ベンガルトラ
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?ベンガルトラ | |||||||||||||||||||||||||||
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ベンガルトラ |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Panthera tigris tigris Linnaeus, 1758 |
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英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Bengal Tiger |
ベンガルトラ Panthera tigris tigris (英名:Bengal Tiger )は、インドを中心としてアジア各地に生息するトラの亜種。雄は体長約3 m 、体重約300 kg に達し、トラの中ではシベリアトラに次いで2 番目に大きい。主に森林を生活の場とし、大小の草食動物の他、しばしば大型の肉食動物をも襲って食べる。食物連鎖の頂点に立つ最高位の捕食者であるが、密猟や森林伐採など人間の活動により生存が脅かされている。通常、体表には橙~金色の地に黒色の縞模様が入るが、白変種のホワイトタイガーも稀に存在する。
1992年の報告では、インドに約3000頭、バングラデシュに約300頭、ネパールに約100頭と言われている。
[編集] ホワイトタイガー
ホワイトタイガーはアルビノとは異なり、ベンガルトラの白変種である。ホワイトタイガーは、普通のトラでは黄色になる部分の毛が白く、且つ黒縞の色が薄い。元々トラは北方の寒冷地で誕生した(トラの北方起源説)とされ、白変種の遺伝子を持っていることは、特に驚くべきことではない。 なお、白変種の遺伝にはメンデルの法則が当てはまるとされる。
ホワイトタイガーはインドでは神聖なものとされ、中国(およびその影響で日本)でも白虎(びゃっこ)として崇められた。また近年はサーカスの目玉として脚光を浴びた。現在も各地の動物園で飼育されている。トラ自体の個体数が少ないため、野生で見られるのは稀である。
[編集] 日本で見ることのできる動物園
- 東武動物公園(閉鎖した宝塚ファミリーランドから移籍)
- 白鳥動物園
- 東北サファリパーク
- 姫路セントラルパーク
- アドベンチャーワールド
- 大牟田市動物園
- 九州自然動物公園アフリカンサファリ
ほか
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