クイーンズブレイド

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クイーンズブレイドは、（2006年現在）アメリカのフライング・バッファロー社が版権を持つ対戦型ゲームブック『ロストワールド』の日本展開版書籍である。ホビージャパン社から出版されている。また、同社よりストーリーブック（ドラマCD付き）「クイーンズブレイド　美闘士列伝」が2007年4月28日、ノベライズ作品「クイーンズブレイド ソード･オブ･ユニコーン」（HJ文庫）が同5月1日にそれぞれ刊行予定である。

2007年4月1日はエイプリル・フールな事もあり、当日限定で公式HPのTOPに『学園ADV発売決定』とお茶目な広告が掲示された。

目次 1 ストーリー 2 概要 3 刊行データ 4 登場人物 4.1 第1シリーズ 4.2 第2シリーズ 4.3 第3シリーズ 4.4 第4シリーズ 4.5 第5シリーズ 4.6 第6シリーズ 4.7 発売日未定 4.8 その他の登場人物 4.9 クイーンズブレイド美闘士列伝のキャラクター 4.10 小説クイーンズブレイド　ソード･オブ･ユニコーンのキャラクター 5 関連商品 6 クイーンズブレイドの世界観（地域編） 7 クイーンズブレイドの世界観（用語集編　五十和音順） 8 外部リンク

[編集] ストーリー

4年に1度開かれる女王を決める武道大会クイーンズブレイド。乙女達は様々な理由でクイーンズブレイドに参加する。その先に待ち受けているものは栄光の勝利か惨澹たる敗北か、それとも…。

[編集] 概要

クイーンズブレイドはアメリカで発売されている『ロストワールド』シリーズのイラストを、日本国内の著名なアニメーターやイラストレーターにより美少女キャラクターに置き換える形で出版されているのが最大の特徴である。また、印刷方法や版形などに多少の相違がある。

クイーンズブレイドとロストワールド（米）の違い

クイーンズブレイド	ロストワールド（米）
フルカラー	モノクロ
B5 ハードカバー	ハーフレターサイズ 中綴じ
すべて女性キャラクター	多様なファンタジーキャラ（モンスター含む）

もちろん「ロストワールドの共通システム」に則った作品であるため、遊び方やルールは細かい差異を除けば共通しており、クイーンズブレイドシリーズを他のロストワールドシリーズに混ぜて対戦することも可能である。

なお、キャラクターが攻撃を受けたときのイラストでは、服など破れる・表情が悩ましいなど、あからさまにエロチックな演出が見られる。更にフィギュアの方も最初から魔改造仕様になっている。

[編集] 刊行データ

第1シリーズ（2005年11月25日刊行）

流浪の戦士レイナ ISBN 489425400X

荒野の義賊リスティ ISBN 4894253984

第2シリーズ（2005年12月28日刊行）

牙の暗殺者イルマ ISBN 4894254018

森の番人ノワ ISBN 4894253992

第3シリーズ（2006年6月9日刊行）

武者巫女トモエ ISBN 4894254301

歴戦の傭兵エキドナ ISBN 489425431X

第4シリーズ（2006年9月29日刊行）

古代の王女メナス ISBN 4894254670

近衛隊長エリナ ISBN 4894254689

第5シリーズ（2006年12月23日刊行）

冥土へ誘うものアイリ ISBN 4894254956

高貴なる戦士レイナ ISBN 4894254948

第6シリーズ（2007年3月16日刊行）

光明の天使ナナエル

武器屋カトレア

第7シリーズ以降予定

鋼鉄姫ユーミル　

炎の使い手ニクス

NEXT WARRIOR

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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

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[編集] 登場人物

[編集] 第1シリーズ

流浪の戦士 レイナ（キャラクターデザイン久行宏和・イラストデザイン金子ひらく ）

文字通り流浪の旅をしている冒険者、一人称は私。

修行と人助けの為、女だてらにモンスター退治をしていながらとても心優しい一面を持つ、出生は貴族のヴァンス伯爵家第一継承者で近衛隊長エリナの実姉である、その為彼女の素性を知らずとも何処と無く高貴な雰囲気を漂わせているが現在継承権を放棄して旅をしている(その為ヴァンス伯爵から無理やり連れ戻そうと追っ手がきたがレイナに悉くかわされた為、エリナにレイナを連れ戻す様命令を出した)。

荒野の義賊リスティと舞踏会会場で剣を構えた事があるが、その時レイナはリスティが義賊と知らなかったので戦ってしまった、今では賊として彼女と戦う気は無くレイナの方はリスティに対し友情を感じている（リスティの方はレイナをライバルだと思っているが、互いに友人のような間柄）、なぜ冒険者になったかは高貴なる戦士レイナにて語られる。

大会では自分の実力を試す為に参加していて、「歴戦の傭兵」「凄腕の戦士」と名高いエキドナと闘い、勝つ事を目標としている。優勝して女王になる事など興味がないらしい。(元々レイナは虚飾に満ちた貴族社会が嫌で民の為に戦う道を選んだ)

