ウルトラマンメビウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ウルトラマンメビウス』(Ultraman Mebius)は、円谷プロダクションが制作し、2006年(平成18年)4月8日から2007年3月31日までCBC・TBS系列で全50話が放送された巨大変身ヒーロー特撮テレビ番組の作品名、もしくはその劇中で主人公が変身するヒーローの名前。
番組のキャッチコピーは「未来は無限大だ!(ミライはメビウスだ!)」。
2006年9月16日、劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』公開。本編とも連動しており、第24話以降はこの劇場版の後の話となる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
本作はウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品であり、2007年時点でのTVシリーズ最新作である。
シリーズ16作目[1]である本作が本放送される2006年は、『ウルトラQ』が放送されてから40周年にあたる。これを記念し前作『ウルトラマンマックス』で好評だった昭和ウルトラシリーズへの“原点回帰”路線を押し進め、『ウルトラマン』から『ウルトラマン80』までのシリーズ作品と直接世界観を繋げ『80』以降日本に怪獣が出現しなくなってから25年が経過し、若い世代達にとってウルトラマンや怪獣は実際には見た者のない伝説の存在となった世界が舞台の“ 四半世紀ぶりの続編 ”という設定である[2]。
本作は単に過去の人気怪獣や歴代のウルトラマンが登場する[3]だけで無く、過去の名セリフや各種設定などを織り込んだ最新作だが、懐かしさのある独特の作風が最大の特徴と言える。旧作で消化不良に終わった部分に決着をつける展開も多い。
反面、原点回帰・昭和懐古的な要素を盛り込みつつも、『ウルトラマンコスモス』以来となる従来の平成ウルトラマンタイプ(ティガタイプ)のマスク造型、青いウルトラマンのウルトラマンヒカリや、タイプチェンジ、さらに後述する人間ドラマ重視の展開など平成ウルトラシリーズでの要素も多い。
本作では主役・メビウスを歴代ウルトラマンで最も若い「光の国のルーキー戦士」と設定し、彼が人間として入隊するCREW GUYSも素人集団とするなど、当初は頼りないウルトラマン・人類双方が物語を通じて「成長」していくのも特徴である。同時にヒビノ・ミライとアイハラ・リュウの友情を軸に、「ウルトラマンと人類の交流」を過去作に比べてより綿密に描いていく構想となっている。中盤でミライが自分がウルトラマンであることをCREW GUYSのメンバーに明かし、それ以後も仲間として共に戦い続けるというシリーズ初の展開が行われている。またウルトラマンが地球を守る理由も作中で語られ、ある意味シリーズを総括した作品ともいえる。
[編集] 補足
海外製作の『ウルトラマングレート』『ウルトラマンパワード』は、キャラクターもM78星雲・光の国出身の宇宙警備隊員で製作当時の関連書籍で『80』までのシリーズと世界観繋がりが公式設定として記されているが、本作ではこの2作品との繋がりは特に明言されていない。
アニメ作品の『ザ☆ウルトラマン』のジョーニアス(惑星U40出身)と『ウルトラマンUSA』の3人のウルトラ戦士(出身はM78星雲の惑星アルタラ)も、それぞれの製作当時に(こちらはあくまでキャラクターとしてのみで、物語自体はパラレルだが)、『80』までの世界観にも存在はしていると記されてた関連書籍もあったが、本作においては明言されていない。
[編集] ストーリー
「ウルトラマン」と呼ばれる光の巨人たちが、怪獣たちから人類を守った時代が終わってから、25年が経過していた。対怪獣防衛チーム「CREW GUYS(クルー・ガイズ)」は活動の機会を失って形骸化し、ウルトラマンの存在は伝説となりつつあった。
GUYS隊員、アイハラ・リュウは、日課にしている「ウルトラ五つの誓い」を唱和している最中、ヒビノ・ミライと名乗る謎の青年と出会う。ほとんど知られていないはずのウルトラ五つの誓いを知っているミライに、リュウは不思議な感覚を覚える。
そんな時、地球に25年ぶりの怪獣、宇宙斬鉄怪獣ディノゾールが飛来する。初の実戦となったGUYSは応戦するが、歯が立たず、GUYSはリュウ一人を残して全滅した。ミライは新たなる光の巨人・ウルトラマンメビウスに変身しディノゾールを倒すが、戦いの過程で都市を壊滅させてしまったため、リュウはメビウスを非難する。
悲嘆にくれるリュウの前に、GUYSの隊員服を身にまとったミライが現れた。彼に連れられてリュウが向かったGUYS基地フェニックスネストには、セリザワに代わる新隊長、サコミズ・シンゴが待っていた。ここに新生CREW GUYSが誕生し、同時に光の国のルーキー戦士・メビウスが真の“ウルトラマン”となるための戦いが始まった。
[編集] 主な登場人物
[編集] CREW GUYS
- ヒビノ・ミライ / ウルトラマンメビウス
- GUYSの新入隊員第1号で、宇宙警備隊のルーキーであるウルトラマンメビウスが地球人に変身した姿。その姿は仲間を救うために自らを犠牲にした宇宙飛行士バン・ヒロトを模した物である。
- 明るい好青年だが、地球に関する知識は充分でなく、日常的な知識の面で疎く言動の端々に異文化に対する戸惑いがある。また、不意に正体をばらしかねない言動が稀にあるなど[4]天然ボケの気もあり、マリナに「不思議ちゃん」と言われた。初めて食べたカレーライスが気に入り、大好物になる。
- 普段は腰が低いが気が弱いわけではなく、その純粋さで誰にも本音でぶつかるため、それがメンバーの心を動かすことも多く、実質的に新生GUYSの中心的存在になっている。マリナやコノミ、テッペイからは「ミライ君」と呼ばれており、地球に来てすぐに出会ったリュウとは弟分の様な存在となっている。
- 30話以降は他の人物に対して自分の正体を隠すことはあまりせず、結果としてヒルカワの暴露記事とGUYS JAPAN総監の演説により全ての人間にその正体が知らされたが、サコミズの必死の呼びかけも相まって人々はミライを受け入れた。最終話でエンペラ星人を倒した後、正式に「ウルトラ兄弟」の一員となり、地球での経験を後進のウルトラマンたちに伝えると言い残し光の国へ帰って行った。
- ウルトラマンメビウスとしての詳細は別項を参照。
- アイハラ・リュウ
- ディノゾールに壊滅させられた旧GUYSメンバー唯一の生存者(セリザワ・カズヤを除く)。マリナから「熱血バカ」といわれるほど熱血漢で、サコミズ隊長に代わって現場の指揮を務めることが多い現GUYSの副隊長格。かつての上司であるセリザワから「ウルトラ五つの誓い」を教わっており、彼のことを深く尊敬している。それ故にセリザワの身体を乗っ取ったツルギを激しく憎んだり、セリザワの後任であるサコミズを隊長とは呼ばずに「サコミズさん」と呼び距離を置くこともあったが、ウルトラマンヒカリ(=セリザワ)が地球を去った後は素直にサコミズを「隊長」と呼ぶようになった。
- GUYSの仕事に強い誇りを持ち、かつ「地球は人類が自分たちの手で守るべきだ」との信念を持っているため、当初はメビウスの活躍を快く思わず、自分たちだけで怪獣を倒そうとしていた。しかし、後に仲間としてメビウスを認めるようになり、メビウスの正体がミライだと知ってからは一番の理解者となる。熱くなりやすい性格のため、他のメンバーとぶつかることもあるが、彼らの実力は認めている。幽霊が苦手のようで、赤い幽霊の噂には動揺し、目の当たりにしたときは一目散に逃げ出した。
- 最終決戦において絶体絶命の危機に陥った際にウルトラマンヒカリからナイトブレスを託され一体化し、一時的にウルトラマンヒカリとしてメビウスと共にエンペラ星人に立ち向かった。エンペラ星人を倒して光の国へ帰還するミライを見送った後は、総監職に戻ったサコミズに代わり、若くしてGUYSの新隊長となる。
- サコミズ・シンゴ
- GUYS隊長にしてGUYS JAPAN総監(詳細は後述)。GUYSを再編・指揮するため隊長に就任した。なお、隊員服は首元から前面の中心に伸びている部分が他の隊員が赤なのに対し白である。常に飄々としてるが、部下を信頼しており、その時々に最適な言動でフォローする。積極的に前線に出ることも無いがパイロットとしても優れた技量を持つ。大好物はコーヒー(特にエスプレッソ)で、隊長席には多数のコーヒー豆が常備されており、ディレクションルームでもしばしば飲んでいる。
- 当初は謎めいた部分[5]が多かったが、終盤にてかつては科学特捜隊の宇宙勤務で隊長職も務めていた上、まだ壮年だが地球時間ではタケナカと同年齢になること、[6]当時任務中の危機を救ったゾフィーとは面識があり、その出来事から一緒にウルトラマン(メビウス)と戦いたいと思っていたため、総監であることを隠し隊長として活動していたことが明かされた。
- 最終話ではゾフィーと融合し、メビウスと共にエンペラ星人と戦った。
- サコミズという名字は『ウルトラマン』の企画段階案『科学特捜隊ベムラー』と『科学特捜隊レッドマン』で、ベムラー(レッドマン)がその体を借りている主人公の名前に由来するものと思われる。
- イカルガ・ジョージ
- ミライとリュウによって集められたGUYS隊員。元はスペインリーグに所属していたプロサッカー選手で、時々スペイン語を口にする。怪我のため日本でリハビリ中であったが、ミライの説得に折れてGUYSに入隊。その後は何度か衝突を起こすものの、次第にミライをはじめとする隊員達との友情を築くに至る。最終話でミライと別れた後、GUYSを退職しスペインリーグに復帰。
- 怪獣の攻撃を完全に見切るほどの動体視力と空間認識能力を持ち、射撃手としての実力はリュウにも引けを取らない。ウルトラマンのようなみんなが憧れる人間になるのが夢[7]で、歴代ウルトラマンが現れた時は喜びの表情を見せる。プロサッカー選手時代は、必殺の「流星シュート[8]」を武器にスペインリーグで3年連続得点王となったが、先述の能力による自分の感性を周りに理解されなかった過去から仲間と呼べる存在がおらず、チームメイトからもマスコミからも白い目で見られていた。
- なお、女性に対する対応は丁寧で時には口説きにかかることもあり、それでマリナに文句を言われることも多い。自分で自分の苗字(おそらく「斑鳩」)を漢字で書けないことがコンプレックスで、ゆえに苗字やフルネームで呼ばれることを嫌っている。また、海や宇宙は苦手らしい。
- カザマ・マリナ
- ミライとリュウによって集められたGUYS隊員。二輪ロードレースの女性ライダーで、女性ライダー初の世界選手権出場[9]を目指していたが、ミライに感化されGUYSに入隊。最終話でミライと別れた後、大会に出場し好成績を遺した。
- ジョージが視力に優れているのと対照的に聴力に優れており、怪獣の鳴き声に混じる特殊な波長を聞き分けその行動を予測できる。その聴力と合わせて射撃の腕はジョージと並び、訓練では経験者のリュウ以上の腕前を見せた。さらに、元ライダーだからかマシンの操縦も得意で、マシンで出撃の際には機体の制御を担当することが多い。しかし、聴力が良すぎる故にマシンの不調も敏感に察知してしまうため、それから来る恐怖による挫折も経験している。男勝りな性格と言動が特徴だが、クモが苦手という面も持つ。また、ジョージに想いを寄せているような素振りを見せることもあるが、本人によると「サッカー選手時代のジョージのファンだった」らしい。二人の弟がおり、姓の漢字表記は「風間」。隊員服の上着は半袖。コノミも同じであるため、女性隊員用と思われる。
- クゼ・テッペイ
- ミライとリュウによって集められたGUYS隊員。大病院の御曹司で、両親の望み通り父の病院を継ごうとして医大に通っていたが、幼い頃に憧れていたGUYSへの夢を捨てきれず入隊を決心。その後、過保護な母にはGUYSに入隊していたことを告げていなかったため反対もされたが、後に入隊を認めてもらうこととなった(その後の話では大学にも通っていた)。最終話でミライと別れた後、医者となり色々な患者を診ている。
- 過去に出現した怪獣やウルトラマンなどに関しては博識であり[10]、独学で学んだ宇宙語を話すことも出来る。主にデータ分析や対怪獣・宇宙人の作戦を立案することが多く、基本的には基地内勤務だが、自ら立案した作戦を指揮するために前線に赴くことも。メンバー全員でのランニング中、最初にへばり、肉体派ではないと思われる。また、「全ての現象は科学的に説明可能」と考えており、実際、怪獣や宇宙人の特殊能力を科学的に解明したことも多い。対して、心霊現象やオカルト等は嫌っているが、この手の現象が絡むエピソードではGUYSメンバーで最も勇敢。トマトが苦手。気は弱い方非常に理性的、かつモラリストであり、第47話でメフィラス星人にGUYSメンバーが洗脳された時もミライの話を聞き、冷静に状況を分析していた。結果、苦悩の末に正気に戻り、仲間にも目を覚ますよう促した。
- 姓の漢字表記は「久世」。
- アマガイ・コノミ
- ミライとリュウによって集められたGUYS隊員。保育士を目指し、保育園でアルバイトとして働いていたが、ミライの誘いに乗ってGUYSに入隊(保育園にはその後も非番の日に通っている)。最終話でミライと別れた後、保育士の仕事に戻り働いている。主に基地内でのオペレートを担当しているため、隊員服は一人だけミニスカートにオーバーニーソックス(+基地外での戦闘の際は膝当て付きのスパッツ)。なお、他のメンバーからは主に「コノミちゃん」(リュウ・サコミズ・ジョージからは「コノミ」、ミライからは「コノミさん」)と呼ばれている。
- 気弱で怖がりで泣き虫で戦いには向かないように見えるが、勇気は他のメンバーにも引けは取らない。第1話では園児達のペットであるウサギを助けるため、ディノゾールが接近する保育園へ駆けつけるという気丈な行動をし、結果的にこれが現GUYSメンバーを参集するきっかけとなった。優しい性格のためか、マケット怪獣達(ウインダム以外)には懐かれており、GUYSメンバーで唯一ミクラスを自由に指揮出来る。そのため、マケット怪獣出動の際は基地外での活動も行う。
