上臼杵駅
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上臼杵駅(かみうすきえき)は、大分県臼杵市大字福良1829番地の3に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
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[編集] 駅構造
下り列車進行方向に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅。1917年(大正6年)開業の当駅は当時の長編成の列車に合わせ充分な長さのプラットホームを有するが、1線の為に列車交換は不能。古くからの木造駅舎を有す。
[編集] 駅周辺
周辺は臼杵市の中心部からは離れているが、住宅が多く建っている。駅のそばを国道217号が通るが、駅舎は国道と反対側にある。
- 二王座(徒歩約10分)
- 国宝臼杵石仏(バス約10分)
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は723人である(2003年度大分県統計年鑑)
[編集] 歴史
日豊本線が臼杵まで延伸されたのは政友会・山本達雄(臼杵出身)の力によるものといわれる。そこでライバル心を燃やした政敵であった憲政会・箕浦勝人(同じく臼杵出身)の一派による誘致により、鉄道省としては異例の近距離にもうひとつの駅が設置された。それが上臼杵駅である。
[編集] 隣の駅
当駅と下り方面の隣の駅である臼杵駅とはわずか1.6kmしか離れていない。