風船が入り込むのを予防するための措置であるといわれている。
[編集] 主なエピソード
- 2004年10月2日、相模原市出身のバンド・キンモクセイの凱旋ライブが行われた。
- 球場開場後初のプロ野球オープン戦の大洋×南海戦で、地元出身(渕野辺高→相模原市役所)大洋の高木由一選手が、こけら落としの本塁打を放った。
[編集] 施設概要
- グラウンド面積:14,600m2
- 両翼:95m、中堅:120m
- 収容人員:16,064人(内野・座席、外野・芝生席)
- スコアボード:得点部=電光式、その他=パネル式
- スコアボードの右側にアメリカンフットボール式の得点表示部分(得点部・時間表示部=電光式、チーム名表示部=パネル式)があり、過去には関東学生アメリカンフットボール連盟の下部リーグの試合が行われたことがある。
- 照明設備:6基
[編集] 交通
[編集] 関連項目
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