Mirror (堂本光一)
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堂本光一 の アルバム | ||
リリース | 2006年9月13日 | |
録音 | - | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 56分58秒 (初回盤) 61分12秒 (通常盤) |
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レーベル | ジャニーズ・エンタテイメント | |
プロデュース | 堂本光一 | |
レビュー | ||
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チャート順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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堂本光一 年表 | ||
KOICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track (2006年) |
mirror (2006年) |
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mirror(ミラー)は、2006年9月13日にリリースされた堂本光一のソロデビューアルバム。発売元はジャニーズ・エンタテイメント。
[編集] 解説
これまでKinKi Kidsのソロ活動では、一貫して舞台活動を行っていた堂本光一。この年からは初めて音楽活動を積極的に行い、1月に発売された本人名義の舞台サウンドトラックを皮切りに、ファン待望のソロデビューシングルも発売された。両A面となったシングル「Deep in your heart/+MILLION but -LOVE」の2曲も収録した、初のソロアルバムである。
これまでも剛同様、KinKi名義でのアルバムでは毎作自作曲を収録していたが、単独でソロ作品をリリースするのはようやくといったところであり、舞台での活動が一段落したことから、本格始動に向き出したと見られる。
KinKi名義で製作したソロ曲はほとんどが作詞・作曲も手掛けたものであったが、本作では一貫して作曲のみを担当している。
作曲のみを担当した理由には、メロディだけ製作し書き溜めておいた曲が多数あったこと以外に、曲本来の力で勝負したいという思いや、作曲のみを手掛けるスタイルが自分にしっくり来るという考えがある。また、作曲のみを手掛ける歌手が少ないということで、自分や音楽に対する挑戦だとも語っている。
オーケストラやホルンをバックにした曲が目立ち、一方でピアノを中心に構成した穏やかな楽曲や、エレクトリックギターを基調にしたナンバーも製作されている。 トラックダウンには全面的に関わり、また全曲でコーラスとして参加している。
タイトル『mirror』は、自分自身や聴く人をどのように映すのか、どんな風に映るのかという意味や思考を持って決められた。
初回盤は歌詞カードのフォトと別に、全72ページにも及ぶアートフォトブックを封入。このフォトブックの写真は、収録曲それぞれをイメージした内容になっている。通常盤はジャケット違い、さらにKinKi Kidsの5thアルバム『E album』に収録されたソロ曲「-so young blues-」を2006バージョンとして新たにアレンジしたものをボーナストラックとして収録している。 また、出荷状態では初回盤の中身がCDケースの上にフォトブックが重ねて収納されている。そのために店頭に並んだ状態では、フォトブックが表ジャケットのように並ぶこととなるが、初回盤のCDジャケットに本人は写っていない。 シングルに引き続きオリコンチャートでは初登場1位を獲得。アルバムとしては自信の舞台サントラである『KOICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track』から2作連続のオリコンチャート1位となった。
[編集] 収録曲
- 愛の十字架~Promise 2U~
(作詞:Satomi 作曲:堂本光一 編曲:石塚知生 コーラスアレンジ:佐々木久美) - Deep in your heart
(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:堂本光一 編曲:ha-j)- デビューシングル。自身が声優を務めたアニメ獣王星の主題歌となっている。
- One more XXX...
(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:堂本光一 編曲:石塚知生) - SNAKE
(作詞:久保田洋司 作曲:堂本光一 編曲:石塚知生) - 下弦の月
(作詞:白井裕紀、新 美香 作曲:堂本光一 編曲:ha-j ストリングスアレンジ:佐藤泰将) - Take me to...
(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:堂本光一 編曲:船山基紀 コーラスアレンジ:佐々木久美) - Spica
(作詞:久保田洋司 作曲:堂本光一 編曲:CHOKKAKU コーラスアレンジ:岩田雅之) - Shadows On The Floor
(作詞:久保田洋司 作曲:堂本光一 編曲:石塚知生) - ヴェルヴェット・レイン
(作詞:浅田信一 作曲:堂本光一 編曲:ha-j) - Addicted
(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:堂本光一 編曲:岩田雅之) - 追憶の雨
(作詞:Satomi 作曲:堂本光一 編曲:佐藤泰将) - +MILLION but -LOVE
(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:堂本光一 編曲:鈴木雅也 ブラスアレンジ:山本拓夫) - -so young blues- 2006
(作詞:松岡充 作曲:堂本光一 編曲:吉田建)
- 通常盤にのみ収録。オリジナルバージョンとは全く異なったといえるほどアレンジに凝っており、曲としてはハードロック的なほどに生まれ変わったものである。『堂本ブラザーズバンド』ファーストコンサートで行ったものとアレンジが似ている。(本人談)
オリコン週間アルバムチャート第1位 2006年9月25日付 |
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前作: YUKI 『Wave』 |
堂本光一 『mirror』 |
次作: SEAMO 『Live Goes On』 |