伊賀上津駅
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伊賀上津駅(いがこうづえき)は、三重県伊賀市伊勢路にある近畿日本鉄道大阪線の駅。単に上津駅とも言う。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ築堤上の地平駅。ホーム有効長は6両。駅舎は2番ホーム側伊勢中川寄りにあり、反対側の1番ホームへは構内踏切で連絡している。便所は2番ホーム(駅舎側)にあり、男女別の汲み取り式。
- のりば
- 伊勢中川・松阪・宇治山田・津・四日市・名古屋方面
- 名張・上野市・上本町・難波方面
[編集] 特徴
- 自動券売機が設置されておらず、乗車券は窓口での購入となる。
- 乗降実績は決して悪くないのだが、折返し拠点の青山町と乗降実績が著しく少ない西青山との間に挟まれて列車本数等で多少割を食っている感がある。
- スルッとKANSAIカードやJスルーカードが使えるのが西隣の青山町駅までのため、当駅に自動改札機はないが、2007年4月1日からPiTaPaの利用開始にあわせ、ICカード対応の簡易改札機が設置された。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は211人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、307位。
- 大阪線の駅(48駅、他線接続駅含む)の中では、45位。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では、101位。
[編集] 駅周辺
駅周辺は田園地帯が広がっている。
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)12月20日 参宮急行電鉄の阿保(現・青山町)~佐田(現・榊原温泉口)間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1960年(昭和35年)12月27日 阿保~伊賀上津間複線化。
- 1973年(昭和48年)12月10日 伊賀上津~西青山間が全て複線となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。