ホンダ・E型エンジン
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E型エンジンは本田技研工業で製造されている軽自動車用直列3気筒ガソリンエンジンで、 直列2気筒のEH型の後継エンジンである。バルブの駆動方式は全てSOHCである。新型車種は順次i-DSIを採用しているP型に移行している。
目次 |
[編集] 歴史
- 1988年 2月8日にマイナーチェンジされたトゥデイに、550ccのE05Aが初めて採用された。
- 1990年 2月23日に発表された新軽規格対応のトゥデイに、660ccのE07Aが初めて採用された。
- 1991年 5月15日に発表されたビートに、多連スロットルシステムの MTREC を採用したE07Aが初めて採用された。
- 1998年 10月8日に発表された2代目Zに、自然吸気仕様とターボ過給仕様とのE07Zが初めて採用された。
[編集] バリエーション
[編集] E07Z
SOHC 12バルブ(656cc 内径×行程:66.0×64.0)
参考スペック:39kw(53ps)/7,000rpm 61Nm(6.2kgm)/4,000rpm (HM2 バモス)
[編集] E07Z(ターボ仕様)
SOHC 12バルブ ターボ(656cc 内径×行程:66.0×64.0)
参考スペック:47kw(64ps)/6,000rpm 93Nm(9.5kgm)/3,700rpm (HM1バモス)
- バモス /バモス ホビオ(HM1/2)
[編集] 存在したバリエーション
[編集] E05A
SOHC 12バルブ キャブレター(547cc 内径×行程:62.5×59.5)
参考スペック:26kw(36ps)/6,500rpm 44Nm(4.5kgm)/5,200rpm (JW2トゥデイ)
[編集] E05A(PGM-FI)
SOHC 12バルブ PGM-FI(547cc 内径×行程:62.5×59.5)
参考スペック:32kw(44ps)/8,000rpm 45Nm(4.6kgm)/4,500rpm (JW2トゥデイ)
[編集] E07A
SOHC 16バルブ キャブレター(656cc 内径×行程:66.0×64.0)
参考スペック:31kw(42ps)/6,000rpm 53Nm(5.4kgm)/5,000rpm (JA2トゥデイ)
[編集] E07A (PGM-FI)
SOHC 16バルブPGM-FI(656cc 内径×行程:66.0×64.0)
参考スペック:43kw(58ps)/7,300rpm 60Nm(6.1kgm)/6,200rpm (JA3トゥデイ)
[編集] E07A(MTREC仕様)
SOHC 16バルブPGM-FI(656cc 内径×行程:66.0×64.0)
参考スペック:47kw(64ps)/8,100rpm 60Nm(6.1kgm)/7,000rpm (PP1 ビート)
[編集] E07A(ターボ仕様)
SOHC 16バルブ ターボ(656cc 内径×行程:66.0×64.0)
参考スペック:47kw(64ps)/6,000rpm 93Nm(9.5kgm)/4,000rpm (PA1 Z)
[編集] 搭載されていた車種
[編集] E05A
- トゥデイ(JA1/JW2)
[編集] E07A
[編集] E07A(MTREC仕様)
- ビート(PP1)
- トゥデイ(JA4)
[編集] E07A(ターボ仕様)
- Z(PA1)
- ライフ ダンク(JB3/4)
[編集] E07Z(ターボ仕様)
- ザッツ(JD1/2)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 本田技研工業(オフィシャル)