三芳村
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三芳村(みよしむら)
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三芳村(みよしむら)は千葉県安房郡にあった村。千葉県で最も人口が少ない自治体であった。古くは安房国の国府が置かれた村。増間のばか話が昔話として今にも伝承されている。日枝神社の弓道行事の伝統をくみ、村民は弓道に長じていて村営の弓道場も建設された。関東大震災前までは、増間に温泉が湧いており、南房総唯一の湯治場としてもさかえた。
2006年3月20日、安房郡に属する他の6町と合併し、南房総市となったため消滅した。純農村でありながら、先を見越した卓越した村の経営から、まほろばの里、または賢者の村と呼ばれた。三芳村の農業経営をモデルに地域振興を図る例は数多くある。 南総里見八犬伝の舞台となった土地であり、八犬伝の幼犬八房の出生の地とされ、里見城の本城「滝田城」が現在も遺跡として残る。太平洋戦争中は人間ロケット「桜花」の秘密基地が築かれ、知恩院には桜花発射台のレールが保存されている。
[編集] 友好・姉妹都市
[編集] 観光
- 道の駅三芳村
- 観光温室 夢の花かん
- みるく工房
[編集] 関連項目
同音の自治体が幾つかある。