東青山駅
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東青山駅(ひがしあおやまえき)は、三重県津市白山町上の村北谷にある近鉄大阪線の駅。
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[編集] 駅構造
島式2面4線のホームを持つ待避・折返可能駅。ホーム有効長は8両。盛土高架駅で北側にある駅舎の正面は「四季のさと」という公園。改札口は1ヶ所のみ。便所は改札内にあり、男女別の汲み取り式。
- のりば
- 伊勢中川・鳥羽・賢島・四日市・名古屋方面(待避線)
- 伊勢中川・鳥羽・賢島・四日市・名古屋方面(本線)
- 大阪(上本町・難波)・奈良・京都・吉野・天理方面(本線)
- 大阪(上本町・難波)・奈良・京都・吉野・天理方面(待避線)
[編集] 特徴
- 伊勢中川方面からの普通列車の半数がこの駅で折り返す。この区間運転列車は上本町~宇治山田間の急行に接続されるようなダイヤになっていることが多い。
- 構内アナウンスは自動放送を採用しておらず、適宜駅員が案内放送を行う。
- この駅より東が名古屋輸送統括部(旧・名古屋営業局)に属する(実際の区界は西青山駅構内の上本町起点84.048km地点)。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は162人。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、311位。
- 大阪線の駅(48駅、他線接続駅含む)の中では、46位。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では、105位。
[編集] 駅周辺
- 東青山四季のさと
- 青山高原
- 布引の滝
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)12月20日 参宮急行電鉄の阿保(現・青山町)~佐田(現・榊原温泉口)間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1975年(昭和50年)11月22日 三軒家信号所(伊賀上津の中川寄りに存在)~垣内信号所(榊原温泉口の名張寄りに存在)間が複線の新線に切り替え。これに伴い現在の位置に移転。
- 2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。