華 (松本孝弘)
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華 | ||
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松本孝弘 の アルバム | ||
リリース | 2002年2月27日(日本盤) 2003年2月25日(米国盤) |
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ジャンル | J-POP | |
時間 | 46分37秒 (日本版) 50分19秒 (米国版) |
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レーベル | Rooms RECORDS(日本版) Favored Nations(米国版) |
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プロデュース | 松本孝弘 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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松本孝弘 年表 | ||
KNOCKIN'“T”AROUND (1999年) |
DRAGON FROM THE WEST 華 (2002年) |
THE HIT PARADE (2003年) |
華(はな)は、日本のロックグループB'zのギタリスト、松本孝弘が2002年2月27日にRooms RECORDSからリリースした、5枚目のオリジナルアルバムである。また2003年2月25日にギタリストスティーヴ・ヴァイ率いるレーベルFavored Nationsより、ボーナストラックとしてTrinityと恋歌のPVを収録した米国版が発売された。
目次 |
[編集] 内容
「DRAGON FROM THE WEST」と同時発売された「音楽家 松本孝弘」名義のギターインストゥルメンタルアルバム。インストアルバムとしては「Wanna Go Home」以来10年ぶりの作品。
メロウな楽曲を中心に構成。海外でレコーディングする機会が多くなったことにより、自分が「東洋人」であることを意識し始めたいう。加えて2001年のB'zの台湾・香港公演の影響も大きかったと語る。「今まで僕たちとか僕の音楽を聴いていない人にも聴いてもらいたい」という思いもあるとか。
当時、松本は自身の最高傑作と発言。元メガデスのマーティ・フリードマンは「自分が日本で来てギターで表現したかったことがすべて詰まっている」と今作を大絶賛した。B'zで一緒に仕事をする他の外国人からも「TAKらしい」と評判が高い。
アルバムタイトルは「華のある人になりたい」という想いから。
[編集] 売り上げ
最高位4位、初動売上8万枚。「DRAGON FROM THE WEST」とともにオリコントップ5に2作同時ランクインはインストゥルメンタルアルバムとして初の快挙だった。
[編集] 収録曲
()内は欧米版のタイトル
- 恋歌(Koi-Uta)
- 本作の核となるナンバー。二胡奏者のチェン・ミンと共演した。『ミュージックステーション』で「#1090 [千夢一夜]」ともに生演奏で披露、本番組にインストの出演者として初めて出演した。「B'z LIVE-GYM 2002 GREEN~GO★FIGHT★WIN~」でも披露。
- #1090 [千夢一夜](#1090 - Asian Sun)
- 2nd Single「#1090 ~Thousand Dreams~」のリメイク。「B'z LIVE-GYM 2001 ELEVEN」でスローバージョンで披露したものがもとになっている。松本曰く「これがこの曲本来の姿」と語る。スティーヴ・ヴァイがミックスを担当している。2002年3月よりテレビ朝日系『ミュージックステーション』エンディングテーマとなっている。なお曲の最初の語りもヴァイによるものである。
- 華(Hana)
- アルバムのタイトル。「恋歌」同様チェン・ミンと共演したタイトルナンバー。アルバムカラーを象徴するオリエンタルなメロディー。「B'z LIVE-GYM 2003 BIG MACHINE」で演奏された。
- 街(Machi)
- 七緒香に提供した同名タイトルのセルフカバー。2005年の青山学院大学で行われたソロライブでも披露された。
- 御堂筋BLUE(Midousuji Blue)
- 朱 ~朝焼け~(Red Sky)
- 前曲同様関西ブルース色が強い。松本が大阪で感じるイメージとのこと。松本お得意の泣きのギターが堪能できる。
- Little Wing
- ジミ・ヘンドリックスのカバー。松本自身もB'zのライブなどでボーカル付きで演奏していた。アルバム「IN THE WEST」収録のライヴ版を参考にしたと語っている。
- Romeo & Juliet
- 同名映画のカバー曲。元々はオムニバスアルバム「Guitar Monster vol.2」に収録されていたがスティーヴ・ヴァイによるりミックスヴァージョンとして収録した。「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 FIREBALL」でも演奏された。
- hallelujah
- わずか1分15秒ほどの小曲。賛美歌をイメージしたもので一度やってみたかったらしい。
- ENGAGED
- You know....
- 七緒香に提供した「アノヒト」のセルフカバー。原曲とは雰囲気や展開が異なる。
- 2011
- アナログ・ディスクのスクラッチ・ノイズに乗せ独特の雰囲気が出ている。タイトルは稲葉浩志が命名した。意味は曲を聴いて「10年後の松本孝弘」をイメージしたからだとか。
[編集] 参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター、全曲作曲、編曲
- TAKURO:作曲(#10)
- スティーヴ・ヴァイ:ミックス(#2.8)
- 山木秀夫:ドラム(#3.5.6)
- 徳永暁人:ベース(#2.4.7.10.11)、編曲(#1.2.4.7.9-11)
- バカボン鈴木:ベース(#3.5.6)
- 和泉宏隆:アコースティック・ピアノ(#2)
- 小野塚晃:アコースティック・ピアノ(#3.6.7.8.11)・エレクトリック・ピアノ(#4)・ハモンド(#5)
- t2o:編曲(#1.5)
- 池田大介:編曲(#3.6.8)
- 篠崎STRINGS:ストリングス(#1.4-6)
- 目白STRINGS:ストリングス(#8)
- ふるかわ魔法:コーラス(#1)
- 宇徳敬子:コーラス(#9)
- LIOU CHIN-LING:ボイス(#2)
- チェン・ミン:二胡(#1.3)
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