武器屋カトレアの事を、偉大なる冒険者『巨人殺しのカトレア』として、また家庭という幸せを掴んだ一人の『女性』として、そして愛しい人との間にその証である子供を授かった一人の『母親』として憧れている。またカトレアの話を聞く限り、恋愛に対しても興味はあるようだ。

尚、イラスト製作には、アニメーション制作会社「有限会社REMIC」が協力している。

荒野の義賊 リスティ（キャラクターデザインえぃわ）

山賊の女頭目で一人称はあたし。

普段は気短で怒らすと大暴れを起こし易い反面。公平な姉御肌で弱者や仲間に分け前を与えるので、乱暴者扱いされるも皆から好かれている。

しかしながら孤児だった過去もあり（その時盗賊の頭目に引き取られ、彼が殺された後敵討ちをしそのまま盗賊団の頭目になった）弱者の為に優勝して女王となる為にクイーンズブレイドに参加した。しかし自分が留守にしている間に歴戦の傭兵　エキドナに砦を奪われた事から、特にエキドナを倒す事に闘志を燃やしている。流浪の戦士レイナとは一度剣を交えた事もあり、彼女をライバル視しておりレイナと決着を付けたいと思っている（レイナは私闘で彼女と戦う気はもうないが、リスティの姿勢に感服し旅に出る切欠を作った、その為互角の力量同士のライバルと言う位置付けになっている）。

森の番人 ノワの相棒のルーは何故かリスティの胸を見ると興奮して飛びつくらしいので、ルーだけは苦手なようである。

[編集] 第2シリーズ

牙の暗殺者 イルマ（キャラクターデザイン赤賀博隆）

普段は清掃業をしているが本来は女王直属の暗殺団「牙の暗殺者」所属で一人称は私。

イルマ本人は主に王都での暗殺、諜報活動等の任務を与えられているらしく、スラム街の裏路地から金持ちの屋敷の屋根裏まで、王都の全ての路地や建物を知り尽くしている。幼少から暗殺者家業をしていた為感情は乏しいが、野良猫が好きで猫に餌をやって可愛がる一面も持つ。

女王の命令で女王にとって邪魔な存在を消す為にクイーンズブレイドにエントリーするが、イルマ自身も師匠の歴戦の傭兵エキドナが出ている為か任務以上に闘志を燃やしている。尚抹殺命令に関しては流浪の戦士レイナも重要ターゲットの一人だが、イルマ自身は純粋に闘いを望む彼女に対し私情では余り乗り気ではない。

自分が牙の暗殺団所属とばれるのはまずい為肩書きは大陸最強の清掃員を使っているが、女王や仲間内以外の一部の人間にもイルマの正体を知っている物もおり近衛隊長エリナもイルマの正体を知っている。

得意技は二刀の剣で片方で相手の攻撃を捌きもう片方の剣で攻撃するブラック・ローズである、ゲームではこの技は撃ち負けない限り相手にカウンター攻撃が出来るが、ダメージは低めになっている、尚イルマは打たれ弱くもある為にある意味捨て身のブラック・ローズは諸刃の剣ともいえる。

森の番人 ノワ（キャラクターデザイン平田雄三）

人間とエルフのハーフ。一人称はあたし。

見かけは天真爛漫な明るい少女ながら、人里で生活していた頃は動物と会話ができる能力と余りに神秘的な雰囲気の為に村人から恐れられ周囲から孤立し、辛い日々を送っていた過去を持つが（その為ノワは嫌いな物を孤独と言っている)しかし逆境に嘆くだけでなくそれをばねにして乗り越える強い一面を持つ。

そして偶々エルフの里に迷い込み、そこでエルフの戦士長に見込まれ森の番人となる。相棒は小猿のルーで、ノワがピンチな時は硬質化して相手に襲い掛かる。ノワは歴戦の傭兵エキドナの事をあこがれとして尊敬しているが、同時に自分に居場所を与えてくれた戦士長の事を大変慕っており、彼女の事を侮辱されるとエキドナ相手でも怒りを向けることも。

戦士長の命を受け（何故ノワを選んだのかは不明）、クイーンズブレイドに参加した。

天界に関してはちょっと憧れを抱いていたみたいであるが、光明の天使ナナエルのあまりの堕落ぶりに呆れかえっている。

尚、イラスト製作ではアニメーション制作会社「有限会社REMIC」が協力している。

[編集] 第3シリーズ

武者巫女 トモエ（キャラクターデザインえぃわ）ＣＶ能登麻美子

東の果てにある島国「ヒノモト」の、賊はおろか妖怪の手合いとも闘える戦闘能力を持ち、国家守護防衛に当たる「マサカド神社」の精鋭戦闘部隊「武者巫女」の中でも1.2を争う程の手達の武者巫女、しかし本来は民衆から畏怖混じりに恐れられる武者巫女だがトモエは穏やかな人柄な為、例外として大勢の人間に慕われている、一人称は私。

