ドミトリー・カバレフスキー
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ドミトリー・ボリソヴィチ・カバレフスキー(露:Дмитрий Борисович Кабалевский, 英:Dmitri Borisovich Kabalevsky)(1904年12月30日 - 1987年2月14日) は、ソビエト連邦(ロシア)を代表する作曲家の一人であり、ソ連政府公認の作曲家であった。またピアニスト、作家としても活動した。
[編集] 生涯
- 1904年12月30日、ロシアのサンクトペテルブルクで、数学者の息子として生まれる。父は息子を数学者にするのが夢であったが、カバレフスキーは音楽を学ぶ決意をし、1925年からモスクワ音楽院でニコライ・ミャスコフスキーに師事。さらに1932年には教授になった。
- 1940年代、ソビエト連邦共産党に入党。
- 1987年2月14日、モスクワで死去。
カバレフスキーは、その作品が国に認められ、多くの賞を受賞した。
[編集] 作品
- ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.48(1948年)
- チェロ協奏曲第1番 ト短調 Op.49(1949年)
- チェロ協奏曲第2番 ト長調 Op.77(1964年)
- リムスキー=コルサコフの主題による24の小前奏曲(1924年)
- 4曲のピアノ協奏曲
- 第1番 イ短調(1929年)
- 第2番 ト短調(1936年)
- 第3番 ハ長調(1952年)
- 第4番「プラハ」(1975年)
- 4曲の交響曲
- 第1番 嬰ハ短調(1932年)
- 第2番 ハ短調(1934年)
- 第3番 変ロ短調「レクイエム」(1933年)
- 第4番 ハ短調(1956年)
- 歌劇「コラ=ブルニョン」 Op.24(1938年)
- 組曲「道化師」 Op.26(1939年)
- 第二曲「ギャロップ」は、日本の運動会でよく使われる楽曲として、非常に有名。
- 組曲「ロメオとジュリエット」 Op.56
- 交響詩「春」 Op.65(1960年)
- 30の子供のためのピアノ小曲集 Op.27
- ソナチネ
[編集] 著作
- 『三頭のくじらと音楽の話』(小林久枝訳/全音楽譜出版社/1981)
- 『子どもの心をひらく――カバレフスキーの音楽教育論』(坪能由紀子訳/音楽之友社/1989)
- 『カバレーフスキイ・こどもに音楽を語る』(小林久枝訳/全音楽譜出版社/1994)
カテゴリ: クラシック音楽関連のスタブ | ロシアの作曲家 | ソビエト連邦の作曲家 | 近現代の作曲家 | 1904年生 | 1987年没