三芳町
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三芳町(みよしまち)は、埼玉県の南に位置し、サツマイモの生産で知られる町。
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[編集] 地理
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
町名は、伊勢物語からとられている。明治22年の合併の際に三芳野村とする予定だったが、先行して他に同名の3村が埼玉県内に誕生しており、県から多すぎるために変更を求められ野を省き三芳村とした。なお三つの三芳野村は、その後合併で消滅している。
[編集] 沿革
[編集] 行政
[編集] 歴代首長
- 1889年(明治22年)4月1日 三芳村が成立
- 池上仁三郎 (1889年(明治22年)4月18日~1890年(明治23年)1月10日)
- 江原仲右衛門 (1890年(明治23年)11月15日~1893年(明治27年)11月14日)
- 江原平作 (1893年(明治27年)12月1日~1894年(明治28年)11月25日)
- 江原仲右衛門 (1894年(明治28年)12月5日~1896年(明治30年)4月5日)
- 武田圓次郎 (1896年(明治30年)4月28日~1902年(明治36年)11月30日)
- 松本長次 (1902年(明治36年)12月3日~1906年(明治40年)12月8日)
- 武田藍太郎 (1906年(明治40年)12月17日~1907年(明治41年)9月25日)
- 細谷源太郎 (1907年(明治41年)10月8日~1910年(明治44年)3月10日)
- 武田藍太郎 (1910年(明治44年)3月30日~1921年(大正10年)6月7日)
- 森田清三郎 (1921年(大正10年)12月27日~1925年(大正14年)3月26日)
- 池上善兵衛 (1925年(大正14年)4月18日~1933年(昭和8年)5月6日)
- 松本昌信 (1933年(昭和8年)5月14日~1941年(昭和16年)5月16日)
- 武田定太郎 (1941年(昭和16年)6月23日~1945年(昭和20年)8月29日)
- 武田睦太郎 (1945年(昭和20年)9月21日~1947年(昭和22年)2月5日)
- 矢島太助 (1947年(昭和22年)4月5日~1951年(昭和26年)4月4日)
- 武田睦太郎 (1951年(昭和26年)4月5日~1954年(昭和29年)12月9日)
- 矢島太助 (1955年(昭和30年)1月14日~1959年(昭和34年)1月13日)
- 江原貞一 (1959年(昭和34年)1月14日~1963年(昭和38年)1月13日)
- 金谷英男 (1963年(昭和38年)1月14日~1970年(昭和45年)11月2日)
- 1970年(昭和45年)11月3日 - 町制施行により、三芳町となる。
- 金谷英男 (1970年(昭和45年)11月3日~1971年(昭和46年)1月13日)
- 林 栄則 (1971年(昭和46年)1月14日~1979年(昭和54年)1月13日)
- 山田義夫 (1979年(昭和54年)1月14日~1991年(平成3年)1月13日)
- 林 孝次 (1991年(平成3年)1月14日~2007年(平成19年)1月13日)
- 鈴木英美 (2007年(平成19年)1月14日~現職) 1期目 (任期は2011年(平成23年)1月13日まで)
[編集] 概要
- 東京に最も近い「町」で、ベッドタウンとしての開発発展も進みつつある。上福岡市、入間郡大井町(以上、現・ふじみ野市)及び富士見市との合併の計画があったが、住民投票の結果、富士見市では合併賛成が上回ったが、上福岡市・大井町では住民投票成立の条件とした投票率が規定に満たずに不成立、三芳町では住民投票は成立したものの合併反対が賛成を上回ったため、合併協議は中止になった。地方交付税不交付の財政優良自治体として、単独市制を目指しているが、交通改良などの面で問題点も多いと思われ、周辺市とともに首都圏のベッドタウンとして増大する交通面での歪みが大きくなりつつある。今後の動向が注目される。
- なお、富士見市との境界線の入り乱れが激しく、目の前に富士見市立つるせ台小学校がありながら、歩いて15分かかる三芳町立藤久保小学校に通学を余儀なくされている児童も多い(この事は旧大井町の境界の入り組みとも同じ)。富士見市立西中学校は、敷地が三芳町内にあるため、公共料金を三芳町に納めている他、正門前のマンションに住む生徒が、畑の中の道を歩いて三芳町立東中学校に通学することを余儀なくされている。そもそも三芳町の住宅地は、鶴瀬やみずほ台など、富士見市内の駅を中心に開発されたものであり、学区の弾力運営や、コミュニティーボランティアへの相互受け入れなどを進める必要があると言えよう。
[編集] 行政組織等
- 三芳町役場
- 藤久保出張所
- 竹間沢出張所
- 入間東部地区消防組合
- 三芳分署
- 警察は三芳町全域をふじみ野市にある東入間警察署が管轄している。
- 三芳交番
- 三芳郵便局(集配局 担当地域:三芳町全域、富士見市全域)(風景印あり)
- 三芳みよし台郵便局(風景印あり)
- 三芳北永井郵便局(風景印あり)
- 軽自動車検査協会 埼玉事務所所沢支所 (所沢(川越)ナンバー地域担当)(三芳町北永井)
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 保育所
- 三芳町立第一保育所
- 三芳町立第二保育所
- 三芳町立第三保育所
[編集] 幼稚園
- みふじ幼稚園
- 小鈴幼稚園
- かみとめ幼稚園
[編集] 小学校
- 三芳町立上富小学校
- 三芳町立三芳小学校
- 三芳町立藤久保小学校
- 三芳町立唐沢小学校
- 三芳町立竹間沢小学校
[編集] 中学校
- 三芳町立三芳中学校
- 三芳町立三芳東中学校
- 三芳町立藤久保中学校
[編集] 大学
- 淑徳大学みずほ台キャンパス
[編集] 経済
[編集] 商業
※ほぼ同一商業エリアの中に、ダイエー内とUNICUS内のザ・ダイソー(ともにフランチャイズ?)の大規模店舗が競合という、極めて不合理な状況となっている。
[編集] 工業
これらの工場群は、町内竹間沢に集中する。
※なお、町内には各有名企業の倉庫や流通センターが多い。(例:楽天ブックス)
[編集] 交通
[編集] 道路
- バス
- 高速道路
- 町内に関越自動車道が通るが、インターチェンジはない。ただし、三芳PAにETC専用のスマートインターチェンジがある。(入口専用:下りの新潟方面,出口専用:上り線に設置。社会実験として設置されたが、実験期間の延長・再延長を繰り返し、2006年10月1日より本格実施となった。)
- 一般国道
- 国道254号 新座市大和田の英インター以北は片側1車線の道路であり渋滞しやすい。旧川越往還の並木が道路中央に残り、歩道も広く近隣の生活道路の役を果たしている。町役場は西側にかなりそれたところにあり武蔵野の雑木林が保存されている。川越までは不老川など河川沿いに道路付けがされていて概して平坦である。
[編集] 出身有名人
[編集] 関連項目
同音の自治体が幾つかある。
- 旧 三芳町 (-ちょう。愛媛県) - 廃町。現在は西条市
- 旧 三芳村 (-むら。千葉県) - 廃村。現在は南房総市
- 三次市(-し。広島県)
- 三好市 (-し。徳島県)
- 三好郡 (-ぐん。徳島県)
- 三好町 (-ちょう。徳島県)
- 三好町 (-ちょう。愛知県)
[編集] その他
[編集] 外部リンク
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