局長である「神主」のお告げでクイーンズブレイドに参加する事を決め旅立つ。尚クイーンズブレイドのキャラクターのコスチュームが露出度の高い衣装ばかりで下品だと思っているが流浪の戦士レイナに対してはケーキを教えてもらい、そのまま好物となった事からレイナとは親友関係、逆に歴戦の傭兵エキドナの事は特に衣装の露出度が高い処から頗る下品だと思い嫌っている。また自分の刀について愛着があるようで武器屋カトレアに刀を業物と褒められた事で嬉々として刀の説明を始めた（ちなみにトモエの刀は刀匠クチナワの20本目の業物で金貨1000枚の価値があり、鍔の彫りにこだわりがあるらしい）。

トモエの「ヒノモト武術」は相手の足を狙うことを恥としている為、その分ゲームでは上位攻撃（赤）は頭への攻撃で、下位攻撃（青）はボディへの攻撃と集中しており、場合によっては致命的なダメージを与える事が出来る。

尚、名前の由来は平安時代の女武将『巴御前』かと思われる。

そしてクイーンズブレイド　美闘士列伝武者巫女絵巻ではトモエが大陸へ旅立つ直前にヒノモトで物の怪や忍者と闘っていた頃の話が語られる。

歴戦の傭兵 エキドナ（キャラクターデザインF.S）

南の密林地域をテリトリーとする「ワイルドエルフ」と呼ばれる希少種族の出身で、500年以上個人戦では無敗を誇るエルフの傭兵で一人称はあたし。

腰に魔法の蛇「ケルタン君」を飼っている（着替える時に楽をしたいと考えたある魔法使いによって産みだされ、合言葉により着脱する）。今でこそ周囲から凄腕の傭兵と言われているが、昔「牙の暗殺団」の団長をしていた過去があり、牙の暗殺者イルマの師匠でもあった、勿論クイーンズブレイドの参加者の中でも優勝候補と言われ、普段は冷徹に相手を仕留める反面、負け慣れていないためかピンチになると弱気になる事も…。現在荒野の義賊　リスティがクイーンズブレイドへ参加する為に留守にした時に奪った山賊団の砦を根城としている（その為リスティはエキドナを「蛇女」とあだ名を付け、特にエキドナと闘う事に闘志を燃やしている）。エキドナは武者巫女トモエの事を割と気に入っておりイジメたいとおもっている、森の番人 ノワの事は素直に慕われるのに慣れていないのか…ノワの事は若干苦手の模様、実は気に入った相手には意外と面倒見が良く、イルマを徹底的に鍛え上げた反面（もっともイルマにとっては思い出したくない汚点でもあるのだが…）、意外と女性らしい所があり前述通りに打たれ弱い一面も持つ。

優勝候補と言われているが実は誰かに雇われて参加しているらしく（依頼主及び依頼内容は今のところ不明）、本人としては優勝と女王の座には全く興味がないらしい。

尚、名前の由来はギリシア神話に出てくる「蛇」という意味の名を持つ魔神『エキドナ』かと思われる。

[編集] 第4シリーズ

古代の王女 メナス（キャラクターデザインF.S）

数千年前崩壊した古代王国アマラの王女。一人称は私（わたくし？）

歴史書では数千年前、「アマラ王国15代女王　メナス1世」として即位する直前で重臣達の裏切りに遭い、敵国に滅ぼされアマラ王国は滅亡したと書かれており、崩れゆく王宮と運命を共にして黄泉の世界で深い眠りに就いてたが、沼地の魔女が世界征服の手駒にする為メナスを蘇生させた、その為属性はアンデッドにあたる。

しかし女王であるメナスは沼地の魔女の配下になる事を拒絶し（メナス本人の談では沼地の魔女が自分の威光にひれ伏さず自分と対等に振舞う為、苦手と思ったから離反したという事）、そのまま王家の威光を取り戻す為に、旅の途中で出会った怪しい商人の話を聞いてクイーンズブレイドに参加し、アマラを復興させ、自分達とアマラの威光に人々を平伏させる事を目的としている。

性格として唯でさえ天然ボケだがメナスから見て世界自体が長い年月がたっている為、大幅に環境が変わりカルチャーショックを感じている事もあり、周囲から更に風変わりで不思議な雰囲気を纏った人物に見られている、ただメナス本人は王家出身の為後述の光明の天使ナナエルとは別の意味合いで自分とセトラ以外は周囲の人物を対等の存在と思っておらず、言葉遣いは丁寧ながら何処か尊大な一面が見え隠れする。

特殊能力として格闘殺人術の他、王家に伝わる呪いのオーラを両手から繰り出す事が出来、肩につけている包帯から相手を拘束し呪いを写す事も可能、そしてその呪いの攻撃は彼女の意に添わぬ行動や気に障る行動を取った場合でも使われる事もある、ただし後述する冥土へ誘うものアイリにはアイリ自体死霊の為呪いの攻撃を受け付けない。尚武器でもあるセトラはメナスと会話ができ、対等な立場での友人である。

鋼鉄姫ユーミルを下僕にする野望を秘め、近衛隊長エリナをスカウトしようとしている。

尚天使のナナエルに対する口調が他のキャラクターに比べ、最初から彼女を天界の下僕と言い放ち挑発するなど挑戦的な事から、生前に天界の住人達と何かしら因縁がある模様(口調もメナスは普段はのんびりしているがナナエルに対してはそう言った様子が無い)。

