TCK女王盃
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TCK女王盃 | |
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距離 | ダ1800m |
開催地 | 大井競馬場 |
グレード | JpnIII |
条件 | 4歳以上牝馬・中央・地方選定馬 |
1着賞金 | 3,000万円 |
負担重量 | 53kg,総獲得賞金額が4歳4500万円毎、5歳5000万毎、6歳以上5500万毎1kg増 |
創設 | 1998年2月4日 |
特記 | 地方競馬所属の1着及び2着馬にエンプレス杯への優先出走権 |
TCK女王盃(てぃーしーけーじょおうはい)は、日本の特別区競馬組合が大井競馬場のダート1800mで施行する地方競馬の重賞(統一JpnIII)競走である。TCKは大井競馬の愛称である東京シティ競馬 (Tokyo City Keiba) の略称。
目次 |
[編集] 概要
1998年に5歳(現4歳)から10歳(現9歳)の牝馬限定の別定の中央・地方全国指定交流の重賞競走、TCK女王盃として創設、第1回は大井競馬場のダート2000mで施行された。2004年より出走条件を4歳(旧5歳)以上牝馬限定、施行距離をダート1800mに変更された。
ダートを得意とする古馬の牝馬が冬場に出走できる重賞競走で本競走以外には、エンプレス杯しか無く、エンプレス杯の前哨戦の位置付けとされ、地方所属馬に限り優勝馬及び2着入賞馬はその年のエンプレス杯の優先出走権が与えられる。また、その前年のクイーン賞(会計年度では同一年度のクイーン賞)の1着馬、2着馬(地方所属馬に限る)は本競走に優先出走できる。
出走条件はサラ系4歳(旧5歳)以上の牝馬の競走馬で、南関東地区所属馬8頭、南関東地区以外の所属馬3頭、JRA所属馬5頭と出走枠が定められている。
負担重量は別定で、53キロを基本とし、該当開催の初日の出走投票日の前日(2007年は1月19日)までの総獲得賞金額、4歳が4,500万円毎、5歳が5,000万円毎、6歳以上が5,500万円毎を超過する度に1キロの負担が課せられる。
総額賞金は5,100万円で、1着賞金3,000万円、2着賞金1,050万円、3着賞金600万円、4着賞金300万円、5着賞金150万円と定められている。
[編集] 歴史
- 1998年 - 大井競馬場のダート2000mの5歳(現4歳)から10歳(現9歳)の牝馬限定の別定の中央・地方全国指定交流の重賞(統一GIII・南関東G2)競走、TCK女王盃として創設。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳から10歳の牝馬」から「4歳から9歳の牝馬」に変更。
- 2004年
- 出走条件を4歳以上牝馬に変更。
- 施行距離をダート1800mに変更。
- 2005年
[編集] 歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 1998年2月4日 | トミケンクイン | 牝4 | 笠松 | 2:07.3 | 川原正一 | 荒川友司 |
第2回 | 1999年1月20日 | ケープリズバーン | 牝4 | JRA | 2:08.0 | 熊沢重文 | 池江泰郎 |
第3回 | 2000年2月3日 | ヤマノリアル | 牝4 | 船橋 | 2:06.9 | 張田京 | 後藤稔 |
第4回 | 2001年1月31日 | ベラミロード | 牝5 | 宇都宮 | 2:06.4 | 内田利雄 | 室井康雄 |
第5回 | 2002年1月23日 | レディバラード | 牝5 | JRA | 2:06.8 | 藤田伸二 | 山内研二 |
第6回 | 2003年2月5日 | ネームヴァリュー | 牝5 | 船橋 | 2:06.7 | 佐藤隆 | 川島正行 |
第7回 | 2004年1月21日 | レマーズガール | 牝4 | JRA | 1:53.1 | 武豊 | 湯浅三郎 |
第8回 | 2005年1月19日 | レマーズガール | 牝5 | JRA | 1:52.7 | 武豊 | 湯浅三郎 |
第9回 | 2006年1月18日 | グラッブユアハート | 牝6 | JRA | 1:53:8 | 安藤勝己 | 畠山吉宏 |
第10回 | 2007年1月24日 | サウンドザビーチ | 牝6 | JRA | 1:52:7 | 勝浦正樹 | 藤原辰雄 |
[編集] 本競走からのエンプレス杯優勝馬
2003年からエンプレス杯の前哨戦として施行されているが2頭がエンプレス杯を制覇している。
回数 | 施行日 | 馬名 | 性齢 | 着順 | 備考 |
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第7回 | 2004年1月21日 | レマーズガール | 牝4 | 1着 | 2005年は3着 |
第8回 | 2005年1月19日 | プルザトリガー | 牝6 | 10着 |