- 第46話におけるグローザムとの戦いでは満身創痍のため出撃できない男性メンバーに代わってガンローダーのパイロットを務めた。メインパイロットとして初陣ながらガンローダーを使いこなし、グローザムにとどめを刺す活躍を見せた。
[編集] GUYS職員
- トリヤマ補佐官
- 姿を現さない総監に代わりGUYSに指示を出す中間管理職で、サコミズ隊長が不在の場合は彼が出動命令を下す。自らの保身が第一で、余計な任務が増えるのを嫌う言動は多いが、地球の平和を守ろうという気持ちはあるため任務が成功すると大喜びする。また目立ちたがりで、マスコミの取材には積極的に応じGUYSの記事が載った雑誌を持ってくることも。
- 風見鶏のような按配の人物であるが[11]、基本的にはCREW GUYSのメンバーを信頼している。かつての防衛組織の参謀職の人々とは対照的な人柄で、戦術の相違をめぐって齟齬が生じることなどはあっても組織運営を左右するほどの対立はない。[12]自分の上司であるミサキには頭が上がらず、総監に会いたい気持ちからか、常に「ミサキ女史」と呼んでゴマをすっている。
- マケット怪獣は彼の発案によるもの。また、剣道の腕もあり、剣道着を着て気合を入れると性格が一変し熱血漢となり、メンバーを叱咤激励する場面も見られた。なお、ウルトラマンヒカリがセリザワ前隊長と同化していることはセリザワ本人に告げられるまで知らず、彼とマルは35話で再会するまでセリザワが死んだものと思っていた。また、ミライがウルトラマンメビウスであることも第48話まで知らなかったが、同話においてエンペラ星人の通告とヒルカワの行為に煽られてメビウス引渡しを遂行すべくフェニックスネストを訪れた政府職員に対し、ミライを「自分のかけがえのない部下である」と説明し体を張って制止しようとするなど、ミライを変わる事なく受け入れ、CREW GUYSのメンバーに寄せる信頼もある。彼の行動やミスが原因で非常事態に陥ったことが何度かあり、少々トラブルメーカーでもある。
- マル補佐官秘書
- トリヤマの秘書(地位は隊長より低いようである)。トリヤマの立場を守るためにフォローに回るが、一言多い性格のため言わなくてもいいことを言って叱責されたり八つ当たりされることが多い。しかし、トリヤマを慕っており彼を案じて行動することもある。トリヤマと剣道をした際にすぐにへばってしまったことから、肉体派ではないと思われるがトリヤマ同様「やる時はやる」責任感の強さもあり、もともと頭もよく回る切れ者でもあるためCREW GUYSのメンバーからの信頼も厚い。
- ミサキ・ユキ
- GUYS総監代行(すなわちGUYS JAPANではナンバー2の地位)。怪獣が出現した際には総監に代わって作戦を直接GUYSのメンバーに説明することが多く、本部の意向をトリヤマやマルに伝えることもある。しかし、冷徹な性格ではなく、CREW GUYSのメンバーには信頼を寄せその意向を汲むことも。ある程度の戦闘訓練を積んでいるようで、かつメテオール発動承認権やフェニックスネスト・フライトモードの操縦権も持つ実戦派でもある。実際、第46話ではサコミズ、トリヤマに代わって対グローザム戦の指揮を取り勝利を収めている。
- 主要人物では唯一、サコミズが総監であることを知っていた。また、ミライの素性もサコミズから知らされていたようである。他人を呼ぶときは、サコミズの場合は隊長か総監、トリヤマの場合は補佐官またはトリヤマ補佐官。しかしマル補佐官秘書には唯一「さん」付けをしている。
- オフの時には買い物にも出歩くような一面もあり、ミライやリュウに頼まれてコノミの服装をコーディネートしたこともある。
- アライソ整備長
- GUYSマシンのメンテナンスを担当する整備班チーフ。過去の防衛チームにメカニックとして携わってきた経歴を持つベテランであり、マシンに乗るパイロットの人命を誰よりも案じその腕を信頼している。しかし、一方ではマシンの整備が万全ではないからと出撃を止めるなどの頑固な一面もあり、それ故リュウとよくぶつかる。
- 整備士の腕は超一流であり、かつての部下の勇魚によると「とっつぁんがいじると違う」とのこと。また、勇魚は既に整備士がいるにも関わらず彼をGUYSオーシャンに勧誘した(勧誘は拒否されている)。
- パイロットの安全のためにとメテオールの採用を進言した第一人者でもある。
- 漢字表記は「荒磯」。
- 勇魚 洋(イサナ・ヒロシ)
- ノリが軽い性格をしているが、マシンの性能を生かしたアクロバティックな操縦技術や、初対面でミライの正体に気づくほどの鋭い洞察力と勘の持ち主。その正体はGUYSオーシャンの隊長であり、サコミズとも親交がある(但し、ミライの正体に気づいたことや隊長であることは敢えて黙っていた)。隊員服はGUYS JAPANの色違い。
- かつてGUYS JAPANの整備班で見習いとして働いていた経歴があり、アライソからもその将来を有望視されていた。彼に黙ってGUYSオーシャンの入隊試験を受けた経歴もあって疎遠になっていたが、「とっつぁん」と慕うアライソとの信頼は健在である。
- タケナカ最高総議長
- 全世界のGUYSを統括する最高責任者。老齢ながらその観察眼は確かで、CREW GUYSのメンバーの成長を一目で言い当てるほど。
- かつては地球防衛軍の参謀として極東基地でウルトラ警備隊を担当していた(こちらを参照)。それ以前には科学特捜隊にも関わっており、MAT以降の防衛チームにも何らかの形で関わっていた模様。サコミズを「サコっち」と呼ぶほど親交が深く信頼関係は固い。
[編集] その他
- セリザワ・カズヤ / ウルトラマンヒカリ(ハンターナイト ツルギ)
- GUYSの前隊長で、少年時代に友人から「ウルトラ五つの誓い」を教えてもらった。ディノゾールに特攻し殉職したと思われたが、ボガールへの復讐を誓うツルギに体を乗っ取られ再び姿を現した。ツルギが復讐を果たし倒れた後、ウルトラの母の手によってツルギ(ツルギは本来の姿・ウルトラマンヒカリに戻った)と共に復活し人間体時の意識も取り戻したが、ヒカリとは分離せず地球に留まっていた。リュウ達の成長を認めヒカリと共に地球を去るが、第35話にてババルウ星人[13]を追って地球に帰還。ババルウ星人を倒した後、ウルトラの父やウルトラマンタロウ、ゾフィーらが感じ取る脅威の調査のため再度地球を去る。最終決戦でGUYS救援のために地球に帰還、ザムシャー・メビウスと共にエンペラ星人と戦った。エンペラ星人との戦いの最中、力尽きたヒカリはブレスを一時リュウに託したため最終的な生死は不明。
- ウルトラマンヒカリ(ハンターナイト ツルギ)の詳細は別項を参照。
- 謎の女(ボガールヒューマン) / 高次元捕食体ボガール
- 舌が異常に長い女性で、手から光弾を放ったり怪獣を呼び寄せたり出来る。また、異空間に出入りしたり、植物を急激成長させトゲで攻撃することや念動力等の使用も出来る。その正体は怪獣を食べる高次元捕食体ボガールで、地球に怪獣を呼び寄せていた張本人。かつて惑星アーブを滅ぼしその星を観察していたツルギに仇として狙われており、メビウスやツルギと何度か激闘を繰り広げる。
- カドクラ
- 以前マリナが所属していたレーシングチームの監督。マリナのレーサーとしての才能を買っており、またその挫折を知る理解者。GUYSにマリナが入隊した今でも、彼女の復帰を願っている。
- 名前の由来は、『帰ってきたウルトラマン』の初期企画『続・ウルトラマン』で主人公が身を寄せる“カドクラ牧場”(完成作品での坂田自動車工場に当たる)からと思われる。
- クゼ・ケイコ
- テッペイの母親で、彼に対して非常に過保護(テッペイが子供の頃、心配の余り心臓発作を起こした程)。そのためか息子がGUYSに入隊していることを知らされていなかった。第14話でそのことが発覚するが、テッペイや他のGUYS隊員の行動を見て入隊を認める。
- クゼ・テツハル
- テッペイの父親で久世総合病院院長。リハビリ中のジョージの主治医。母親と違い、テッペイからGUYSに入隊していることを聞かされていた。
- チサト
- みやま保育園のコノミの同僚だった保母。役名は演じる岩佐まりのHPに記述されている。
- モエ
- クゼ家に勤めるメイド。
- バン・テツロウ
- かつて火星からスペシウムを運ぶ任務に就いていた宇宙船アランダスの艦長。ウルトラゾーンに故障した船が吸い込まれそうになった際、火星生まれの息子・ヒロトを失った過去を持つ。現在は退役しており、地球に辿り着いたメビウスが初めて地球で接触した際、ヒビノ・ミライと名乗るきっかけにもなった人物である。サコミズとは旧知で(彼を『キャプテン』と呼んでおり、火星へ渡航する際に彼の船に運んでもらったことが後にWEBメビナビで明かされた)、ミライ=メビウスを彼に託す。
- 苗字の漢字表記は「伴」。
- バン・ヒロト
- かつて火星からスペシウムを運ぶ任務に就いていた宇宙船アランダスの乗組員で、艦長であるテツロウの息子。母親をナメゴンによって失っている。火星生まれで1度も地球に来たことがないため地球に行くことを楽しみにしていたが、ウルトラゾーンに飲み込まれそうになったアランダスのコンテナを自ら操縦してシャトルから切り離し、自分の命と引き換えに船を救った。目撃したメビウスは、彼を助けようとするが果たせなかった。しかし、彼の行為に感銘し、その姿形を自分の人間体のモデルとしている。アランダス内部をGUYSが調べた際に遺体が無かったことから、ウルトラゾーンをうろついていたレッサーボガールに捕食された可能性が高い。なお、船内で発見された遺品の懐中時計はテツロウに渡される。
- 名前の由来は、『帰ってきたウルトラマン』の企画段階での主人公名“バン・ヒデキ”と思われる。
- フジサワ・アサミ博士
- 飛び級を繰り返し20歳で博士号を取得した優秀な異次元物理学者であり、対ヤプール用メテオール「リージョン・リストリクター」及び「ディメンショナル・ディゾルバー」の開発者。他にも多種多様なメテオールを開発しており、異次元物理学以外の範疇に属すると思われる「マグネリウム・メディカライザー」や「マクスウェル・トルネード」を劇中では作り出している(詳細は「超絶科学メテオール」参照)。総監代行のミサキとは大の親友で(「ユッキー」と呼んでいる)、彼女のツテでGUYSへの技術援助も行う経歴を持つ。なお、ミライがメビウスであることは早い段階から気づいていた。
- 科学者らしかならぬラテン系の軽い性格でスペインリーグに所属していたジョージとも相性がいいが、彼とは正反対に海が大好きで休日はダイビング三昧で過ごしているらしい。コーヒーが大の苦手で、その口うるささにはサコミズ(「サコちゃん」と呼んでいる)ですらたじろいでしまうほど。
- ヒルカワ
- 狡猾で陰湿且つ自己中心的な性格のフリージャーナリスト。怪我のためスペインリーグを去ってGUYSに入隊したジョージに関してあることないことを書いた記事でバッシングを行った経歴(この記事自体は第5話で登場)がある他、数々の所業でGUYS隊員に嫌われている。第44話ではミライやアヤと共にヤプールの罠に落ち、「お前のせいだ」とミライを一方的に責め立て暴行したり、自分だけが助かるために銃口を向けて発砲した上、帰還後はミライ=メビウスのおかげで生還できたにも関わらず「GUYSに宇宙人が潜伏」とミライの正体を週刊誌・テレビで暴露した(しかもテレビ出演中にサコミズの会見が緊急放送された際、会見内容に対して憎まれ口を叩いた)。
- フルネームは蛭川 光彦(ファーストネームは、ヒルカワを演じる加藤厚成が『ウルトラマンネクサス』で演じた石堀光彦からとったものと思われる)。
- 黒ずくめの男 / 異次元人ヤプール
- 宇宙同化獣ガディバを操る謎の男で正体は異次元人ヤプール。詳しくは異次元人ヤプールを参照。
- ジングウジ・アヤ
- 劇場版にも登場した天才海洋学者。タケナカ最高総議長の孫。そのためかサコミズのことを祖父同様「サコっち」と呼んでいる。劇場版でUキラーザウルス・ネオに囚われるもメビウス・インフィニティに救出され、その一件からミライがメビウスなのではないかと考えた。それを確かめるためにフェニックスネストを訪れ、ミライの変身の瞬間を目撃したことで自分の考えが正しいことを確信した。メビウスを「私を守る白馬の騎士」と言っている。第43、44話において、ミライとともにヤプールの策にかかり異次元へ落ちるも、気丈に声援を送った。その後ヤプールを破ったミライの頬にキスをするなど、大胆な一面を見せる。また、本来16歳以上でないと取得できないGUYSライセンスを例外的に14歳で取得している。
- シキ査察官
- 日本政府・国家安全保障局(GUYSの人事に介入する権限を持つとされる政府機関)から派遣された。態度と言動は冷徹で、ミライ=ウルトラマンメビウスの日本政府への引き渡しと、サコミズの総監としての辞任を要求した(サコミズが総監であることを知っていた)。しかしその後長官の「メビウス引き渡しの拒否」の決断を電話越しに聞いて、一瞬安堵の表情を浮かべるなど、根は非道な人物ではない。
[編集] メビウス以外のウルトラマン
※名称横は初登場した話数(それ以外については放映リストを参照)
- ウルトラの父(第1話)
- 宇宙警備隊大隊長。メビウスにメビウスブレスを授け彼を地球に送り出す。地球には、何度も地球で奇跡を起こした彼をたたえる『ウルトラの父降臨祭』があり、時期は冬の間である。
- ウルトラの母(第10話)
- 銀十字軍隊長でウルトラの父の妻。ボガールモンスとの戦いで息絶えたハンターナイト ツルギを復活させ、同時にアーブギアを消滅させた。
- ゾフィー(第15話、劇場版)
- 宇宙警備隊隊長。地球が怪獣頻出期を終えた後も、多くの侵略宇宙人から地球(太陽系)を人知れず守っていた。最終話ではエンペラ星人のレゾリューム光線に対抗するためサコミズ・シンゴと同化して戦った。
- サコミズが変身する際、初代ウルトラマンの変身と似たシーンがあり、これをゾフィーの変身シーンと解釈する見方もある。
