鹿児島工業高等専門学校

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鹿児島工業高等専門学校（こくりつかごしまこうぎょうこうとうせんもんがっこう）は、鹿児島県霧島市隼人町にある高等専門学校である。通称鹿児島高専。地元では所在地から隼人高専と呼ぶ人もいる。

[編集] 沿革

1963年 4月1日　鹿児島工業高等専門学校設置（機械工学科、電気工学科）
1967年4月1日　土木工学科設置
1986年4月1日　情報工学科設置
2000年4月1日　専攻科設置（機械・電子システム工学専攻、電気情報システム工学専攻、土木工学専攻）
2003年4月1日　電気工学科を電気電子工学科に改称
2004年4月1日　独立行政法人国立高等専門学校機構として発足
2004年5月10日　専攻科が日本技術者教育認定機構(JABEE)から認定を受ける

[編集] 設置学科

[編集] 学科

機械工学科
電気電子工学科
電子制御工学科
情報工学科
土木工学科

[編集] 専攻科

機械・電子システム工学専攻
電気情報システム工学専攻
土木工学専攻

[編集] 制服

1～3年は制服。男子は学生服（学ラン）。襟の部分に校章と科章(M,E,C,I,S)。女子はブレザー。

（2005年より、1～3年生でも私服可能になったが、教員からの評判はあまりよくない。）

4、5年は私服も可。服装にはあまり厳しくない。

[編集] 成績

成績は全学年優(100～80)、良(79～70)、可(69～60)、不可(59～0)で評価。各学年毎に進級に必要な単位が設定されている。
逸話として3年から4年に進級要件ギリギリで進級した学生が、4年時に全単位を取得できても4年から5学年に進級できない場合があった。

[編集] 通学

3年からはバイク通学ができる。自動車免許等は自由に取得できる。ほどんどの学生は学校周辺にある国分隼人自動車学校で免許を取得する。駐車場の関係から自動車通学は許可制で、認められるのは5年生のみ。

[編集] 寮生活

1年生の男子は基本的に全寮制。ただし、健康上の理由などが認められた場合は自宅からの通学も可（滅多に認められない）。2～5年及び女子は希望者のみ入寮。

平日は朝7時にグラウンドでラジオ体操をする。学校のある時間は寮舎内への立ち入りが出来ない。20～23時の間は自習時間として自室で勉強をしなければならない（教官が巡回する）。定期的に点呼が行われ所在を確認される。土日祝日は自由に過ごせる。

食事は寮食が提供される。湯沸かし室はあるが、自炊をする施設ではない。なお、留学生のみ自炊を出来るように用意されている（一般学生は使用不可）。

[編集] イベント

高専祭は文化祭と体育祭の両方を行う数少ない高専である。

体育祭は目玉として応援団と櫓絵が有名で、多くの周辺住民も見学に来る。応援団は、学科対抗で演舞を行う。学科毎に伝統の型が存在しその優雅さを競い合う。

櫓絵は15m×15mの巨大な絵を学科で対抗して作成し絵の出来映えを競い合う。この絵は二枚描かれ、午前と午後で別々なモノが展示される。主として応援団に参加しない学生（女子や当日運営に関わる者など)によって制作される。絵だけでなく、展示する櫓台も学生が制作する（土木系の教官・学生指導の下）。

そのほか、クラスマッチや、寮でのイベントが存在する。

[編集] アクセス

JR隼人駅から2km、徒歩で25分
県道473号線林田バス隼人中前から徒歩で3分
国道10号線浜之市本町バス停から徒歩で8分

[編集] 施設

普通教室棟
一般科目棟
共通棟
機械工学科棟
機械工場
機械実習棟
機械土木工学科棟
土木工学科棟
電子制御工学科棟
電気電子工学科棟　　
情報工学科棟
情報教育システムセンター
地域共同テクノセンター
専攻科棟
図書館
福利施設
男子志学寮
女子志学寮
武道場
第一体育館
第二体育館

[編集] 著名な卒業生

上川徹 - サッカー審判員（3年終了後、東海大学へ進学）

[編集] 関連項目

[編集] 外部データ

国立鹿児島高専 KNCT　ホームページ

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公立高専（国立を除く）
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私立高専
金沢工業高専 \| 近畿大学工業高専 \| サレジオ工業高専

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