ゲームとして打たれ弱く、体力も他のキャラクターと比較し低めな物の、一度当たると永続ダメージとして残る呪いの攻撃を上手く当てるかがポイントになる。

余談ながらメナスの必殺技は呪いだけではなく、某プロレス技に酷似した必殺技シャイニングピラミッドと言う飛膝蹴りも彼女の必殺技の一つである。

近衛隊長 エリナ（キャラクターデザイン久行宏和）

大陸の有力者ヴァンス伯爵の娘にて第一シリーズ流浪の戦士レイナの妹。現在ヴァンス伯爵の警備近衛隊長。一人称は私、ただしレイナに対しては自分の名前を一人称に使う。尚ヴァンス伯爵に対しては公務では伯爵、プライベートでは父上、或いはお父様と呼ぶ。

近衛隊長としての責務のみならず、暗殺･諜報活動も得意とする（古代の王女メナスが沼地の魔女の手により復活したという情報も入手していた）、その為今回は自分が最も動き易い諜報用の格好をしているが、近衛隊長用の煌びやかな鎧やヴァンス伯爵の娘としてカモフラージュ用にドレスを纏う事もある。

武器は槍の他に、右手につけた鉄爪・相手の精神と肉体にダメージを与える呪言も扱える。姉のレイナと違い残忍な性格ながら、その本質を悟られ無い様に笑顔で取り繕う（だが見る人が見れば彼女の残虐性は丸分かりなのだが…）

エリナ自身として肉親の父親のヴァンス伯爵と姉のレイナには親愛の情を持っている、特に幼い頃からレイナの事を心から慕っているが、エリナはレイナに対して姉妹としての愛情以上に何か歪んだ愛情を抱いている様に取れるが（その証拠にエリナの趣味はレイナの事を妄想する事と書かれている）そう言った気性がレイナに敬遠されるのか、余りレイナはエリナとは関わり合いになりたがらない為エリナがいらつく一幕も。その代わりレイナやヴァンス伯爵以外の相手には口の聞き方を知らず、他の対戦者などに対し一切の情などは持たない（メナスに対しては何とか利用できない物か考えている）。

数々の説得や捕縛をことごとくかわしたレイナに、ヴァンス伯爵はエリナに「捕縛指令」を言い渡し、エリナはクイーンズブレイドに参加した（優勝する気はまるでなく、残りの参加者を皆殺しにしてでもレイナを捕縛して連れて帰る気であるが牙の暗殺者イルマの場合はイルマの事を牙の暗殺団所属という事を知っており、任務としてイルマを殺そうとする）。

[編集] 第5シリーズ

冥土へ誘うもの　アイリ （キャラクターデザイン高村和宏）

異世界から沼地の魔女に召喚された少女体の死霊。現在は沼地の魔女のメイドにて彼女直属のボディガード。一人称は自分の名前を使い沼地の魔女の事はご主人様と呼ぶ。

普段は服従の魔法を掛けられている為（メナスの二の徹を踏まない為か）雑用等扱き使われているが、アイリは特に不平など言わず健気に沼地の魔女に仕えているが、主である沼地の魔女のお仕置きとこの世界から消滅する事を何よりも恐れている為、淑やかながら生存欲求が異常に強い。

死霊だがアイリの肉体は幽体ではなく完全に肉体が存在し普通に触れるが、服は自分の意思で作り出している為、任意で服を消す事も可能、しかしアイリのダメージを受けたと言う理由で反射的に破けてしまう（あくまでアイリの思念で服を作っている為、鏡から見ると服が映らない）。

定期的に生者の精気を吸わないと姿が保てずこの世界から消滅してしまう為、食事として生者を襲い精気を奪う。方法として、手を触手状にして直接触る事で精気を吸収できるが、部下の下級霊（双子らしく、「低級霊ブラザーズ」という名が付いている）を召喚し相手を動けなくして怖がっている相手『特に美女』から吸収する精気が一番の好物。特殊能力として透明になり態勢を立て直す事も出来る（ただし服・下着･肉体の順に透明化するという手間が多少かかる）。

クイーンズブレイド参加の動機として沼地の魔女が手っ取り速く大陸制覇をなす為、自らの手駒のなかで最強の精鋭としてアイリをクイーンズブレイドに参加させた、そしてアイリの方も好物である美女の精気を好きなだけ食べ放題と聞き、沼地の魔女への奉仕と自分の食事の為に喜んで参加するのであった。

そして現在クイーンズブレイド参加者でアイリが特に好みなのは荒野の義賊リスティでガーリックの乗った特上ステーキに見えるらしい、余談で武者巫女トモエは活きの良い魚に見えるようだ、その為アイリは対戦相手から文字通りの化け物扱いを受けている。そして個人的に古代の王女メナスの事は苦手だが（メナスにはアイリの生気吸収がアンデッドの為通用しない）沼地の魔女からメナスを連れ戻す様命令を受けているらしい。