- なお、劇場版のエンドロールでは「ウルトラマンゾフィー」とクレジットされている。
- ウルトラマンタロウ(劇場版、第24話)
- ウルトラの父と母の実子。かつて地球人・東光太郎と一心同体となり地球で戦ったウルトラマンで、現在は宇宙警備隊の教官として多くの生徒達を鍛え上げている。
- 劇場版と同様に、タロウの声は石丸博也が担当。石丸は以前『ウルトラマン物語』でもタロウを演じ、『ウルトラマンタロウ』で東光太郎を演じた篠田三郎が都合により出演せず、『ウルトラマン物語』を踏襲して石丸が起用された。そうした経緯からか、本作でのタロウ客演時の篠田による過去の音声バリエーションは使用されず、一部の効果音のみライブラリーのものが使用されるにとどまった。
- ウルトラマンレオ / おゝとりゲン(第34話)
- 獅子座L77星出身の宇宙人。かつて「おゝとりゲン」と名乗り地球で戦ったウルトラマンで、現在は宇宙警備隊員として任務のため宇宙を飛び回っている。
- 『ウルトラマンレオ』本放映時と同様、真夏竜がレオの人間体・おゝとりゲン(クレジット、公式HPでは「おおとりゲン」と表記)として登場。変身シーンは『レオ』本放送時のライブラリーのものが使われたが、変身後のレオの声や音声バリエーションはすべて真夏による新録である。前話予告でミライと並んで変身ポーズをとるシーンが流されたが、本編では使用されなかった。
- ウルトラマン80 / 矢的 猛(第41話)
- 宇宙警備隊員の一人。かつて矢的猛と名乗り地球で戦ったウルトラマンで、現在もマイナスエネルギーによって発生する事件を主に担当している。本作において怪獣頻出期の時代(第3期までのウルトラマンシリーズ)の中では唯一「ウルトラ兄弟の一員であることがテレビシリーズで明言されていないウルトラマン」であったが、第41話においてミライ=ウルトラマンメビウスが彼を「80兄さん」と呼んでいることから、正式にウルトラ兄弟の一員であることが示される。
- 『ウルトラマン80』本放映時と同様、長谷川初範が80の人間体・矢的猛として登場し、80としての声も長谷川が担当している。なお、変身シーンは披露されていない。
- ウルトラマンエース / 北斗 星司(劇場版、第44話)
- 宇宙警備隊員の一人。かつて地球人・北斗星司と月星人・南夕子の2人(TACを参照)と一心同体となり地球で戦ったウルトラマンで、北斗とは今も一心同体である。ヤプールによって危機におちいったミライとGUYSを救った際は、南夕子と再会している。
- 劇場版と異なり、本編の変身巨大化シーンには『ウルトラマンA』からオリジナルが使用された。戦闘時のエース特有の掛け声も、劇場版では使われなかった納谷悟朗による過去の録音が使用された。
- ウルトラマンジャック / 郷 秀樹(劇場版、第45話)
- 宇宙警備隊員の一人。かつて地球人・郷秀樹と一心同体となり地球で戦ったウルトラマンで、郷とは今も一心同体である。
- 劇場版登場時と同様に片手をあげる変身ポーズが披露されたが、巨大化シーンはなかった。ジャックの音声は台詞、掛け声ともに郷役の団時朗が演じた。スペシウム光線の効果音には他のウルトラ兄弟と同様に東宝特撮映画『怪獣大戦争』のAサイクル光線発射音が使用された。変身時のBGMは、オープニング主題歌「帰ってきたウルトラマン」のコーダ直前の間奏部分とメビウス登場時のBGMを組み合わせて使用している。
- 劇場版のエンドロールでは「帰ってきたウルトラマン」とクレジットされている。
- ウルトラセブン / モロボシ・ダン(劇場版、第46話)
- 宇宙警備隊員の一人。かつてモロボシ・ダンと名乗り地球で戦ったウルトラマン。かつてウルトラ警備隊の仲間や恋人・友里アンヌと離別しMACの部下全員(レオ=ゲンを除く)を戦死させてしまった彼は(自身はかろうじてウルトラの母に救出された)、ミライやGUYSと共にグローザムと戦った際、メビウス=ミライに「俺と同じ悲しみを君には味わわせたくはない」と語った(恐らくMACが、全滅した時の事と思われる)。
- ジャックと同様に変身バンクはなく、変身後の掛け声はメビウスのスーツアクターである和田三四郎が担当した(ファンサイトの掲示板への和田の書き込みによる。台詞はダン役の森次晃嗣)。
- ウルトラマン / ハヤタ・シン(劇場版、第47話)
- 宇宙警備隊員の一人。かつて地球人・ハヤタ・シン(OPクレジット及び公式HPでの表記はハヤタ)と一心同体となり地球で戦ったウルトラマンで、分離したハヤタの姿を借りて地球に留まっていた。メビウスの危機を救った後、地球に留まっていた他のウルトラ兄弟と共に光の国へ戻った。メビウスからは「兄さん」と名前を付けずに呼ばれる。
- 劇場版と異なり、本編の巨大化シーンは『ウルトラマン』当時のカットが使用された(ただし背景の光はほぼ赤に統一され、わずかに白くゆらぐ程度になった)。スーツも劇場版で使われたマスクがAタイプでなく、Cタイプのマスクが使われた。変身後の台詞はハヤタ役の黒部進が演じたが、セブンやジャックの場合と違い変身後の掛け声は従来通りライブラリーのものが使われた。
- アストラ(第50話)
- 獅子座L77星出身の宇宙人でレオの弟。レオと共に「ウルトラダブルフラッシャー」で他の兄弟たちと同様に太陽を覆っていた黒点を消し去った。
[編集] ウルトラマンメビウス
- 身長:ミクロ~49メートル / 51メートル(インフィニティー)
- 体重:3万5000トン(ノーマル及びブレイブ) / 3万6000トン(バーニングブレイブ及びフェニックスブレイブ) / 3万7000トン(インフィニティー)
- 活動時間:3分
- 飛行速度:マッハ10
[編集] データ
ウルトラの父の命を受けて地球にやって来た宇宙警備隊のルーキー戦士。ウルトラマンタロウの教え子の一人で、スタイルにタロウとの共通点も見られる。初期はタロウを「教官」と呼んでいたが、インペライザー戦を終えてからは「兄さん」と呼ぶ。
変身時は左腕を立てて構えることでウルトラの父から授けられた変身アイテム・メビウスブレスを呼び出し、右手をクリスタルサークルにかざして起動、天に掲げ上げることでウルトラマンメビウスとなる。彼の放つ技のほとんどはこのメビウスブレスを介して発動されており、その戦いぶりは未熟で、特に初期は戦闘方法のまずさからGUYSメンバーの反感を買うこともあったが、彼らと協力・交流を重ねながら成長して行く。
変身シーンの背景に無限大マーク(∞)が現われるなど、∞とメビウスの輪を同一視した表現が見られる。また、「ウルトラマンメビウス」という名は本名ではない可能性がある。後に、ミライ自身が呼称した「メビウス」の名がGUYSのレジストコード(認識名称)として採用されるに至っている。
[編集] 必殺技
- メビュームシュート(第1話~、劇場版)
- メビウスブレスのエネルギーを開放し、両手を十字に組んで放つ必殺光線。温度は約10万℃とされる。
- コスモミラクルシュート(正式名称不明)
- ウルトラマンフェスティバル2006で使用。メビュームシュートの強化版で、ジュダを倒すために作り出した。ウルトラホーンに匹敵するエネルギーを秘めているメビウスブレスに、ウルトラマンのエネルギーをチャージし一気に解き放った。
- メビュームブレード(第2話~)
- メビウスブレスから現われる光の剣で、接近戦において使用する。
- 当初はツルギの能力と被るため設定されておらず、映画でも登場していないが、原口智生の要望で登場することとなった。
- ライトニングカウンター・ゼロ(第15話~、劇場版)
- ライトニングカウンターを至近距離から放つプラズマ電撃パンチ。
- メビュームダイナマイト(第43話~)
- ウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトと原理の同じ自爆技。ただしタロウには生命力の強いウルトラ心臓が備わっているからこそ可能だったため、消耗はタロウよりも激しいものと思われる。
[編集] その他の能力
- メビウスパンチ(第2話~、劇場版)
- 右手にパワーを貯めエネルギーの炎をまとったまま敵にぶつける攻撃と、そのままストレートパンチを繰り出す2種類がある。
- メビウスキック(第2話~、劇場版)
- 空中で使用することが多い。
- メビュームスラッシュ(第3話~、劇場版)
- メビウスブレスに右手を添え、右手を前に突き出して放つ光弾。威力は低いが連射可能で、主に牽制に使用される。また、ミライの姿でも使用可能である。
- メビウスディフェンスサークル(第3話~)
- 両手を広げて形成する∞の形をしたバリア。攻撃によっては反射すること(14話)も出来るが、強力な攻撃を防ぎきれないことも多い。また、第44話ではミライの状態で使用したため、人間態でも使えると思われる。
- ライトニングカウンター(劇場版、第25話)
- メビウスブレスのエネルギーをプラズマ電撃に変えて、左拳から放つ電撃光線。
- メビュームピンガー(劇場版)
- メビウスブレスに右手を添え、右手を前に突き出して放つ光線。敵の分身能力などを封じる技。
- メビウスディフェンスドーム(劇場版)
- ドーム状のバリア。メビュームシュート発射途中でも使える。
- ウルトラ兄弟を助け出す技(劇場版)
- 左手に右手を添えて高速回転をし、メビウスリングを発射し、十字架を破壊する技。
- 身体のデータ化(第27話)
- GUYS基地のコンピューターシステム内で暴走するプロトマケット怪獣ゼットンと戦うため、自分をデジタル情報に変換して電脳空間へと突入した。
- 流星キック(第27話)
- ウルトラマンジャックのものと同様。
- テレポーテーション(第28話)
- ウルトラマンのものと同様。
[編集] 他のウルトラマンとの合体技
- エメリウムメビュームシュート(正式名称不明)(第46話)
- メビュームシュートとエメリウム光線を同時に放つメビウスとセブンの合体光線。途中で光線同士が合流し、威力が増幅するような描写が見られる。
- ナイトメビュームシュート(正式名称不明)(最終話)
- メビュームシュートとナイトシュートを同時に発射するメビウスとヒカリの合体光線。
[編集] メビウスブレイブのデータ
ウルトラマンヒカリから託されたナイトブレスを用いて、メビウスがパワーアップした形態。第18話から登場。左腕を立てて構えることでナイトブレスを呼び出し、それをメビウスブレスと一体化させてナイトメビウスブレスにすることでメビウスブレイブとなる。戦闘時には、ナイトメビウスブレスから現れる光の長剣・メビュームナイトブレードを使用しており、接近戦において直接それで怪獣を切り倒すこともある。
[編集] メビュームナイトブレードを用いた光剣技
- メビュームナイトブレード・ブレードオーバーロード(第18話~)
- ナイトメビウスブレスのエネルギーを開放し、メビュームナイトブレードに集めて放つ必殺技。これを巨大な剣にして敵を∞の形に切り裂くものと、∞の形にしたエネルギー波を放つもの(第25話)の2種類が存在する。
- メビュームナイトブレード・バッシブレードアタック(第19話)
- メビュームナイトブレードで、敵の攻撃を跳ね返す防御技。
- メビュームナイトブレード・スピンブレードアタック(第19話)
- 自ら回転しながら敵に飛び掛り、そのまま敵の体を切り裂く必殺技。
- メビュームナイトブレード・ブレードシュート(第20話)
- ナイトメビウスブレスのエネルギーを開放し、メビュームナイトブレードに集めて放つ必殺光線。
- メビュームナイトブレード・アクティブレードアタック(第21話)
- 敵に向かって突進し、すれ違いざまにすばやく∞の形に切り裂く必殺技。
- メビュームナイトブレード・ブレードスラッシュ(第34話)
- メビュームナイトブレードの剣先から半月状のカッター光線を放つ。
[編集] メビウスバーニングブレイブのデータ
メビウスがパワーアップした姿で第30話から登場。GUYSの面々からの思いをエネルギーに変えて変身する強化モードで、別名「炎の勇者」。胸と背にはリュウを筆頭に仲間達との間で結んだ絆の象徴としてファイヤーシンボルが描かれている(ガンフェニックスのペイントやリュウとミライのメモリーディスプレイと同様)。身体能力が大幅に向上している。
[編集] 必殺技
- メビュームバースト(第30話~)
- メビウスブレスから発生した炎のエネルギーを胸の部分に集中させて敵に放つ必殺技。
- バーニングメビウスピンキック(第34話~)
- メビウススピンキックのバーニングブレイブ版。通常とは発動時のグラフィックは少し異なっており、こちらは相手に飛び込む時からきりもみ回転し、メビュームバーストと似たような炎をまとって攻撃する。
- バーニングメビュームダイナマイト(第48話~)
- メビュームダイナマイトのバーニングブレイブ版。威力も通常の倍であるがその分自分へのダメージも大きい。
[編集] メビウスフェニックスブレイブのデータ
メビウスとGUYSのメンバー(リュウ、マリナ、ジョージ、コノミ、テッペイ)とヒカリが融合した姿で最終話に登場。ナイトブレスと、GUYSのメンバーの友情が起こした奇跡の姿で、別名「不死鳥の勇者」。金色の装飾が多く、派手なカラーリングをしている。メビウスブレイブが左腕に合体させたブレスを装着しているのとは違い、両腕にブレスが振り分けられているのが特徴。圧倒的な力を持っている。
[編集] 必殺技
- メビュームナイトシュート(最終話)
- メビウスブレスとナイトブレスと仲間の全エネルギーを開放し、十字に組んで発射する必殺光線。腕をL字にずらすと威力を上げることが出来る。劇中ではスペシウム・リダブライザーで威力を増幅していたため、本来の威力は不明。
- メビュームナイトアタック(正式名称不明)(最終話)
- メビウスブレスとナイトブレスを使用して放つ火球。エンペラ星人にトドメを刺した。メビュームナイトシュートと同じく、スペシウム・リダブライザーを通してから命中したため、本来の威力は不明。
[編集] メビウスインフィニティーのデータ
