ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』(ウルトラマンダイナ かえってきたハネジロー)は円谷プロダクション製作のオリジナルビデオ。テレビ番組『ウルトラマンダイナ』の番外編。2001年2月25日発売。平成三部作のオリジナルビデオ中、唯一続編でなく(『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』はダイゴとレナの子が主役の十数年後の設定だが後日談の範疇)、最終回後のアスカ・シンの去就が気にかかるファンには不満の声もあるが、テレビシリーズ47.5話としての挿入は面白く、スタッフが連続ストーリーを作っていたときの事を忘れていない証左と云える。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 登場人物
- スーパーGUTS ※こちらを参照
[編集] 登場怪獣
[編集] デハドー星のアンドロイド
デハドー星人が地球侵略の尖兵として送ってきたアンドロイド。
[編集] 吸収怪獣 アーウォン
- 身長:63メートル
- 体重:6万9千トン
デハドー星のアンドロイドが操る怪獣。頭部の三本の角で相手の攻撃を吸収する。
[編集] 合体侵略兵器獣 ワンゼット
- 身長:61メートル
- 体重:5万8千トン
デハドー星人が送り込んだ物体パワーロックとアンドロイドとアーウォンが合体した怪獣。ソルジェント光線を頭部の3本角により吸収、レボリュームウェーブをバリヤによって無効化するなど鉄壁の防御力を誇る。口から吐き出す凝固液によってダイナを凝結させてしまった。その後ミジー星人と TPC の共同作戦により、頭部の指揮系統を破壊され機能を停止するも、なぜかミジー星人に指揮権が転がり込む。ミジー星人はそれによりダイナを撃退しようとするが、所詮はミニサイズのガラオンを制御するためのコントローラで巨大なワンゼットを制御しきれるわけもなく、コントローラの破損により再び機能停止した。最後はレボリュームウェーブにより異次元のかなたへ消え去った。
[編集] 特殊戦闘用超小型メカニックモンスター ぽちガラオン
- 身長:7センチ
- 体重:140グラム
ワンゼットに対抗するため、TPC に協力することを条件に釈放されたミジー星人が、ワンゼットの指揮系統を破壊するために製作した小型ロボット。ハネジローの運送によりワンゼットの頭部に侵入し、指揮系統を破壊しアンドロイドを破壊した。その後、自身がワンゼットの指揮系統を掌握してしまい(この原因として、指揮系統の中枢であったアンドロイドが消滅したため、サブシステムが急遽指揮系統の代役としてぽちガラオンを選んだ可能性が高いと思われる)、ダイナと交戦するも最後はワンゼットごと異次元のかなたに消え去った。
[編集] ブースカ
- 身長:
- 体重:
[編集] テレビシリーズからの登場
※詳しくはウルトラマンダイナの登場怪獣を参照
- 迷子珍獣ハネジロー
- 知略宇宙人ミジー星人
- 放浪宇宙人ファビラス星人
[編集] キャスト
- アスカ・シン:つるの剛士
- ヒビキ・ゴウスケ:木之元亮
- コウダ・トシユキ:布川敏和
- ミドリカワ・マイ:山田まりや
- ユミムラ・リョウ:斉藤りさ
- カリヤ・コウヘイ:加瀬尊明
- ナカジマ・ツトム:小野寺丈
- ミジー・ドルチェンコ:桜金造
- ミジー・カマチェンコ:中嶋修
- ミジー・ウドチェンコ:佐藤信一
- アンドロイド:沢木麻美
- シンジョウ・マユミ:石橋けい
- シイナ:前沢保美
- 屯田大作:増田由紀夫
- ハネジローの声:青木順子
- ブースカの声:高戸靖広
- カモスケの声:藤谷みき
- ウルトラマンダイナ:権藤俊輔、中村浩二
- アーウォン:森英二
- ワンゼット:永田朋裕
[編集] スタッフ
- 監督・特技監督:原田昌樹
- 脚本:川上英幸