坂ノ市駅
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坂ノ市駅(さかのいちえき)は、大分県大分市坂ノ市中央一丁目9番34号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線の設備を有する地上駅。プラットホームは8両編成まで対応していたが高速化事業完成の際に6両に短縮された。
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は1,967人である(2003年度)
大分市街への通勤圏であり県立高校の最寄駅でもある事から朝夕にはそれなりの乗降が有る。
[編集] その他の特徴
- 土地区画整理事業の際、駅前の商店等が全て1km離れたバイパス道路沿いに移転してしまった為、駅前一帯は広大な空き地となっていた。現在は住宅地として整備が進んでいる。
- ジェイアール九州バス大分支店が設置されていたが当駅発着のバス路線が全て廃止された為に臼杵車庫に統合された。
[編集] 駅周辺
- 駅の南側が本町となり、旧坂ノ市町役場を受け継いだ大分市坂ノ市支所等が有る。
- 昭和50年代まで駅の北側は松林とススキに覆われた湿原であった。土地区画整理事業により住宅地が造成された。
- 萬弘寺(7世紀頃、用明天皇による創建。例年5月18日~24日に大分県三大市の1つ「萬弘寺の市」が催される。徒歩15分)
- 大分県立大分東高等学校(バス5分)
- 亀塚古墳 - 県下最大の古墳で国指定の史跡となっている。
- 国道197号
[編集] バス
駅から南へ徒歩2分の国道197号沿いに大分バス坂の市バス停が有る。駅名および一般的な地名は「坂ノ市」だが、バス停名のみ「坂の市」と記されている。
[編集] 過去のバス路線
- 国鉄バス・JRバス(坂ノ市駅前発着)
- 大分バス(坂の市バス停)
- 大分交通(坂ノ市駅前発着・坂の市バス停経由)
- 特急 大在駅裏経由(大分駅前は経由せず国道197号を直進)別府国際観光港 - 大分バスへ移管、急行に格下げした後に廃止
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)4月1日 - 鉄道院が開設。当時この地は佐賀市(さかのいち)村であったが、佐賀駅との混同を防ぐ為、現駅名での設置となった。
- 1920年(大正9年)1月1日 - 佐賀市村が町制施行。駅名が町名に採用され坂ノ市町となる。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 新田原~幸崎駅間電化。
- 荷物列車の廃止と同時期に鉄道小荷物の取扱いを終了。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2003年(平成15年)4月1日 - JRバス撤退。高校生の通学手段確保の為、坂ノ市駅-大分東高校(旧延命寺線の一部)間を大分バスが引き継ぐ形でスクールバスが運行中(2006年4月1日現在)。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 大分バスの大分-坂ノ市線が坂ノ市駅前まで乗り入れ開始。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
日豊本線(大分 - 宮崎)