メビウスとウルトラ6兄弟が融合した姿で、劇場版に登場。全身の模様がウルトラ6兄弟の各人のものを取り入れたものになっているのが特徴で、6兄弟が赤を基調としているため結果として通常のメビウスとカラーパターンが逆になっている。メビウスやウルトラ6兄弟を苦しめたUキラーザウルスとの戦いでただ一度だけ顕現し、驚異的な力で撃破した。
[編集] 必殺技
- コスモミラクルアタック(劇場版)
- 全身を膨大なエネルギーで包み、敵目掛けて突っ込んでいくことで敵の中枢を貫通・破壊する必殺技。
- バリア(正式名称不明)(劇場版)
- Uキラーザウルス・ネオを倒した際、人質にされていたアヤを救出するために使用した球状のバリア。
- インフィニティースラッシュ(正式名称不明)(劇場版)
- メビュームスラッシュの強化版。Uキラーザウルス・ネオの巨大ミサイルも粉々に破壊でき、一気に複数のミサイルを撃墜可能。
[編集] ウルトラマンヒカリ / ハンターナイト ツルギ
- 身長:ミクロ~50メートル
- 体重:3万5000トン(ヒカリ) / 3万8000トン(ツルギ)
- 活動時間:不定:極度なダメージを食らうとカラータイマーが点滅する。
[編集] データ
セリザワ・カズヤが変身アイテム・ナイトブレス[14]にナイトブレードを差し込むことで変身する青いウルトラマン。
青いウルトラマンは別名「ブルー族」とも言われ、設定自体は昭和シリーズにも存在した(主に児童誌などで作られた設定のため、その内容には様々な異聞がある)が、実際にM78星雲出身の青いウルトラマンが描かれたのは本作が初。
かつてはM78星雲の宇宙科学技術局に所属し、研究者として多くの功績を立てていた。「ヒカリ」という名はリュウが名付けた地球における名称(レジストコード)であり、本名は不明。リュウとミライ以外のGUYSメンバーはこのネーミングにかなり難色を示していたが、リュウが強引に押し切って決めた[15]。
- ハンターナイト ツルギ(第5話~第10話、第35話、第49話)
- ウルトラマンヒカリが「アーブギア」をまとった戦士。『ヒカリサーガ』のSAGA1(以降、“SAGA”と付いた記述はすべて外伝で語られた出来事)にて、研究者時代に見守り心から愛していた「奇跡の惑星」アーブがボガールによって滅ぼされたため、アーブの知性体の怨念を鎧(アーブギア)として纏い、復讐のためボガールを倒すことだけに生きると決意する(この時より「ハンターナイト ツルギ」となる)。その後、地球で自由に活動するための“入れ物”として、ディノゾールへ特攻後死亡寸前だったセリザワの意識と身体を乗っ取り、ボガールへの孤独な復讐戦を続けていた。しかし、セリザワの姿を戦場に見たリュウやミライ(メビウス)と接触、当初は地球のことなど一切考えていなかったものの、リュウやミライそしてセリザワの潜在意識の説得によって“ウルトラの心”を取り戻す。ボガールモンスとの最終決戦ではメビウスと共闘し復讐を遂げるが、エネルギーを使い切ってしまい息絶えた(以降はヒカリの項を参照のこと)。後にヒカリは自らの意志により勇者の鎧を装着し、“正しい心”のままこの姿に変身出来るようになったが、鎧は49話における戦闘でエンペラ星人によって完全に破壊された。
- なおアーブギアには、アーブの知性体の怨念から生まれた“復讐の鎧”(絶命前まで装着していたもの)と、再びアーブを訪れたヒカリの正しき心にアーブの大地が共鳴して生まれた“勇者の鎧”(SAGA3及びテレビ本編第35話以降に装着しているもの)の2種類がある。
- ちなみにツルギとは、元々アーブの大地に宿るものの名であり、アーブの知性体に予言を残している存在のようである。
- ウルトラマンヒカリ(第11話~第17話、第35話、第48話~第50話)
- エネルギーを使い切ったツルギがウルトラの母によって復活した姿。その胸にはカラータイマーと突起状の勲章・スターマークが輝く[16]。ツルギ時代の経験もあり戦闘能力はメビウスにも並ぶが、元々戦闘訓練を受けていない一般のウルトラ一族だった上アーブギアも失っているため、代償として一戦ごとに身体ダメージが蓄積している(第15話ではゾフィーから光の国への帰還忠告を受けていた)。しかし、ボガール亡き後も頻出し続ける怪獣の脅威から地球を放って置けず戦い続け、第17話にてリュウやミライ(メビウス)の成長を認め、メビウスにナイトブレスを託し地球を去った。その後、SAGA2でベムスターと対決し、ゾフィーに宇宙警備隊にスカウトされ正式な宇宙警備隊員となる。
- 第35話ではババルウ星人を追って再度地球に飛来。ババルウ星人がツルギに化け破壊活動を行い窮地に追い込まれるが(メビウスはこの時ナイトブレスをヒカリに返還した)、最終的にヒカリがニセツルギを倒して誤解は解け、一般の人々にも正式に“正義の味方”と認められた後、地球に迫る危機の原因を究明すべく再び宇宙へ旅立つ。第48話では太陽に現れた異常を発見。さらにその後地球でエンペラ星人と対決し、その過程でリュウと同化しながら2度敗北。エンペラ星人が倒された後、光の国へ帰って行った。
[編集] 必殺技
- ナイトシュート(第5話~)
- ナイトブレスのエネルギーを開放し、両手を十字(メビュームシュートとは逆に、右手が前になるように構える)に組んで放つ必殺光線(ナイトブレスなしでも発射出来る)。メビュームシュート以上の威力を持っており、ヒカリの姿に戻ってからは更に威力が上がっている。
- 勇者の鎧をまとったヒカリのものは、それまでの青色と違い虹色の光線である。また、以前のものを上回る威力を持つようである(第35話)。
- ベムスターを倒した光線(名称不明)(SAGA2)
- ナイトブレスをメビウスに託したヒカリが新たに使用した必殺光線で、両手を上下に広げて放つ。
[編集] その他の能力
- ナイトビームブレード(第6話~)
- ナイトブレスから現われる光の剣で、メビュームブレード以上の切れ味を持つ。
- ブレードショット(第6話~)
- ナイトビームブレードの剣先から放つ光弾。セリザワの姿でも使用可能で、その時はナイトブレードから発射している。
- 空を晴らす光線(SAGA1)
- キングから与えれた試練のとき発した光線。みるみるうちに嵐は止み空が晴れた。攻撃用に使えるかは不明。
[編集] GUYS / CREW GUYS
25年前、当時の防衛隊が解散した後、各国が協力して創設された新たな怪獣防衛隊。その名はGuards for UtilitY Situation(あらゆる状況のための防衛隊)の頭文字をとったもので「ガイズ」と読む。総本部はニューヨーク沖にあり、各国のGUYS本部にはそれぞれ実戦部隊であるCREW GUYS(クルー・ガイズ)が配備されている。この他にも公海の防衛を担当するGUYS オーシャン、大気圏外の宇宙圏を防衛するGUYS スペーシー、南極圏を防衛するGUYS アンタクティカが存在する。
GUYSのライセンスは、16歳になれば誰でも試験を受けて取得出来る(例外的にジングウジ・アヤは14歳で取得している)が、25年にわたって怪獣が出現しなかったことから、現在では「就学や就職などに便利な資格」程度にしか捉えられておらず、ライセンス取得後実際にGUYSに入隊する者はごくわずかである。
GUYSの隊員は命令を受けた際に、「了解」の意味で「GIG」という符丁を用いる。これは「GUYS IS GREEN」の略語で、『キャプテン・スカーレット』に登場する返答コール「SIG(SPECTRUM IS GREEN)」からの引用だと思われる。
GUYS総本部のデータベースには過去に活躍した特捜・防衛チームと戦った怪獣や宇宙人の情報が収められている。それらのデータは「アーカイブドキュメント」と呼ばれ、歴代チームの名を冠したドキュメントファイルに分類・保管されている(ドキュメントSSSP(Science-Special-Search-Party・科学特捜隊。読みは「スリーエスピー」)、ドキュメントUG(Ultra-Guard・ウルトラ警備隊)、ドキュメントMAT(読みは「エムエーティー」)など)。また、これとは別に「アウト・オブ・ドキュメント(Out of Document)」と呼ばれるドキュメントファイルが存在する。これには「ドキュメントSSSPへの分類以前(『ウルトラQ』の時期)」や「『ウルトラマンレオ』での防衛チームMACの全滅からウルトラマン80でのUGM設立までの5年間」などの防衛チームそのものが存在しない期間に出現した怪獣・宇宙人に関しての情報が保存されている。怪獣や宇宙人(ウルトラマン含む)が出現した際には「レジスト(レジステレーション)コード」と呼ばれる地球名をつける。また、アーカイブドキュメントに登録されている怪獣・宇宙人の場合は登録されている名前をそのままレジストコードとして使用する。
GUYS JAPANには本部であるGUYS JAPAN基地(フェニックスネスト)の他に、GUYS対怪獣研究所などの外部施設がある。GUYS対怪獣研究所では約1000種に及ぶ怪獣・宇宙人などの研究を行っており、Webメビナビによればスピリット・セパレーターなどのメテオールの開発も行われている。
[編集] メカニック
地上車両はトリヤマやミサキのような上層部が使う公用車(第1話~)以外登場していない。第7話にGUYS隊員が地上で捜索活動を行った際マリナはバイクを使用していたが、これは入隊前の第1話でも乗っていた彼女の私物である。
- ガンクルセイダー(第1話~)
- 前CREW GUYS JAPANの主力戦闘機。セリザワとリュウが搭乗していた隊長機は炎のエンブレムが描かれている。25年ぶりに出現した怪獣ディノゾール迎撃のために出撃したが、メテオールは搭載されておらずロケット砲やビーム砲で立ち向かったが歯が立たず、全機撃墜されてしまう。その後の回想シーンでもたびたび登場する。
- ガンクルセイダーMX(第49話)
- メテオール搭載のための試験機で、MXはMETEOR EXPERIMENTALの略。スペシウム弾頭弾を搭載している。ガンフェニックス配備後も、万一のために整備されていたらしい。ガンフェニックストライカー撃墜後、リュウがエンペラ星人へ特攻する際に使用された。
- 撮影用ミニチュアは『マイティジャック』に登場したコンクルーダーの改造。
- フェニックスネスト(第1話~)
- GUYS JAPAN基地のシンボルで、GUYSマシンなどのメカは地下の基地本体に格納されている。地下の基地本体と分離することができ、飛行形態に変形することが可能。
- フェニックスネスト・フライトモード(第26話~)
- サコミズ隊長、及びミサキ総監代行の指令により起動するフェニックスネストの飛行形態。最大の武器は主砲のフェニックスキャノン。強力な火力を有するが、その存在はGUYS内でも一部の人間しか知らなかったといういわば最大の切り札。メテオールを発動することによって「ディメンショナル・ディゾルバー」や「フェニックス・フェノメノン」等の強力なメテオール弾の使用が可能。メインパイロットはサコミズ隊長が勤め、他の隊員達がサポートを担当する。
- ガンフェニックス(第1話~)
- ガンクルセイダーに代わり配備された大型戦闘機。第2話にて、ミライ達によってガンクルセイダー隊長機にあった炎のエンブレムのペイント(劇中描写によると戦闘で剥がれる度に隊員達が塗り直している)を描きこまれた「俺達の翼」。合体での運用は基本的に移動専用(但し合体しての攻撃及び分離しての出撃も可能)で、前線に到着するとガンウィンガーとガンローダーに分離して戦闘を開始する。
- GUYSメンバーの結束を象徴する機体のためか、被弾すると搭乗者が脱出して爆発炎上していた過去のウルトラシリーズの戦闘機と異なり、不時着及び墜落することはあっても完全に破壊されたことはなかった。しかし、終盤の第48話にてエンペラ星人の攻撃を受け遂に爆発炎上した。
- ガンフェニックストライカー(第21話~)
- ガンフェニックスとガンブースターが合体した大型戦闘機。ガンフェニックスに比べ攻撃力や機動力が大幅にアップしている他、宇宙空間へ行くことも可能。全砲門からビームを発射する「バリアントスマッシャー」が最大の武器。メテオールを発動することで機体に金色の粒子を纏わせて突撃し、機体全体よりガンフェニックスのシルエット状のエネルギー波を放つ「インビンシブルフェニックス」(第22話~)という強力な技を使用することが可能。フルパワーの「インビンシブルフェニックス・パワーマキシマム」(第48話)はインペライザーを一撃で完全破壊するほどの威力を持つ。合体完了後は一人だけでも操縦可能。
- ガンウィンガー(第2話~)
- CREW GUYS JAPANの主力戦闘機の1つ。主な武装は機首のビークバルカンと主翼のウイングレットブラスター。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、「ファンタム・アビエイション」という分身のような超機動(これは全GUYSマシン共通の能力)を行うことが出来る。また、変形時に展開されるトランスロードキャニスターから「スペシウム弾頭弾」の発射も可能になるが、ウルトラマンのスペシウム光線ほど強力でないため、複数発を急所に直撃させなければ怪獣を倒すことは不可能。通常、先端色が「赤」のガンスピーダー1がコックピットとして使用される。
- ガンローダー(第2話~)
- CREW GUYS JAPANの主力戦闘機の1つ。主な武装は機首のバリアブルパルサーと尾翼のダブルガンランチャー。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、怪獣すら巻き上げる「ブリンガーファン」やそれを応用し霧や有毒ガスなどの気体を吹き飛ばす「ベンチレーション・ボルテクサー」、炎の竜巻を発生させる「マクスウェル・トルネード」の使用が可能になる。通常、先端色が「黄色」のガンスピーダー2がコックピットとして使用され、その後方に予備のガンスピーダー(通常はガンスピーダーEX)を搭載することも出来る。
- ガンブースター(第15話~)
