インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 Indiana Jones and the Temple of Doom |
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監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
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製作総指揮 | ジョージ・ルーカス フランク・マーシャル |
製作 | ロバート・ワッツ |
脚本 | ウィラード・ヒュイック グロリア・カーツ |
出演者 | ハリソン・フォード |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
撮影 | ダグラス・スローカム |
編集 | マイケル・カーン |
公開 | 1984年5月23日 1984年7月7日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
興行収入 | $179,870,271 |
前作 | レイダース/失われたアーク《聖櫃》 |
次作 | インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 |
allcinema | |
IMDb | |
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(Indiana Jones and the Temple of Doom)は、1984年のアメリカ映画。アドベンチャー映画。インディ・ジョーンズシリーズの第2作目。
特撮はILMが手がけ、アカデミー賞では視覚効果賞を受賞。また、作曲賞にもノミネートされた。
目次 |
[編集] ストーリー
1935年、考古学者インディ(ハリソン・フォード)は上海のギャングとの取引が決裂しトラブルになってしまい、その場に居合わせた歌手ウィリー(ケイト・キャプショー)と、相棒の少年ショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)と共に飛行機で追っ手から逃れるが、ギャングの策略により飛行機が墜落しインドにたどり着く。
奇妙な老人に出会い、彼の住む小さな村へ案内されると、そこは井戸が干上がり食べることもままならない状態で、子供が一人もいなかった。 村にはサンカラ・ストーンと呼ばれる秘石が祭られていたが、邪教集団に奪われ、村の子供も連れ去られたという。 老人から救世主だと言われ、断れずにインディ達はサンカラ・ストーンと子供達を取り戻す為、邪教集団が住み着いているという、かつてマハラジャが支配していたパンコット宮殿へ向かう。 無人の筈のパンコット宮殿には新しいマハラジャが即位し、表向きには煌びやかに見え、インディ達を大歓迎で迎えるが……。
[編集] キャスト
- インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)
- ウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)
- ショート・ランド(キー・ホイ・クァン)
- モラ・ラム(アムリッシュ・プリ)
- チャター・ラル(ロシャン・セス)
- ブランバート(フィリップ・ストーン)
- ラオ・チェ(ロイ・チャオ)
- ウー・ハン(デヴィッド・ヴィップ)
- カオ・カン(リック・ヤング)
- チェン(チュア・カー・ジョー)
- チーフ・ハンクマン(フィリップ・タン)
- ウェバー(ダン・エイクロイド)
- ザリム・シンマハラジャ
[編集] メモ
- スピルバーグは、この作品を自分のフィルモグラフィーの中で一番の駄作だと後のインタビューで語っているが、ファンの間では評価が高い。
- 公開当時に作品の低俗さに批判を食らい、スピルバーグはすぐに「僕は雇われ監督だ」と弁解した。
- 作品の「ジェットコースター」的イメージを決定付けるトロッコシーンでは、ミニチュアが多用された。走行中のトロッコのロングショットはほぼ100%模型である。また出口の断崖絶壁は、インディたちの立っている場所以外ほとんどがマット・ペインティング(ILMのクリス・エヴァンスの作品)。
- この作品がきっかけで、スピルバーグはケイト・キャプショーと結婚した。
[編集] 日本語吹替
- 1998年7月26日(日)テレビ朝日「日曜洋画劇場」