細川内閣

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細川内閣（ほそかわないかく、1993年8月9日 ‐ 1994年4月28日）は、日本新党代表の細川護熙を首班とする平成期における日本の内閣。

在職期間263日。

目次 1 概要 2 与党 3 内閣総理大臣（79代） 4 国務大臣 5 政務次官等 6 関連項目 7 外部リンク

[編集] 概要

• 自由民主党は第40回衆議院議員総選挙において、衆議院での過半数の議席の獲得に失敗した。その結果、昭和30年（1955年）の党結成後初めて与党の座から降りる事となった(55年体制の崩壊)。
• 野党連合政権の樹立に合意した日本社会党・新生党・公明党・民社党・社会民主連合・民主改革連合（参院会派）の6党派は、自民党との連携を模索していた日本新党・新党さきがけを取り込むため、日本新党代表の細川護煕を首相候補とすることで合意、日本新党・さきがけも受諾したため、非自民・非共産政権の発足が決定的となった。
• 細川は近衛文麿（34・38・39代首相）の外孫にあたる。祖父と孫が共に首相となったのは内閣制創設後初めての出来事である（2006年には岸信介、安倍晋三が二人目の例となった）。

[編集] 与党

日本社会党 新党さきがけ

新生党 民主改革連合

公明党

日本新党

民社党

※民主改革連合は当時、参議院院内会派。

[編集] 内閣総理大臣（79代）

• 細川護熙（日本新党・衆）

[編集] 国務大臣

• 法務大臣
  • 三ヶ月章（非議員）
• 外務大臣副総理
  • 羽田孜（新生党・衆）
• 大蔵大臣
  • 藤井裕久（新生党・衆）
• 文部大臣
  • 赤松良子（非議員）
• 厚生大臣
  • 大内啓伍（民社党・衆）
• 農林水産大臣
  • 畑英次郎（新生党・衆）
• 通商産業大臣
  • 熊谷弘（新生党・衆）
• 運輸大臣
  • 伊藤茂（日本社会党・衆）
• 郵政大臣
  • 神崎武法（公明党・衆）
• 労働大臣
  • 坂口力（公明党・衆）
• 建設大臣
  • 五十嵐広三（社会党・衆）
• 自治大臣
  • 佐藤観樹（社会党・衆）
• 国家公安委員会委員長
  • 佐藤観樹
• 内閣官房長官
  • 武村正義（新党さきがけ・衆）
• 総務庁長官
  • 石田幸四郎（公明党・衆）
• 北海道開発庁長官
  • 上原康助（社会党・衆）
• 沖縄開発庁長官
  • 上原康助
• 国土庁長官
  • 上原康助
• 防衛庁長官
  • 中西啓介（新生党・衆）
  • 愛知和男（新生党・衆）【1993年12月2日 ‐ 】
• 経済企画庁長官
  • 久保田真苗（社会党・参）
• 科学技術庁長官
  • 江田五月（社会民主連合・衆）
• 環境庁長官
  • 広中和歌子（公明党・参）
• 国務大臣【政治改革担当】
  • 山花貞夫（社会党・衆）

[編集] 政務次官等

• 法務政務次官
  • 佐々木秀典（社会党・衆）
• 外務政務次官
  • 東祥三（公明党・衆）
• 大蔵政務次官
  • 北側一雄（公明党・衆）、中村正男（社会党・参）
• 文部政務次官
  • 安倍基雄（民社党・衆）
• 厚生政務次官
  • 岡島正之（新生党・衆）
• 農林水産政務次官
  • 木村守男（新生党・衆）
• 通商産業政務次官
  • 遠藤乙彦（公明党・衆）、和田貞夫（社会党・参）
• 運輸政務次官
  • 二階俊博（新生党・衆）
• 建設政務次官
  • 伊藤英成（民社党・衆）
• 労働政務次官
  • 永井孝信（社会党・衆）
• 自治政務次官
  • 冬柴鉄三（公明党・衆）
• 総務政務次官
  • 小池百合子（日本新党・衆）
• 北海道開発政務次官
  • 菅野久光（社会党・参）
• 防衛政務次官
  • 山口那津男（公明党・衆）
• 経済企画政務次官
  • 古賀一成（新生党・衆）
• 科学技術政務次官
• 環境政務次官
  • 山元勉（社会党・衆）
• 沖縄開発政務次官
• 国土政務次官
  • 増田敏男（新生党・衆）
• 内閣官房副長官（政務）
  • 鳩山由紀夫（さきがけ・衆）
• 内閣官房副長官（事務）
  • 石原信雄
• 内閣法制局長官
  • 大出峻郎

[編集] 関連項目

• 第40回衆議院議員総選挙

[編集] 外部リンク

• 首相官邸‐細川内閣

日本国歴代内閣
宮沢内閣改造内閣	細川内閣   1993年8月9日 ‐ 1994年4月28日	羽田内閣