- CREW GUYS JAPANの主力戦闘機の1つ。主な武装は機首に装備された2門のビーム砲・アルタードブレイザーと両翼に装備された6門のビーム砲で、6門のビーム砲を一斉発射する「ガトリングデトネイター」が最大の武器。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、機体を高速回転させて敵の攻撃をはじき返す「スパイラルウォール」という防御技を使用することも可能。通常、先端色が「銀色」のガンスピーダー3がコックピットとして使用される。
- シーウィンガー(第38話)
- ガンウインガーのGUYS JAPANでの活躍が認められ正式採用されたGUYSオーシャンの主力戦闘機。外観はガンウィンガーの色違いでメインカラーは青。武装の多くはガンウィンガーと同じである。ガンウインガー以上の機動性を持つ他、ブルーウェイルの位置を知られないようにするという目的も兼ねて、空中だけでなく水深100メートルほどまでの水中で活動(水中発進及び水中帰還を含め)することが可能。また、「ワイズ・クルージング機能」(WISEとはWing In Serface Effectの略で、界面効果の意味)という能力も持っており、海面すれすれの高度を滑るように飛行することが出来る。この能力は当然海上でしか使用出来ないが、レーダーにも映りにくく、普通に飛行するより少ない燃料で長い距離を移動することが出来る。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、3発のスペシウム弾頭弾を三つ又の槍の如く左右から同時に発射する「スペシウムトライデント」の使用が可能。
- ガンスピーダー(第2話~)
- ガイズマシンのコックピットになる小型ポッドで、フェニックスネスト内部に格納されている。主な武装は機首のフォノンメーザーとミサイル。単独で飛行艇や潜水艇、地上車両としての運用も可能であり、もしもの際の脱出艇としての機能も兼ね備えると思われる。全部で3種類で、先端色が「赤」のガンスピーダー1、「黄色」のガンスピーダー2、「銀色」のガンスピーダー3とEXがある。ガンスピーダーEXは予備機として普段は使われていない。また、ガンローダーに2機のガンスピーダーを搭載して途中で片方を空中発進させることも可能。
- ブルーウェイル(第38話)
- GUYSオーシャンの司令部でもある大型潜水艦。シーウィンガーを搭載する母艦でもあり、作戦に応じて様々な武装を搭載・使用する。
- GUYSアローMA1型(第49話)
- かつてのマットアロー1号を改装した機体。相当数がGUYS JAPANに配備されていたが、エンペラ星人の攻撃によりその多くが出撃することなく失われた。
- 戦車(第49話)
- エンペラ星人襲撃に際してGUYS基地周辺に展開したがインペライザーの攻撃により壊滅する。側面にTPCと描かれており、映像は『ウルトラマンティガ』か『ウルトラマンダイナ』の流用と思われる。ミニチュアはM1エイブラムスと90式戦車が使用されている。
[編集] 武器・装備
- メモリーディスプレイ(第1話~)
- GUYSの隊員証でもある小型モバイルパッドで、通信や映像解析に使用する。その他にも、マケット怪獣の実体化機能やトライガーショットとの連携機能、アーカイブ検索やガンスピーダーの起動認証機能など様々な用途で使用される。なお、リュウの物だけは炎のエンブレムが描かれている。また、コノミの物には「ミクラス」のプリクラが貼ってある。
- トライガーショット(第1話~)
- 用途に応じ、「トリプルチェンバー」と呼ばれる三連シリンダーを回転させて使用するレーザービームガン。通常のハンディショット形態から、バレルを伸ばしたロングショット形態に変形させることも可能。ロングショット形態は、射撃精度は上がるが連射性能は落ちる。
- レッドチェンバー:「アキュートアロー」という赤いビームを発射出来る。三つの中では最も使用頻度が高い。
- イエローチェンバー:「バスターブレッド」という黄色い高エネルギー火球を発射出来る。
- ブルーチェンバー:様々な種類のメテオール弾を発射出来る。
- メテオールショット(第19話~)
- メモリーディスプレイを後部にセットすることでロックが解除され、初めて使用が可能になるメテオール弾専用の大型銃(片手持ち)。詳細については別項を参照。
- GUYSタフブック(第24話~)
- ノートパソコン型ツール。ちなみにベースはパナソニック製のノートパソコン、『タフブック』である。詳細については別項を参照。
- シンクロトロン砲(第10話~)
- 遠隔操作式の6連装式火砲で口径は1200mm。ボガールモンス撃破のために太平洋上の小島に展開されたが決定打には至らず全基破壊されてしまう。後に第49話においてシルバーシャークG他の火砲群と共にフェニックスネストに展開、インペライザー1体を倒すことに成功するが戦闘により全て破壊されてしまう。
- 宇宙機雷ライトンR30マイン(第11話~)
- ディノゾールの群れに対し、GUYS スペーシーが配備した宇宙機雷。過去にキングジョーの機能を停止させた“ライトンR30爆弾”がその原型である。効果は抜群で群れをほぼ全滅させるが、一匹だけ取り逃がしそれが後にディノゾールリバースとなる。第30話ではインペライザー破壊のため重力偏向板と共に配備されるが、宇宙空間に到達する前に瞬間移動で脱出され結局使われることはなかった。
- シルバーシャークG(第16話~)
- GUYS スペーシーの自動衛星、そしてフェニックスネストに2つ配備されていたビーム砲台。『ウルトラマンA』に登場したTACの光線砲“シルバーシャーク”の拡大改良型で、彗星を一撃で粉々にするほどの威力を持っている。フェニックスネスト配備のものはマニュアル操作で動かす型で、オオシマ彗星の破片が地球に接近した際には、ザムシャーなどの飛来で駆動系が故障してしまう。そのため、本部内で配線を隊員達が自ら接続、テッペイ・マリナ・コノミがオペレートしながらリュウとジョージがトライガーショットで射撃のコントロールを行った。
- 第49話では基地内に配備されていた他の火砲群と共に(「新しく買った方」を含めた)2台がインペライザー1体を撃破するも、インペライザーとエンペラ星人に破壊された。
- AZ2006(第31話)
- 地球に侵入した円盤迎撃のために展開した大型ミサイル。『ウルトラマンタロウ』においてZATがムルロアを倒した“AZ1974爆弾”の改良型。しかし目標としていた円盤群が撤退したため使用されることはなかった。なお、画像は『ウルトラマンマックス』に登場した大型ミサイル“コスモ・ディーバ”の映像がほぼ流用された。
[編集] 超絶科学メテオール
「Much Extreme Technology of Extraterrestrial ORigin(地球外生物起源の超絶技術)」通称“メテオール”。過去に宇宙人(ウルトラマンを含む)が残した宇宙船や兵器、技術などをGUYS総本部の研究により手に入れたオーバーテクノロジーの総称。使用すれば驚異的な力を発揮するが、不明な点も多くその使用は厳しく制限され、緊急時を除いて上層部の許可の下に1分間しか使用することは出来ない。
- ガイズマシン(第2話~)
- 「ガンウィンガー」や「ガンローダー」、「ガンブースター」などのガイズマシンは、メテオールを発動することによりマニューバモードと呼ばれる形に形状変化し、飛行能力(UFOのような超絶飛行)や攻撃スタイルを強化することが可能。ただし、マニューバモードでの高速移動には非凡な能力を必要とし、使用によるパイロットや機体への負荷も大きく、仮にメテオールの使用制限がなくても連続使用は難しい。また、マニューバモードになった際、金色の粒子をまとう。
- トライガーショット(第3話~)
- トライガーショットはトリプルチェンバーのひとつ、「ブルーチェンバー」を選択することでメテオール弾の発射が可能。「キャプチャーキューブ」や「ニューロン・ニュートラライザー」を使用出来る(どちらも後述)。
- マケット怪獣(第4話~)
- GUYS総本部に蓄積された過去の怪獣データから再現した大型分子マケット。生物ではなく、データに記録された怪獣に似た容姿を再現して実体化、命令を実行する。この怪獣が実態を維持できるのは1分間で、さらに再使用のためのチャージには(リムエレキングを例外として)60分の時間が必要。また、第27話では戦力増強案の1つとして、アーカイブデータを元に開発された試験用のプロトマケット怪獣と呼ばれるものも登場しており、グドンとメビウス(マケットウルトラマン)とゼットンの3体がデータ内ではあるが実体化した。しかしこれらはゼットンの暴走事件などもあって採用は見送りとなる。
- マケット怪獣は『ウルトラセブン』に登場した「カプセル怪獣」の人類版と言える物で、(そのカプセル怪獣であった)ミクラスとウィンダムが採用されたのも人類に味方した怪獣であったことに由来している。
- メテオールショット(第19話~)
- メテオールショットは、GUYSメットで読み取った射撃手の脳の電気信号を元に敵の位置を捕捉し、自動追尾する性質のメテオール弾を撃つことが可能。また、「キャプチャーキューブ」(第21話、第45話)や「リージョン・リストリクター」(第25話)、「スピリット・セパレーター」(第33話)も使用出来る(全て後述)。さらに、「アメイジング・トリプル」という特殊な機能を持ち、3つの銃口から複数の敵を同時に攻撃することが可能だがこれはジョージにしか扱えない。
- GUYSタフブック(第24話~)
- GUYSタフブックは、メテオールのデータを状況に応じて様々にカスタマイズすることが可能で、主に複数の怪獣・宇宙人のデータを組み合わせることでそれを運用する。マケット怪獣に新たな能力を付加させることもでき、ウインダムに火を操る怪獣のデータを組み込みファイヤーウィンダムへとパワーアップさせた。また、第25話では同じ要領で催眠術などを駆使した宇宙人のデータから、自己催眠用のメテオール弾をフジサワ博士が作り出した。第27話ではGUYSタフブックに複数のマケットカプセルを装填し、仮想空間でのマケット怪獣の対戦が行われた。
- キャプチャーキューブ(第3話~)
- 過去に出現した宇宙人や怪獣のバリア能力を元に開発されたというドーム状のバリアを発生させるメテオール弾。防御能力の他、バリアの中に1分間敵を封じ込めたり、爆発の衝撃を抑え込むという性質がある。第10話ではガンローダーに搭載され、ボガールの爆風を遮るための磁場フィールドからメビウスとツルギを逃がす際、一時的にフィールドに穴を開けることに使用された。また、第3話ではメビュームシュート発射直後にバードンを覆い爆発の衝撃を防ぐ一方内部での破壊力を増強、第21話では追跡してくるレッサーボガールを足止めしたり、第30話ではインペライザーの光線を閉鎖空間で乱反射させダメージを与えようとするなど、本来の「バリア=防御」的能力とは違う使い方をすることも多く、汎用性及び応用性に優れたメテオールと言える。
- 重力偏向板(第7話~)
- 地上にある物体を5Gの加速で大気圏外まで放り出すメテオール。高高度に固定し、外部から電力供給を行うことで起動する。第7話ではシーピン929を宇宙へ送るために使用し、第30話ではインペライザーを宇宙空間まで持ち上げてライトンR30マインで破壊するために使用した。
- グロテスセル(第12話)
- 本来生命を持たない物体(無機物)に生命を与える液体状のメテオール。ドキュメントMATに記録されているグロテス星人が使用していたとされるもので、巨大ロボットへの応用を目指して研究されていたが制御方法が見つからず、廃棄処分となる。
- ニューロン・ニュートラライザー(第14話)
- 神経を伝う電気信号を相殺し、神経を麻痺させる性質を持つメテオール弾。
- リージョン・リストリクター(第25話、第26話)
- ヤプールが出現したことを受けて開発されたメテオール弾。超獣が出現、あるいは逃げる際に発生する異次元空間への扉を閉じる性能を持つ。
- ディメンショナル・ディゾルバー(第26話)
- ヤプールが出現したことを受けて開発されたメテオール。異次元空間の扉を半永久的に閉じる性質を持つ、いわばリージョン・リストリクターの強化版。しかし、強大なエネルギーを有するためか、フェニックスネスト・フライトモードしか扱うことは出来ない。使用の際はフェニックスキャノンから発射する。なお、開発に当たっては第24話でヤプールに憑依されたリュウに付着していた異次元物質のサンプルが活かされた。
- スピリット・セパレーター(第33話)
- テッペイの開発したメテオール弾。ウルトラマンの光線に含まれるエネルギー素粒子との相互作用により、フェミゴンに憑依された人間からフェミゴンの本体を分離させることが可能。
- 先述の通り、ウルトラマンの光線との相互作用によって初めて効果を発揮するメテオールであること及び完成品をテッペイが持ってきた際にミライも同行していたところを見ると、ミライもウルトラマンとして開発に協力した模様。
- フェニックス・フェノメノン(第43話~)
- 謎の時空波出現に対して開発されたフェニックスネスト・フライトモード専用メテオール弾。1億ボルトの強力なイオンビームを放ち、その威力は太陽内部で発生するエネルギーと同等とされている。
- マグネリウム・メディカライザー(第46話)
- かつてガッツ星人に捕らえられたウルトラセブンを復活させることに成功したエネルギー光線をメテオールカートリッジ化したもの。全身を氷付けにされ活動不能に陥ったメビウスを救出した。
- マクスウェル・トルネード(第46話)
- フジサワ博士考案のメテオール。ガンローダーに搭載されたブリンガーファンのパーティクル・コンプレッサーに組み込まれている。発生させた炎の竜巻は、いわゆる「マクスウェルの悪魔」のように、速い分子と遅い分子を振り分け対象物のエントロピーを低下させる。結果として、対象となったグローザムの細胞には急激に熱が蓄積され、再生機能を働かなくさせるばかりか細胞そのものを破壊、不死身のグローザムに止めを刺した。
