鹿島田
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鹿島田(かしまだ)とは、神奈川県川崎市幸区にある地域である。郵便番号は212-0058である。
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[編集] 歴史
- 1889年 橘樹郡南加瀬村が鹿島田村、小倉村、矢上村、駒林村、駒ケ橋村、箕輪村と合併して日吉村が成立。その大字となる。
- 1927年 南武鉄道(現在のJR東日本南武線)が開通。字田尻に鹿島田駅が設置される。
- 1929年 品鶴線(貨物線)開通。新鶴見操車場が完成。
- 1937年 日吉村が川崎市と横浜市に分割編入される。大字鹿島田は川崎市となる。
- 1969年 大字北加瀬・苅宿と共に三菱ふそうトラック・バス(当時三菱重工業)の工場敷地(字上通り・関西・西耕地・下田向・宮城野の各一部)を分離して大倉町を設置。
- 1972年4月1日 川崎市が政令指定都市に昇格し、新設された幸区の大字となる。
- 1980年 字向嶋の新鶴見操車場の隣接地に、品鶴線を旅客化した横須賀線の新川崎駅が開設される。
[編集] 鹿島田大神社
字宮城野に立地する。主祭神は鹿島大神(武甕槌神)香取大神(経津主神)。本地佛は釈迦座像。鹿島田幼稚園を併設。創建は鎌倉時代とされる。元々は現在の新川崎駅ホーム北端に位置する場所に小高い丘があり、そこに鹿島神社があったが、新鶴見操車場の敷地となり、建設工事のため現在地に移設された。毎年十月初旬には鹿島大神祭りが行われる。なお、「鹿島田」の名称はこの鹿島神社に寄進する神田に由来する。
[編集] 地理
南武線鹿島田駅と横須賀線新川崎駅があり、駅周辺は商業地域であるが、それ以外は住宅地である。
[編集] 隣接地域
[編集] 交通
[編集] 鉄道
南武線鹿島田駅ならびに横須賀線新川崎駅がある。
[編集] 路線バス
- 川崎市バス 新川崎駅のみ乗り入れる。川崎駅西口より正教寺前・塚越・東小倉を経て新川崎駅に乗り入れ、夢見ヶ崎動物公園前・江川町・小倉下町を経由した後再び新川崎駅に乗り入れる。以降はもと来た経路に合流しそのまま川崎駅西口へ至る循環系統である。
- 臨港バス 新川崎駅・鹿島田駅の両方に乗り入れる。川崎駅西口から正教寺前・塚越・明治橋を経て鹿島田駅に乗り入れる。(手前の鹿島田駅入口で折り返す系統もある。)続いて新川崎駅に乗り入れ、鹿島田陸橋から北加瀬・木月四丁目・元住吉・三菱自動車前を経て北加瀬でもと来た経路に合流し、新川崎駅・鹿島田駅と乗り入れた後往路と別れ下平間に向かい、明治橋で再度往路と合流しそのまま川崎駅西口へ至る循環系統である。
- 東急バス 府中街道上を運行し、両駅には乗り入れない。川崎駅と溝の口駅・川崎市民ミュージアム間を結ぶ。東急バスの鹿島田バス停は鹿島田駅から離れた場所にある。
[編集] 道路
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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