鶴崎駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴崎駅(つるさきえき)は、大分県大分市大字鶴崎2710番地の4に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
また日本貨物鉄道(JR貨物)の駅でもあるが、1997年より貨物列車の発着は無い。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅南側に駅本屋が存在し北側に旧鶴崎駅貨物設備跡が残る。通過時間帯が深夜となる「ドリームにちりん」以外の全ての特急列車が停車する為高速化事業により周辺駅の如きホーム改修、構内配線や分岐器強化の変更は行われていない。
[編集] 駅周辺
- 大分県立大分鶴崎高等学校
- 姫之宮春日社(島津氏に攻められ自害した幼い姫を祀る社。乳母が墓標として立てたと言う樹齢400年の楠が聳える)
- 国道197号
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は3,551人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)4月1日 - 国鉄の駅として開業。
- 1945年(昭和20年)5月7日 - 米海軍鶴崎空襲により駅本屋被災全焼
- 8月8日 - 空襲により大野川橋梁被災橋桁落下(大野川橋梁8月13日復旧)
- 1964年(昭和39年) - 九州石油大分製油所への専用線が運行開始。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 新田原~幸崎駅間電化
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州・JR貨物の駅となる。
- 1994年(平成8年)7月1日 - 貨物取扱ホームが廃止。
- 1997年(平成9年)2月28日 - 貨物列車の最終運行日。末期は、九州石油専用線から神埼駅への石油輸送列車のみ運行されていた。同年3月22日のダイヤ改正で列車の設定廃止。
- 1998年(平成10年)3月1日 - 貨物列車設定廃止により駅業務をJR貨物からJR九州に移管
国鉄バス豊後佐野・坂ノ市線が運行されていたが国鉄末期に廃止された
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
日豊本線(大分 - 宮崎)