- スペシウム・リダブライザー(ファイナル・メテオール)(第50話)
- ウルトラマンたちの光線に含まれるスペシウムエネルギーを増幅し、光線の威力を高めることが出来る装置で、ウルトラマンの気持ちに答えるためのものというメテオールの存在意義を最も体現していると言える。衛星軌道上から重力偏向盤の作用で降下した。
- みんなの声を集めてエネルギーにするメテオール(ウルトラマンフェスティバル2006)
- みんなの声をメテオールショットに集めて、ウルトラマンのエネルギーに変えてウルトラマンメビウスのメビウスブレスに放射しメビウスを助けた。
[編集] キャスト
[編集] 出演者
- ヒビノ・ミライ / ウルトラマンメビウス(声)、バン・ヒロト:五十嵐隼士
- アイハラ・リュウ:仁科克基
- サコミズ・シンゴ:田中実
- イカルガ・ジョージ:渡辺大輔
- クゼ・テッペイ:内野謙太
- カザマ・マリナ:斉川あい
- アマガイ・コノミ:平田弥里
- トリヤマ補佐官:石井愃一
- マル補佐官秘書:まいど豊
- ミサキ・ユキ:石川紗彩
- セリザワ・カズヤ:石川真
- ハンターナイト ツルギ(声) / ウルトラマンヒカリ(声):難波圭一
- ウルトラの父(声):西岡徳馬
- ウルトラの母(声):池田昌子
- ゾフィー(声):田中秀幸
- ウルトラマンタロウ(声):石丸博也
- クゼ・ケイコ:林寛子
- クゼ・テツハル:加門良
- カドクラ:影丸茂樹
- チサト:岩佐まり
- 謎の女(ボガールヒューマン) / 高次元捕食体ボガール(声):小山萌子(第1話~第10話)
- アバンナレーション:磯部弘(第27話~第30話)
[編集] ゲスト出演
- 松澤仁晶:警察官役(第1話、第37話)
- 市川亜沙美:モエ役(第3話、第14話)
- 中村果生莉:GUYSのメイド役(第7話)
- うえだ峻:平蔵役(第12話)
- 寉岡瑞希:由香役(第12話)
- 浜近高徳:トリヤマの運転手役(第12話)
- 清水あすか:サワキ・リンコ役(第13話)
- 冨田卓:ムカデンダーに襲われる登山家役(第13話)
- 井家良輔:少年時代のテッペイ役(第14話)
- 多田あやか:看護師役(第14話)
- 綿引勝彦:アライソ整備長役(第15話、第26話、第38話)
- 野口雅弘 :オトワ主任技師役(第20話)
- 平泉成:バン・テツロウ役(第21話、第22話)
- 寺井大介、田井和彦:アランダス号船員役(第21話、第22話)
- 仲条春香:バン・ヒロトの母親役(第22話)
- 大浦龍宇一:アンヘル星人トーリ(桐李)役(第23話)
- チャーリィ湯谷:マリナの祖父役(第23話)
- 小池彩夢:少女時代のマリナ役(第23話)
- 田畑菜々子:GUYSのメイド役(第23話、第24話)
- 石橋けい:フジサワ・アサミ博士役(第25話、第26話、第46話)
- 河合龍之介:スザキ・ジュン役(第28話)
- 加藤厚成:ヒルカワ(蛭川光彦)役(第28話、第43話、第44話、第48話)
- 山口愛:少女時代のコノミ役(第28話)
- 佐藤勇輝:少年時代のスザキ・ジュン役(第28話)
- 須藤公一:ニュースキャスター役(第31話)
- 斉藤とも子:園長役(第32話)
- 吉田智則:メイツ星人ビオ役、メイツ星人(父)役(第32話)
- 川西美智子:保育園の先生役(第32話)
- みわ優子:園長(少女時代)の母親役(第32話)
- 斉藤麻衣:タカムラ・ミサ役(第33話)
- 加藤厚史:タカムラ先輩役(第33話)
- 中村翼:ワダ・ユウスケ役(第33話)
- 稲垣浩子:トガワ・レイコ役(第33話)
- 中井理恵:看護師役(第33話)
- 小磯龍哉、畑中友仁:作業員役(第33話)
- 赤星昇一郎:霊媒師役(第33話)
- 真夏竜:おおとりゲン役(ウルトラマンレオの声も兼任)(第34話)
- 麻生潤也:GUYS警備員役(第35話)
- 菊地一浩:TVレポーター役(第35話)
- 藤田三三三、城戸光晴、青山恵子:一般市民役(第35話)
- 高宗歩未:サイコキノ星人カコ役(第36話、第49話、第50話)
- 五十畑颯斗(テロップでは、五十嵐颯斗と誤記)、川北純也、砂川政人、古澤美咲、坂井じゅの:サイコキノ星人役(第36話)
- 小林翼:コウキ役(第37話)
- 樋口靖:コウキの父親役(第37話)
- 村上幸平:勇魚洋役(第38話)
- 金成泰成:GUYSオーシャン隊員役(第38話)
- 永井博章:漁船乗組員役(第38話)
- 堀口たかよし:港湾作業員役(第38話)
- 美保純:日ノ出サユリ役(第39話)
- 遠山俊也:日ノ出平太郎役(第39話)
- 佐藤慶季、日高里菜、吉井克斗、南雲有紗、杉浦冬真、石井みずき:日ノ出家6人兄妹役(第39話)
- 藤村ともこ:看護師役(第39話)
- 仲里依紗:ナオコ役(第40話)
- 田中伸彦:ソリチュラン人間体役(第40話)
- 岡村洋一:メロンパン屋役(第40話)
- 梶浦愛子:ナオコの同級生・リンコ役(第40話)
- 小林美鈴:ナオコの同級生役(第40話)
- 高橋実恵子:ナオコの同級生・ユリカ役(第40話)
- 長谷川初範:矢的猛役(ウルトラマン80の台詞も兼任)(第41話)
- 吉見一豊:塚本役(第41話)
- 浅木信幸:スーパー役(第41話)
- 奏谷ひろみ:ファッション役(第41話)
- 金と銀:落語役(第41話)
- 中村良平:博士役(第41話)
- 紀伊修平:真一役(第41話)
- 佐原健二:タケナカ最高総議長役(第42話、第43話)
- 清水紘治:黒ずくめの男(ヤプール)役(第42話~第44話)
- 川又シュウキ、宮里亮:タケナカの護衛役(第42話)
- いとうあいこ:ジングウジ・アヤ役(第43話、第44話)
- 重松和世:アナウンサー役(第43話)
- 高峰圭二:北斗星司役(ウルトラマンAの台詞も兼任)(第44話、第50話)
- 星光子:南夕子役(第44話)
- 団時朗:郷秀樹役(ウルトラマンジャックの声も兼任)(第45話、第50話)
- きくち英一:「きくち電器商会」社長役(第45話)
- 瀧佳人:一般市民・西沢役(第45話)
- 大竹周作:インタビュアー役(第45話)
- 片山雅彦:一般市民役(第45話)
- シンスケ:「きくち電器商会」店員役(第45話)
- 八神徳幸:TVリポーター役(第45話)
- 堀田智之:報道部長役(第45話)
- 尾上博美:少女の母親役(第45話)
- 森次晃嗣:モロボシダン役(ウルトラセブンの台詞も兼任。一部は和田三四郎)(第46話、第50話)
- 黒部進:ハヤタ役(ウルトラマンの台詞も兼任)(第47話、第50話)
- 斉藤洋介:シキ査察官役(第48話)
- 五藤圭子:少年の母親役(第48話、第49話)
- 相澤瑠星:少年役(第48話、第49話)
- 元井須美子:キャスター役(第48話)
- 二宮聡、大田正樹:シキの護衛役(第48話)
- 福天、大野慶太、松永直也、吉川けんじ:一般市民役(第48話、第49話)
[編集] ゲスト声優
- 川津泰彦:ファントン星人(第7話、第49話)
- 夏山剛一:ザムシャー(スーツアクターも兼任)(第16話)
- 菅谷勇:マグマ星人(兄)(第16話)、ザムシャー(第49話)
- 稲田徹:マグマ星人(弟)(第16話)
- 神谷誠:バルキー星人(第16話)
- 玄田哲章:ヤプール(劇場版、第24話、第43話、第44話)
- 江川央生:ロベルガー(第31話)、グローザム(第43話~第46話)
- 掛川裕彦:リフレクト星人(第34話)
- 清川元夢:ババルウ星人(第35話)
- 松本大、浅沼晋太郎、はじ:ジャシュライン(第37話)
- 坂口哲夫:サーペント星人(第39話)
- 寺尾たかひろ:科学特捜隊時代のサコミズの部下(第42話)
- 加藤精三:メフィラス星人(第43話~第47話)
- 郷里大輔:デスレム(第43話、第45話)
- 内海賢二:エンペラ星人(第48話~第50話)
[編集] スーツアクター
- ウルトラマンメビウス / ウルトラマンメビウス(バーニングブレイブ):和田三四郎、岩田栄慶、山本諭
- ハンターナイト ツルギ / ウルトラマンヒカリ、ウルトラマンメビウス(メビウスブレイブ):岩田栄慶
- ウルトラの父、ウルトラマン80、その他の怪獣:永田朋裕
- ウルトラの母、その他の怪獣:太田智美
- ゾフィー:岩崎晋弥、福田大助
- ウルトラマンタロウ、ウルトラマン、その他の怪獣:相馬絢也
- ウルトラマンレオ:山本諭
- ウルトラマンA、その他の怪獣:丸山貢治
- ウルトラセブン、その他の怪獣:岩崎晋弥
- ウルトラマンジャック、その他の怪獣:寺井大介
- その他の怪獣:西村郎、末永博志、横尾和則
[編集] スタッフ
- 監修・製作:円谷一夫
- 製作統括:大岡新一
- 企画:加藤直次(1~22話)・岡崎剛之(23話~)(CBC) 、江藤直行(円谷プロダクション)、中村理一郎(電通)
- プロデューサー:岡崎剛之(1~22話)・岩佐芳弘(23話~)(CBC)、渋谷浩康(円谷プロダクション)、山西太平(電通)
- 制作プロデューサー:小山信行
- 監督:佐野智樹、村石宏實、高野敏幸、梶研吾、小原直樹、鈴木健二、北浦嗣巳、原口智生、アベユーイチ、小中和哉、八木毅
- 特技監督:原口智生、村石宏實、高野敏幸、菊地雄一、鈴木健二、北浦嗣巳、アベユーイチ、小中和哉、八木毅
- シリーズ構成:赤星政尚
- 脚本:赤星政尚、小林雄次、長谷川圭一、川上英幸、太田愛、谷崎あきら、朱川湊人
- 設定考証:谷崎あきら
- 音楽プロデューサー:玉川静
- 音楽:佐橋俊彦
- CGIモーションディレクター:板野一郎
- CGIスーパーバイザー:早川哲司(円谷CGI-ROOM)
- キャラクターデザイン:丸山浩、酉澤安施
- イメージボード:酉澤安施
- メカニック&アイテムデザイン:プレックス
- 制作協力:バンダイナムコホールディングス、電通
[編集] 放映リスト
サブタイトルは「○○の××」の形式となっている。また、表内の放送日はキー局の初回放送時のもので、登場ウルトラマンはメビウス以外のウルトラマン。
※各怪獣の詳細はウルトラマンメビウスの登場怪獣を参照。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | 登場ウルトラマン | スタッフ |
---|---|---|---|---|---|
2006/4/8 | 1 | 運命の出逢い | 宇宙斬鉄怪獣ディノゾール | ウルトラの父 | 監督-佐野智樹 特技監督-原口智生 脚本-赤星政尚 |
2006/4/15 | 2 | 俺達の翼 | 地底怪獣グドン | ― | |
2006/4/22 | 3 | ひとつきりの命 | 火山怪鳥バードン | ― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-赤星政尚 |
2006/4/29 | 4 | 傷だらけの絆 | 宇宙凶険怪獣ケルビム マケット怪獣ミクラス 宇宙斬鉄怪獣ディノゾール(ホログラム) |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-小林雄次 |
2006/5/6 | 5 | 逆転のシュート | 岩石怪獣サドラ(4体) 宇宙斬鉄怪獣ディノゾール(2体目) |
ハンターナイト ツルギ | 監督-髙野敏幸 特技監督-髙野敏幸 脚本-長谷川圭一 |
2006/5/13 | 6 | 深海の二人 | 古代怪獣ツインテール 高次元捕食体ボガール |
監督-髙野敏幸 特技監督-髙野敏幸 脚本-川上英幸 |
|
2006/5/20 | 7 | ファントンの落し物 | 高次元捕食体ボガール 健啖宇宙人ファントン星人 肥大糧食シーピン929 |
監督-梶研吾 特技監督-菊地雄一 脚本-赤星政尚 |
|
2006/5/27 | 8 | 戦慄の捕食者 | 高次元捕食体ボガール マケット怪獣エレキミクラス マケット怪獣リムエレキング |
監督-梶研吾 特技監督-菊地雄一 脚本-小林雄次 |
|
2006/6/3 | 9 | 復讐の鎧 | 高次元捕食体ボガールモンス 地底怪獣グドン(2体目) 古代怪獣ツインテール(2体目) マケット怪獣エレキミクラス |
監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
|
2006/6/10 | 10 | GUYSの誇り | 高次元捕食体ボガールモンス | ハンターナイト ツルギ ウルトラの母 |
監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-川上英幸 |
2006/6/17 | 11 | 母の奇跡 | 宇宙斬鉄怪獣ディノゾールリバース 宇宙斬鉄怪獣ディノゾール(複数) マケット怪獣ウインダム マケット怪獣リムエレキング |
ウルトラマンヒカリ ウルトラの母 |
監督-鈴木健二 特技監督-鈴木健二 脚本-赤星政尚 |
2006/6/24 | 12 | 初めてのお使い | 魔神怪獣コダイゴンジアザー | ウルトラマンヒカリ | 監督-鈴木健二 特技監督-鈴木健二 脚本-川上英幸 |
2006/7/1 | 13 | 風のマリナ | 百足怪獣ムカデンダー マケット怪獣エレキミクラス |
監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-長谷川圭一 |
|
2006/7/8 | 14 | ひとつの道 | 昆虫型甲殻怪獣インセクタス(雄) 昆虫型甲殻怪獣インセクタス(雌) マケット怪獣ウインダム |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-太田愛 |
2006/7/15 | 15 | 不死鳥の砦 | 宇宙礫岩怪獣グロマイト マケット怪獣リムエレキング |
ウルトラマンヒカリ ゾフィー |
監督-北浦嗣巳 特技監督-北浦嗣巳 脚本-谷崎あきら |
2006/7/22 | 16 | 宇宙の剣豪 | 宇宙剣豪ザムシャー サーベル暴君マグマ星人(2体) 宇宙海人バルキー星人 |