尚、本誌のあとがきにある通り、このキャラのイラスト製作には、キャラクターデザインの高村和宏氏の所属するガイナックスが協力している。そしてクイーンズブレイド内で初めて某肉体部位を露出した事でも有名になったが、メガミマガジン・クリエイターズ7巻で公式にアイリの某肉体部位は相手の武器の錆という事になっている。

尚ゲームでは直接アイリから触るだけでは無く対戦相手が徒手空拳でアイリに攻撃をした場合でも、２ダメージ分精気をアイリに吸収される、透明化を使うとHPを開始時に戻せるが、元々アイリのHPは8ととても低く、格闘戦は苦手な為かなりの上級者向けのキャラクターになっている。

高貴なる戦士 レイナ（キャラクターデザインM-RS）

第一シリーズ流浪の戦士レイナが旅に出る寸前の姿。貴族の出ながら権力や貴族としての生活に辟易してた頃に荒野の義賊 リスティと出会い、リスティが弱者の為に闘っているのを知り旅立つ事を決めた。

旅に出る前なので流浪の戦士レイナと比べ体力が低くダメージを受け易いが、闘い方も基本に沿っている為隙が少ない。ちなみに3Dである。

[編集] 第6シリーズ

光明の天使　ナナエル　（キャラクターデザイン空中幼彩）

天界のわがまま天使。一人称はあたし、ただし相手が男性又は儀礼用の場合は自分の名前を使う。

地上世界の男を物色する等、度々の不祥事に業を煮やした天使長に"試練"として地上のクイーンズブレイドに、「腰に下げている瓶の中に入っている『聖乳』をこぼしてはならない」という条件で参加するように命ぜられた。

自称エリート天使と自分では言っているが、実際は落ちこぼれ天使。若干高飛車な性格で、地上世界の生物（特に女性）の事など対等には考えておらず、真面目に剣を交じわす事などプライドが許さない為、セレスチャル・サーベルを念動力で動かして相手をさせている。

またかなりの男好きで男に対しては気取った口調になる、当初はクイーンズブレイドに参加する事自体はバカらしく思っていたが、観客にも美形な男も多いようで嬉しい様子、しかし今一つ男達には相手にされていない。大会に優勝して国の女王になれたら女達は即追放して男だけの国，要するに自分だけの逆ハーレムを作る事がナナエルの夢であるが、自らが天使であるという驕りが隙を作っている事に気がついていない。

背中の翼の大きさが左右異なっていて（飛行する分には問題にはなっていない）、本人は大変気にしているらしく、翼の事を言われると激怒する。

「天使」なので空を飛ぶ事が出来る分、ゲームでは特定の行動を選択すると「通常モード」から「飛行モード」に切り替わり、飛行モードになると通常の行動は選択出来なくなるが、強力な飛行専用行動を選択できるようになり、パラメーターの「身長」も６扱いとなる為、相手に対して「赤」の行動が有利になるが、飛行モードになるとこれまた特定の行動を選択するまで通常モードに切り替わることが出来なくなる。しかも飛行モードの時に打ち落とされると、ノックダウンしたあげく余分に落下ダメージを受けてしまうというリスクを背負う事となる。またナナエルもダメージを受けると某肉体部位を露出する事も･･･。

通常の武器では殺す事は出来ない（ただしダメージ自体は与えられる）が、「聖乳」をこぼしてしまうと掟により天界に戻されてしまう。

尚飛行時の必殺技にフォーリングスターキックと言う超高空からの飛蹴りとホーリーダイブと言う気を纏って超高空からの体当たりをするルチャリブレのような戦い方を得意とする。

武器屋カトレア　（キャラクターデザイン金子ひらく）

「武器屋カトレア」の店主オーウェンの妻であり、息子ラナの母親でもある。一人称は私。

通常の戦士でも持ち上げる事すら困難な大剣『巨人殺し』を軽々と振り回せる程の豪腕の持ち主で、かつては凄腕の冒険者『巨人殺しのカトレア』として大陸にオーウェンと共に名を馳せていた。

苦難の末に二人は結ばれ結婚を機に引退、「武器屋カトレア」を開店して、かつての盟友である「偉大なる錬金術師」の協力もあり店も繁盛、息子のラナもすくすくと育ち幸せな毎日だったが、ある日突如オーウェンが失踪、失踪した夫を探す為オーウェンが鍛えた大剣『巨人殺し』と、店の売れ筋商品である万能ジャベリンを携えクイーンズブレイドに参加した（闘いの模様は宮廷魔術師の魔法により全国土の水晶球に中継されるので、オーウェンの鍛えた、イヤでも目立つ「巨人殺し」を振り回して闘えば何かしら手がかりが掴めると思って参加したらしい）。

リーチと破壊力の高い大剣"巨人殺し"と投擲か突きに適した万能ジャベリンを切り替えて使いこなす。出産を経験している為か（女性は出産後、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン（CRH）が分泌されることにより恐怖心を感じにくくなるという科学的根拠から）、恐怖に対して耐性があり、メナスの「シャウト」や、アイリの「低級霊召喚」等の攻撃を受けつけない。しかしラナも一緒について来ているため、戦闘中はラナが足手まといとなり能力が制限されている。

