朝来駅
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朝来駅(あっそえき)は、和歌山県西牟婁郡上富田町朝来にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。上富田町にある唯一の駅であり、その中心部にも近いが普通列車のみが停車する。
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[編集] 駅構造
- のりば
- 白浜・紀伊勝浦・新宮方面
- 紀伊田辺・御坊方面
[編集] 利用状況
1日平均214人(乗車人員、2004年。出典:平成18年刊行和歌山県統計年鑑)
[編集] 駅周辺
駅のある上富田町は歌手の坂本冬美の出身地である。大阪周辺で飲食チェーンを展開する「がんこ」の創業社長小嶋淳司の実家は駅附近の商店である。
- 国道42号
- 国道311号
- 国道42号はもと熊野街道、国道311号はもと朝来街道である。朝来はこの二つの分岐点として古来より栄えていたのである。また短いながらも駅前商店街が形成されており、周辺にはパチンコ店・コンビニエンスストア・ドラッグストア・飲食店・JA経営のスーパーマーケットなどが存在する。
- 上富田町立朝来小学校
- 上富田郵便局
- 上富田町立上富田中学校
- 和歌山県立熊野高等学校
- 上富田町役場
- 田辺市立美術館
[編集] 歴史
この駅は昭和8年12月、国鉄紀勢西線の紀伊田辺駅から紀伊富田駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の朝来駅(あっそえき)として開業した。その後当駅は昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄分割民営化を経て現在に至っている。
- 1933年(昭和8年)12月20日 - 国鉄紀勢西線の紀伊田辺駅から紀伊富田駅までの延伸に伴い国鉄紀勢西線の朝来駅(あっそえき)として開業する。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅・新鹿駅間の開通をもって現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により当駅も西日本旅客鉄道紀勢本線の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
紀勢本線(きのくに線:新宮 - 和歌山市)
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