ウルトラマンヒカリ | 監督-原口智生 特技監督-原口智生 脚本-赤星政尚 |
2006/7/29 | 17 | 誓いの フォーメーション |
再生怪獣サラマンドラ | 監督-佐野智樹 特技監督-北浦嗣巳 脚本-赤星政尚 |
|
2006/8/5 | 18 | ウルトラマンの重圧 | 宇宙大怪獣ベムスター マケット怪獣リムエレキング |
― | 監督-佐野智樹 特技監督-北浦嗣巳 脚本-川上英幸 |
2006/8/12 | 19 | 孤高の スタンドプレイヤー |
宇宙量子怪獣ディガルーグ | ― | 監督-小原直樹 特技監督-鈴木健二 脚本-太田愛 |
2006/8/19 | 20 | 総監の伝言 | 宇宙凶険怪獣ケルビム(2体目) 凶暴怪獣アーストロン マケット怪獣ウインダム マケット怪獣リムエレキング |
― | 監督-小原直樹 特技監督-鈴木健二 脚本-長谷川圭一 |
2006/8/26 | 21 | 虚空の呼び声 | 高次元捕食獣レッサーボガール(2体) マケット怪獣リムエレキング |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-谷崎あきら |
2006/9/2 | 22 | 日々の未来 | 高次元捕食獣レッサーボガール(3体) マケット怪獣リムエレキング |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-赤星政尚 |
2006/9/9 | 23 | 時の海鳴り | 時間怪獣クロノーム アンヘル星人トーリ |
― | 監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-太田愛 |
2006/9/16 | 24 | 復活のヤプール | 一角超獣バキシム 異次元人ヤプール マケット怪獣ファイヤーウインダム マケット怪獣リムエレキング 百足怪獣ムカデンダー(ホログラム) 火山怪鳥バードン(ホログラム) |
ウルトラマンタロウ ゾフィー |
監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-長谷川圭一 |
2006/9/23 | 25 | 毒蛾のプログラム | 蛾超獣ドラゴリー | ― | 監督-北浦嗣巳 特技監督-北浦嗣巳 脚本-川上英幸 |
2006/9/30 | 26 | 明日への飛翔 | ミサイル超獣ベロクロン マケット怪獣リムエレキング |
― | 監督-北浦嗣巳 特技監督-北浦嗣巳 脚本-小林雄次 |
2006/10/7 | 27 | 激闘の覇者 | プロトマケット怪獣ゼットン プロトマケット怪獣グドン プロトマケットメビウス マケット怪獣リムエレキング マケット怪獣ミクラス マケット怪獣ウインダム |
ウルトラの父 ウルトラの母 |
監督-小中和哉 特技監督-小中和哉 脚本-谷崎あきら |
2006/10/14 | 28 | コノミの宝物 | 円盤生物ノーバ マケットノーバ マケット怪獣ミクラス |
― | 監督-小中和哉 特技監督-小中和哉 脚本-長谷川圭一 |
2006/10/21 | 29 | 別れの日 | 無双鉄神インペライザー | ウルトラマンタロウ ウルトラの父 ウルトラの母 |
監督-佐野智樹 特技監督-鈴木健二 脚本-赤星政尚 |
2006/10/28 | 30 | 約束の炎 | 無双鉄神インペライザー マケット怪獣リムエレキング |
ウルトラマンタロウ | |
2006/11/4 | 31 | 仲間達の想い | 円盤生物ロベルガー マケット怪獣ファイヤーウインダム |
― | 監督-八木毅 特技監督-八木毅 脚本-川上秀幸 |
2006/11/11 | 32 | 怪獣使いの遺産 | 巨大魚怪獣ゾアムルチ 宇宙調査員メイツ星人ビオ |
― | 監督-八木毅 特技監督-八木毅 脚本-朱川湊人 |
2006/11/18 | 33 | 青い火の女 | 人魂怪獣フェミゴン(フェミゴンフレイム) | ― | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
2006/11/25 | 34 | 光波宇宙人リフレクト星人 | ウルトラマンレオ | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-赤星政尚 |
|
2006/12/2 | 35 | 群青の光と影 | 暗黒星人ババルウ星人 ニセハンターナイト ツルギ |
ウルトラマンヒカリ (ハンターナイト ツルギ) |
監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-小林雄次 |
2006/12/16 | 36 | ミライの妹 | 土塊怪獣アングロス 念動宇宙人サイコキノ星人カコ 念動宇宙人サイコキノ星人(5体) マケット怪獣ミクラス |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-赤星政尚 |
2006/12/23 | 37 | 父の背中 | 宇宙三面魔像ジャシュライン | ウルトラの父 | 監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-赤星政尚・ 谷崎あきら |
2007/1/6 | 38 | オーシャンの |
宇宙有翼怪獣アリゲラ | ― | 監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-太田愛 |
2007/1/13 | 39 | 無敵のママ | 憑依宇宙人サーペント星人(複数) | ― | 監督-小中和哉 特技監督-小中和哉 脚本-朱川湊人 |
2007/1/20 | 40 | ひとりの楽園 | 宇宙植物怪獣ソリチュラ 宇宙植物怪人ソリチュラン |
― | |
2007/1/27 | 41 | 思い出の先生 | 円盤生物ロベルガー二世 硫酸怪獣ホー |
ウルトラマン80 | 監督-佐野智樹 特技監督-鈴木健二 脚本-川上英幸 |
2007/2/3 | 42 | 旧友の来訪 | 宇宙同化獣ガディバ どくろ怪獣レッドキング 古代怪獣ゴモラ 異次元人ヤプール マケット怪獣リムエレキング |
ゾフィー | 監督-佐野智樹 特技監督-鈴木健二 脚本-谷崎あきら |
2007/2/10 | 43 | 脅威の メビウスキラー |
異次元超人メビウスキラー 異次元超人巨大ヤプール 異次元人ヤプール 宇宙同化獣ガディバ 策謀宇宙人デスレム 冷凍星人グローザム 悪質宇宙人メフィラス星人 |
― | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-赤星政尚 |
2007/2/17 | 44 | エースの願い | 異次元超人巨大ヤプール 異次元人ヤプール 満月超獣ルナチクス 冷凍星人グローザム 悪質宇宙人メフィラス星人 |
ウルトラマンエース | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
2007/2/24 | 45 | デスレムのたくらみ | 策謀宇宙人デスレム 冷凍星人グローザム 悪質宇宙人メフィラス星人 |
ウルトラマンジャック | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-太田愛 |
2007/3/3 | 46 | 不死身のグローザム | 冷凍星人グローザム 悪質宇宙人メフィラス星人 マケット怪獣ファイヤーウインダム マケット怪獣リムエレキング |
ウルトラセブン | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
2007/3/10 | 47 | メフィラスの遊戯 | 悪質宇宙人メフィラス星人 宇宙礫岩怪獣グロマイト |
ウルトラマン | 監督-アベユーイチ 特技監督-菊地雄一 脚本-小林雄次 |
2007/3/17 | 48 | 最終三部作I 皇帝の降臨 |
無双鉄神インペライザー(16体) 暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人 |
ウルトラマンヒカリ | 監督-アベユーイチ 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
2007/3/24 | 49 | 最終三部作II 絶望の暗雲 |
暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人 無双鉄神インペライザー(13体) 健啖宇宙人ファントン星人 念動宇宙人サイコキノ星人カコ 宇宙剣豪ザムシャー マケット怪獣リムエレキング |
ウルトラマンヒカリ (ハンターナイトツルギ) ウルトラの父 |
監督-佐野智樹 特技監督-原口智生 脚本-赤星政尚 |
2007/3/31 | 50 | 最終三部作III 心からの言葉 |
暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人 健啖宇宙人ファントン星人 念動宇宙人サイコキノ星人カコ マケット怪獣リムエレキング |
ウルトラ6兄弟 ウルトラマンレオ アストラ ウルトラマン80 ウルトラマンヒカリ ウルトラの父 |
[編集] 主題歌・挿入歌
- オープニングテーマ:『ウルトラマンメビウス』
- 挿入歌:『Run through!~ワンダバ「CREW GUYS」』
- 挿入歌:『Radiance~ウルトラマンヒカリのテーマ~』(第11話~)
- 作詞・作曲:高取ヒデアキ
- 編曲:籠島裕昌
- 歌:Project DMM
- 挿入歌:『誓いを君に』(第35話)
- 作詞・作曲・編曲:大門一也
- 歌:Project DMM
- 挿入歌:『ウルトラの奇跡』(第37話~)
- 作詞・作曲・編曲:大門一也
- 歌:Project DMM
[編集] ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ
NTT東日本のフレッツユーザー向けコンテンツサイト「フレッツ・スクウェア」及びNTTグループのインターネットポータルサイトgooにてインターネットテレビ配信が2006年6月30日~2007年3月31日に行われた。フレッツ・スクウェアでの配信はNTT東日本エリアのフレッツユーザーのみ利用可能で視聴料金は無料。gooではgooIDとgooらくらく決済に登録した上で料金を支払う必要がある。2006年10月24日に行われたAPT賞テレビグランプリ2006にて、『ヒカリサーガ』がデジタルコンテンツ賞奨励賞を受賞した。
[編集] エピソード
ウルトラマンヒカリを主人公としたオリジナル作品で、全三話構成。テレビシリーズ本編と連動した内容が描かれる。
- SAGA1 アーブの悲劇(6月30日公開)
- テレビ本編開始前のエピソード。
- 登場怪獣・宇宙人:アーブの民、高次元捕食体 ボガール、健啖宇宙人 ファントン星人
- ゲストウルトラマン:ウルトラマンキング(謎の老人)
- SAGA2 勇者の試練(8月7日公開)
- ウルトラマンヒカリが地球を去った後のエピソード。
- 登場怪獣・宇宙人:宇宙大怪獣 ベムスター(2体)
- ゲストウルトラマン:ゾフィー、ウルトラマンキング
- SAGA3 光の帰還(11月20日公開)
- ウルトラマンヒカリがテレビ本編第35話にて、1度地球に戻る前のエピソード。
[編集] 声の出演
- ウルトラマンヒカリ:難波圭一
- ウルトラマンキング、ババルウ星人:清川元夢
- ゾフィー:田中秀幸
- ウルトラの父:西岡徳馬
- ウルトラの母:池田昌子
- アーブの民:小倉優子
- 謎の老人:外島孝一
[編集] 主題歌
- テーマソング:『Radiance~ウルトラマンヒカリのテーマ~』
- 作詩・作曲・編曲:高取ヒデアキ
- 歌:Project DMM
[編集] ザ・ウルトラマンメビウス
テレビシリーズのDVDに毎回封入特典として収録されている赤星政尚著の書き下しイラストノベル。イラストは内山まもる。メビウスが地球に来る以前のエピソードを描く。
[編集] ストーリー
宇宙警備隊のルーキー、後のウルトラマンメビウスは、ある時、ゼットンに襲われてしまう。殺されると思ったその時、ウルトラマンに助けられる。ウルトラマンによれば、この場所でウルトラ兄弟と合流して地球に向かうところであり、ゼットンはそれを不意打ちするために現れたという。
[編集] 登場ウルトラマン
- ウルトラマンメビウス
- いつか、ウルトラ兄弟に入ることを夢見る若き宇宙警備隊員。危険などないはずの宙域でゼットンに出会い、戦慄する。バット星人の襲撃の際に自分は戦うと言うが、震えて何もできず見ているだけであった。
- ウルトラマン
- 初めて地球に降り立ったウルトラマン。メビウスがゼットンに襲われそうになった時、颯爽と現れて倒した。
- ウルトラセブン
- ウルトラマンに次いで合流した兄弟の一人。
- ウルトラマンジャック
- かつて地球を守った兄弟の一人。
[編集] 登場怪獣・宇宙人
- 宇宙恐竜 ゼットン
- かつてウルトラマンを倒した怪獣の同族。不意打ちをするために兄弟の合流場所に現れた。
- 触角宇宙人 バット星人
- ウルトラ兄弟達を裏切り者と呼び、「ウルトラ抹殺計画」を企てた宇宙人の同族。
[編集] 他局への出演
劇場版の主題歌を氷川きよし(KIYOSHI)が歌った縁で、以下の番組に出演。
- NHK
- きよしとこの夜
- NHK歌謡コンサート
- ゲストで出演した氷川きよしのステージ歌唱中、その後ろに兄弟全員で立っていた。
- 第57回NHK紅白歌合戦
- 応援団として兄弟と共に出演。
- 日本テレビ系
- 行列のできる法律相談所
- 初代マン・セブン・バルタン星人と共に出演。殆どがゲストのトークに対し「ウルトラマンが笑う」という内容で出演。
- ウルトラマンとバルタン星人が仲良くしているところを、出演者たちが大いに批判した。
- 行列のできる法律相談所
- フジテレビ系
- 笑っていいとも!