商売柄武器に精通しており、武者巫女トモエの刀がかなりの業物だと見抜いた。

ゲーム状ではラナを庇いながらの為ダメージを受けやすいが、大剣巨人殺しとカトレア自身の筋力による一撃は相当に重く、相手が防御をしても軽微ながらダメージを与える事が出来る。

[編集] 発売日未定

鋼鉄姫 ユーミル（キャラクターデザインみぶなつき）

「鋼鉄山」に住んでいるドワーフ王の娘。幼い顔立ちに似合わず一人称はわしで語尾にじゃをつける老人風の喋り方である。

元々武器製造の生業をしていたが、最近になって他国でも武器生産が始まり経営難になったので自社の武器PRの為、クイーンズブレイドに参加する。ただ父親はもしも一騎打ちでドワーフ族の武器が破壊された場合、破壊した相手のどんな命令でもきかなければならないと言う決まりがあるので止めたのだが、ユーミルはドワーフの武器が破壊される事はありえないとドワーフ族の誇りを背負い旅立つ。そして武器を買ってもらうのは女王陣営でも反女王陣営でも特にいい様だ、だが武器屋カトレアの武器が鋼鉄山の武器の売れ上げを落とした為、商売敵と思っている。

しかし蛇が大嫌いで、なるべくならエキドナ（というより腰に巻いている魔法の蛇ケルタン君）との闘いは避けたいらしい。

第5シリーズで冥土へ誘うものアイリと同時に発売される予定だったが、現在発売日未定になっている。

炎の使い手ニクス（キャラクターデザイン黒木雅弘）

炎使いの女魔道士（本当は炎系の魔法しか使えない）。幼少時は両親がヴァンス伯爵の元で働く貧しい一家だった為に周囲の人間から侮辱をされ生きてきた唯の気弱な少女でしかなかった、その境遇の為激しく悪と理不尽を憎む様になるがニクス自身現状を変える力を持っておらずその事で苦しんでいた。しかし秘宝フニクラを偶然手に入れた事でフニクラから力を借り、自分を侮辱した人々を見返す為、派手な衣に身を纏い、悪党に負けない為威圧混じりに言葉を吐きながら悪や理不尽と闘っている。しかし所詮自分の力が借り物だという事、そして真にフニクラを扱えずに力を失う事を恐れフニクラに屈しながらもニクスは戦い続けるしかない、女王になるまで…。

ゲームでは、攻撃力はかなり高めだがニクスが相手に対して攻撃が外れたり防御された場合フニクラがニクスにスリップダメージを与える為、短期決戦が望まれる。

NEXT WARRIOR（キャラクターデザイン？）

現在シルエットのみ公開中の謎のキャラクター。

[編集] その他の登場人物

女王

現在圧倒的な力で大陸を支配している女王。戦士としても強く、クイーンズブレイド2連覇中。暗殺集団『牙の暗殺団』を配下に抱えている。今回、大陸で対立するヴァンス伯爵の娘のレイナとエリナの２人が参加していると聞き目障りに思ったのか（2人にはそのような意思は全くないのだが）、イルマに抹殺指令を出した、尚トモエの事も危険視しヒノモトの甲魔忍軍頭領シズカに暗殺を依頼した。

沼地の魔女

大陸制覇を企む魔女で別世界のモンスターや不死者を召喚できる。メナスを蘇らせ、アイリを下僕としておいているだけあって相当な魔力を持っていると思われる。アイリにメナスを連れ戻す様に命令を出している事からメナスの事を意外と心配している様子。

ヴァンス伯爵

レイナとエリナの父親で女王に次ぐ大陸の有力者。元々クイーンズブレイドが始まるまでは、王族として大陸を支配していた末裔と言う事もあり保守派の首魁として女王と小競り合いをしている。その為ヴァンス家第一後継者のレイナを強引にでも連れ戻そうとし、エリナをレイナ拘束の命令を下した。勿論親として女王のお膝元で最悪命を失うかもしれないクイーンズブレイドにレイナやエリナが出る事は快く思っていない。

ヴァンス家長女

ヴァンス伯爵の長女でレイナとエリナの姉。だが異母姉妹の為正当継承者から外されている。

天使長

地上世界を監視する天界の使者「天使」の長。ナナエルの度重なる不祥事に業を煮やし、腰に下げた瓶に満たされた「聖乳」をこぼしてはならないという条件で（動きを限定させて地上生物と対等の立場にさせる事によって、地上生物の立場を分かってもらい、反省してもらおうとしている？）、"試練"としてナナエルにクイーンズブレイドに参加するように命じた。

神主

東の果ての島国ヒノモトの国家守護を預かるマサカド神社の精鋭戦闘部隊「武者巫女」を統べる局長。霊力がとても高く、夢のお告げを受け、武者巫女の中で最も信頼できるトモエに「西の大陸の闘技会『くいーんずぶれいど』に挑め。」と参加を命じた。