- 生放送終了後、ゾフィーからタロウまでの兄弟と出演。当日のゲストが氷川きよしだった為に実現した。
- 笑っていいとも!
- テレビ朝日系
- ミュージックステーション
- ゲストで出演した氷川きよしのステージ歌唱中、その後ろに兄弟全員で立っていた。
- ミュージックステーション
- RKB系
- 踊る!すまいる大御殿
- 九州地方のローカル番組で、メビウスの30分前に放送している番組。メビウスとお笑い芸人のはなわがサッカーのPK対決を行う。
- 踊る!すまいる大御殿
以上のように、関東地域ではテレビ東京以外の全国ネット系に出演している。
[編集] 放送データ
[編集] 本編
本作は『ウルトラマンマックス』と同じく、本編の間にCMが二回入る構成となっている。具体的には以下のとおり
[編集] 放送時間
地域 | 放送局 | 放送曜日 / 時間 | 放送日遅れ |
---|---|---|---|
中京広域圏 | 中部日本放送(CBC) | 土曜日 17:30~18:00 | 制作局(放送終了) |
北海道 | 北海道放送(HBC) | 同時ネット(放送終了) | |
宮城県域 | 東北放送(TBC) | 〃 | |
新潟県域 | 新潟放送(BSN) | 〃 | |
関東広域圏 | 東京放送(TBS) | 〃 | |
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) | 〃 | |
福岡県域 | RKB毎日放送(RKB) | 〃 | |
鹿児島県域 | 南日本放送(MBC) | 〃 | |
青森県域 | 青森テレビ(ATV) | 日曜日 6:15~6:45 | 3ヶ月(※7月2日放送開始) |
秋田県域 | 秋田放送(ABS) (日本テレビ系) |
木曜日 15:55~16:25 | 4ヶ月(※8月3日放送開始) |
岩手県域 | IBC岩手放送(IBC) | 日曜日 5:45~6:15 | 8日 |
山形県域 | テレビユー山形(TUY) | 土曜日 6:00~6:30 | 7日 |
福島県域 | テレビユー福島(TUF) | 月~金曜日 10:50~11:20 | (※7月31日~8月25日まで 1話~20話を夏休み集中放送) |
富山県域 | チューリップテレビ(TUT) | 日曜日 5:45~6:15 | 8日 |
石川県域 | 北陸放送(MRO) | 土曜日 6:00~6:30 | 14日 |
長野県域 | 信越放送(SBC) | 日曜日 4:30~5:00 | 2ヶ月(※6月4日放送開始) |
山梨県域 | テレビ山梨(UTY) | 月~木曜日 9:55~10:55 (8月3日まで2話連続放送) 木曜日 5:00~5:30 (8月10日から) |
5日 (※7月24日~8月3日まで 1話~16話を夏休み集中放送) (17話から定期放送開始) |
静岡県域 | 静岡放送(SBS) | 金曜日 15:30~16:00 | 6日 |
鳥取・島根県域 | 山陰放送(BSS) | 日曜日 6:00~6:30 | 6ヶ月(※10月1日放送開始) |
岡山・香川県域 | 山陽放送(RSK) | 月~金曜日 10:53~11:23 (8月18日まで) 日曜日 4:30~5:00 (9月3日から) |
8日 (※7月24日~8月18日まで 1話~19話を夏休み集中放送) (20話から定期放送開始。ただし、最終話は4月15日放送) |
広島県域 | 中国放送(RCC) | 木曜日 15:24~15:54 | 5日 |
愛媛県域 | あいテレビ(ITV) | 土曜日 6:00~6:30 | 7日 |
高知県域 | テレビ高知(KUTV) | 木曜日 16:24~16:54 | 5日 |
熊本県域 | 熊本放送(RKK) | 日曜日 5:30~6:00 | 8日 |
宮崎県域 | 宮崎放送(MRT) | 土曜日 5:15~5:45 | 3ヶ月(※7月1日放送開始) |
沖縄県域 | 琉球放送(RBC) | 日曜日 5:30~6:00 | 8日 |
放送を終了した局も含め、23局で放送(前作『マックス』は28局ネット)。1局(TUF)のみ夏休み及び冬休み集中放送(26話まで)の後、2007年1月27日から土曜朝6:00~6:30の枠で定期放送開始。CBC、及び同時ネット局は2007年3月31日に終了した。
今作は従来の全国ネット放送では無く、各局ごとに放送時期・時刻の差が大きくなっていた。なお、『マックス』までの土曜朝7:30枠は全国ネット枠であったが、その枠の制作はMBSへ移り、『知っとこ!』の枠拡大に充てられた。枠交換によってCBC制作となった日曜7:00~7:30の時間帯は、『週刊!健康カレンダー カラダのキモチ』に充てられた。
その結果、福井放送(日テレ・テレ朝系クロス、FBC)、テレビ山口(TYS)・大分放送(OBS)・長崎放送(NBC)は現在まで未放送である。また、SBS・RCC以外の遅れネット局と、同時ネット局でもMBCは、バンダイ・バンプレスト・セイカのスポンサードセールスから外され、番組販売扱いとなり、スポットCMのみ、またはローカルスポンサーを付けての放送となっている。局によっては、ウルトラマンランド等の円谷プロダクション関連施設がスポンサーとなっているところもある。
全国ネットでなくなり、ネット配信や新聞でもその問題が扱われた。
[編集] MBCの放送時間について
MBCが『メビウス』を放送していた時間は2006年3月まではアニメ『BLOOD+』を全国ネット放送に1週遅れて放送していたが、『メビウス』放送前週(2006年4月1日)に『BLOOD+』を2話連続放送し、『メビウス』の同時ネット放送に対応した。この枠改編の副産物として『BLOOD+』は鹿児島圏域では2006年4月6日より全国同時ネット放送となった。
[編集] 註
- ^ 本作のウルトラマンシリーズの定義は、『Q』以降にTBS系列各局が製作に関わったテレビ実写シリーズのみ。
- ^ このため、『ウルトラマンティガ』以降に『80』までと異なった世界観の作品との繋がりはない。また、『80』以降にもM78星雲出身のウルトラマン作品はあるが、それぞれが『80』までのシリーズと異なった世界観で描かれているため、これらも『メビウス』本編での世界観の繋がりはない。
- ^ 怪獣としては、『ウルトラマン』・『ウルトラセブン』の人気怪獣(意図的にこの2作のみにした訳ではなかったが結果的にそうなった)を登場させた『マックス』に対して、本作では『帰ってきたウルトラマン』以降の“第2期ウルトラシリーズ”の人気怪獣が多く登場する。
- ^ サコミズとミサキは彼の素性を初めから知っていて、前者はCREW GUYSメンバー全員にその素性が知られるまでの間、彼の言動を密かにフォローしていた。
- ^ ツルギがセリザワの身体を乗っ取っていたこと知っていることや、何故かミサキに代わってGUYS総監の言葉を伝えたり、別任務や本部出勤等で姿を消していることが多いこと、ベロクロンの攻撃で重傷を負った際も、数時間後には戦闘に復帰するという驚異的な回復力を見せていることなど。
- ^ 任務で亜光速航行を繰り返した結果、「ウラシマ効果」により地球と比べてずっと遅い時間経過の中にいたため。
- ^ 第45話にて、子供のころは「ウルトラマンになって人々の幸せを守るために怪獣と戦いたい」という夢を持っていたことが判明する。
- ^ 名前の由来はウルトラマンジャックの技の1つ・流星キックとされる。
- ^ ライダーを目指したのは祖父の影響と見られる。
- ^ 歴代のウルトラマンが地球に駆けつけたときは、誰よりも興奮している。
- ^ 宇宙人に対しては相手が友好的だと分かるまで警戒を解かない(但し、友好的だと分かった相手には親身に接する)。
- ^ マリナから「トリピー」と呼ばれるなど、GUYSメンバーから疎まれるような場面が時おりあるものの対立している描写はない。
- ^ ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガに登場し、ヒカリと戦った。
- ^ 『ヒカリサーガ』では、ウルトラマンキングから授けられたエピソードがSAGA1で描かれている。
- ^ 制作の裏話になるが、この名前が付いた背景には『ヒカリサーガ』のバックスポンサーであるNTTフレッツ・光とのタイアップ絡みによるものである可能性が指摘されている。
- ^ この勲章はゾフィーの胸部にもあるが、ゾフィーの場合は宇宙警備隊員としての武勲を、ヒカリの場合は研究者としての功績に対して与えられたものである。
- ^ 「メビナビ」の時間枠は第27話から第30話までの間、番組タイトルの前に歴代ウルトラマンの映像を使用したオープニングコーナーが入る代わりになくなり、第31話より復活した(「メビナビ」自体は公式ページで「WEBメビナビ」として継続していた)。第48話から再びなくなる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 制作局及び在京・在阪局での前後番組
CBC 土曜17時台後半(2006年4月 - 2007年3月) | ||
---|---|---|
前番組 | ウルトラマンメビウス | 次番組 |
サタデー生ワイド そらナビ ※30分繰り上げ |
がんばれ!ペナキッズ ※日曜13:25~13:55から移動 |
|
TBS 土曜17時台後半(2006年4月 - 2007年3月) | ||
チャンネル☆ロック! ※当番組開始後は30分繰り上げ |
ウルトラマンメビウス | ラブ★コン ※アニメ枠再開 |
MBS 土曜17時台後半(2006年4月 - 2007年3月) | ||
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ※再放送(アニメシャワー枠に移動) |
ウルトラマンメビウス | おおきく振りかぶって ※アニメ枠再開 |
カテゴリ: 分割提案 | ウルトラシリーズ | 中部日本放送のテレビドラマ