森エルフの戦士長

エルフの森に住む森エルフ族の戦士長。女性で年齢は約１０００才だが、年齢を感じさせない程外見は若く見えるらしい。森に迷い込んだハーフエルフのノワの境遇を哀れに思い、エルフの仲間として受け入れ、そしてノワに森の入り口の番人の役目を与えた。ノワにとっては大恩人。エキドナには「教官」と呼ばれており、エキドナのプロフィールに「嫌いなもの=森エルフの説教」と書かれているとおり、エキドナにとっては最も苦手な存在である。

ノワにクイーンズブレイドの参加を命じた（何故ノワを選んだのかは不明）。

ドワーフ王

大陸有数の鉄鉱石産地「鋼鉄山」のドワーフ族の王でユーミルの父親。自家製商品PRの為にクイーンズブレイドへの参加を勝手に決めたユーミルの身にもしもの事があったらとハラハラして止めようとしたりと子煩悩な所がある。

オーウェン

「武器屋カトレア」の店主にして、カトレアの夫。かつては凄腕の冒険者竜を討つ者オーウェンとしてカトレアと共に名を馳せ、苦難の末に結ばれ結婚を機に引退。その後「武器屋カトレア」を開店し、家族共々幸せな毎日を送っていたが突如謎の失踪を遂げている。

店に妻の名前をつける程の愛妻家で、鍛冶師としての腕もよく、カトレアの持つ大剣『巨人殺し』も元々オーウェンが造ったものである。

ラナ

「武器屋カトレア」の息子。戦闘中でもカトレアに引っ付いている為結果彼女の足を引っ張る事もあるが、その行動は父オーウェンが失踪した為、カトレアまで失うのを恐れての上である。しかしラナの方もカトレアの戦いを臆病なりに見守ろうとする芯の強い所がある。

偉大なる錬金術師

大陸で名高い錬金術師で、オーウェンとカトレアの冒険者時代の頃からの盟友。オーウェンとカトレアが結ばれた事に心から祝福し、高品質の鉄で作った武器を安価で提供し「武器屋カトレア」の商売に協力する等、今でも親友同士の付き合いをしている（ただし安価な製法が広まった為ドワーフの職人が困ることになってしまった）。カトレアの持つ万能ジャベリンも偉大なる錬金術師が造ったものであり、店の売れ筋商品である

クチナワ

ヒノモト国の刀匠で彼の打つ刀はかなりの業物として高値で売れる。トモエが彼の刀を使っておりトモエ自身気に入っている他カトレアも彼の名前を知っていた。

土産物屋ハンス

クイーンズブレイド会場の一階で女戦士のグッズを売っている。

セトラ

古代の王女メナスが所有している武器で、アマラ王国の秘宝の王笏であり、自らの意思を持つ。性別としては男らしい。頭部は石頭らしく、戦闘で武器のメイスとして相手に直撃しても痛くないらしい。しかしシャウトを使用した場合、セトラを媒介（マイク代わり）として使用するらしく、間近でメナスの超音波に近い大声を聞く為とても辛いらしい。

アマラ王国の初代女王の頃から従えていたが、王国滅亡の時にメナスと一緒に崩れ落ちる王宮と運命を共にし、黄泉で深い眠りに就いていたが、沼地の魔女の手によりメナスと一緒に復活した。

性格は至ってダンディであり、メナスの事を「お嬢」と呼ぶ。メナスと対等な立場で付き合う友であり、また戦闘に至ってはメナスをサポートする良き相棒である。

本誌の39ページ「突撃」のイラストにもある通り、変形して空を飛ぶ事も可能（飛行時間は不明）。

アマラ王国が滅亡した本当の理由を知っている数少ない人物の一人（？）である。

尚、名前の由来はエジプト九柱の神々の一神、『セト』をもじったものかと思われる。

秘宝フニクラ

炎の使い手ニクスが所有している武器で先端が触手状の生きている杖。邪悪な意思を持ち使い手であるニクスを自分の駒として使う為に無限の魔力を与え、気分次第で彼女を甚振る。

ケルタン

歴戦の傭兵エキドナのペット兼パンツの魔法のヘビ。着替える時に楽をしたいと考えたある魔法使いによって産みだされ、合言葉を唱えると自動的に着脱するため、敵意のあるものに合言葉を知られると危険。

[編集] クイーンズブレイド美闘士列伝のキャラクター

甲魔忍軍頭領シズカ　CV生天目仁美

甲魔忍軍と呼ばれる忍者軍団の女頭領。武者巫女トモエの力を脅威と思った女王がシズカにトモエ暗殺を依頼した事からトモエの命を狙っている。性格と口調はコギャル風。

名前の由来は平安時代の人物静御前から来ていると推測される。

[編集] 小説クイーンズブレイド　ソード･オブ･ユニコーンのキャラクター

フィオ

白いドレスを着た少女。

[編集] 関連商品

去年のコミケにてオフィシャルファンディスク『クイーンズブレイドファンディスク 武者巫女蛇地獄』が売られた。

内容はエキドナに破れたトモエとリスティが着せ替え奴隷として他のキャラクターのコスチュームなどを着るといった内容の物である。

そして今年の四月からクイーンズブレイドのキャラクターの過去などが語られる作品クイーンズブレイド　美闘士列伝が刊行される。

第一弾は武者巫女絵巻で武者巫女トモエがヒノモトから大陸へ旅立つ直前の話で、彼女に襲いかかる妖怪忍者との闘いの物語である。

[編集] クイーンズブレイドの世界観（地域編）

西の領地

緑あふれ資源も豊富な所。その為その辺りにすんでいる女王とヴァンス伯爵の小競り合いが絶えない場所でもある。

東の領地

強力なモンスターやアンデッドが大量に生息し生きている人間は殆どいない、且つ特に資源もない為女王・ヴァンス伯爵とも手出しはせずに放置している。その為実質沼地の魔女が支配している地域として独立している。

エルフの森

大陸の北の方にあり、女王･ヴァンス公のどちらにも仕えず中立を保っている。南の方にも森があるが其方には希少なワイルドエルフが生息している。

島国ヒノモト

東の領地より更に東にある小さい島国で、主に「マサカド神」なる神を信仰しており、大陸とは違う文化形式を持っている（平安時代の文化形式と酷似していると思われる）。「物の怪」なるモンスターと似た生態系を持つ化け物も存在し、国家守護を受け持つ「マサカド神社」の戦闘精鋭部隊「武者巫女」が国中を駆け巡り、討伐をしている。

鋼鉄山

大陸有数の鉄鉱石産地でユーミルの故郷。ドワーフ族が鉄を生産し、その鉄で武具や工芸品を作り出し一大国家を築いている。以前はここを押さえた者が天下を取れるとまで言われたが、現在では下火で以前ほどの勢いは無い。

天界

主に「天国」を指し、地上世界に真の秩序ある世界を築くべく監視する「天使」が住んでいる。天使長が全ての天使達を統括している。

古代の王国アマラ

古の国家でエジプト文明と酷似した文化形式と思われる。メナスが「アマラ王国15代女王」になろうとした直前で滅びた。歴史書では重臣の裏切りによる他国の侵略により滅亡されたとあるが、今大会での光明の天使ナナエルの発言で、『神の怒りで滅んだ』という説も浮上してきた。真相を知る者は現状の所天界の住人達にメナスとセトラのみである。

自由都市シェルダンス

クイーンズブレイドの前哨戦をしている都市。出展は小説ソード･オブ･ユニコーンより。

[編集] クイーンズブレイドの世界観（用語集編　五十和音順）

音声盤

おそらく魔法により音声等を録音されたCDのようなものであると思われる。大会開催中は通常よりも売り上げが増すらしく、特に人気戦士の音声盤は即日完売するらしい。

牙の暗殺団

女王直属の暗殺団。女王に不都合な存在などを影で消す悪名高い存在でもちろん構成員の素性は極秘。カモフラージュとしてなるべく目立たない職業についている、キャラクターとしてはイルマがその暗殺団所属でエキドナは以前隊長を務めていた。レイナ・エリナの他はヴァンス伯爵の命も狙っているらしい。牙の暗殺団メンバーの戦い方として暗殺に特化している為、変則的な戦い方を得意とする。

宮廷魔術師

女王に仕える魔術師で、主に占い等の補佐的な役目を果している。大会開催中は自分で見た光景を魔術により大陸全土の水晶球に映し出すというテレビクルーみたいな役割も果している。

クイーンズブレイド

大陸の「最も強い女性がこの国支配出来る」という建国から続く伝統に従い、国の女王を決める命懸けの競技会。

4年に1度開催され、12歳以上の女性であれば。たとえ他国の者でも、人間でなくとも、知的生物の女性であれば参加出来る。

ルールは全く無く、己が得意とする武具や殺人技を駆使して命懸けの試合とし、一方が試合放棄するか、試合不可能になるか、絶命するまで決着はつかない。

そして参加者が決勝戦で勝利した後、現女王が望むならば最後に女王と対戦する事が出来る。

試合の組み合わせは公表されず、試合3日前に使いの者から試合日と場所を伝えられる、場所はどちらかの相手のホームグラウンドである事が多く、ホーム側は相手と時間は教えてもらえず、アウェイ側は相手を教えてもらえる。

闘いの模様は宮廷魔術師の魔法により全国の水晶球に中継され、民衆は闘いの様子を熱狂的に観戦する『また観客としてはかなり男性が多いようだ』。

ちなみに現女王は現在2連覇している。

ヒノモト武術

島国ヒノモトの武術で、主に剣術・徒手拳・護身術等を取り入れている。相手の足を狙う事を恥としている為、下半身を狙った技が無い分上半身への技が発達している。マサカド神社の武者巫女全員がヒノモト武術の使い手でもある。

土産物屋

土産物屋ハンスが主人を務めるお店でクイーンズブレイド一階に店がある。主に商品として出場選手の彫刻や音声盤などを売っている。

保守派

貴族など保守的な反女王思想の強い集団で、ヴァンス伯爵が彼らの代表として女王と小競り合いをしている。

武者巫女

ヒノモト国直属の精鋭戦闘部隊でその為周囲からは畏怖される存在。

[編集] 外部リンク

• クイーンズブレイド公式サイト
• ノベルジャパン