備前田井駅
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備前田井駅(びぜんたいえき)は岡山県玉野市田井3丁目3-1にある西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 交換設備あり、両開きの線路配置、安全側線無し
- 駅構内に踏切あり・陸橋無し
- 2面2線の相対式ホームがある地上駅。
- 上下ホームは南側の踏切で結ばれている。
- 出入口は宇野寄りに1ヶ所ある
- 無人駅だが、乗車駅証明書発行機、岡山行ホームに自動券売機がある。
- 駅構内に、飲み物の自動販売機がある。
- トイレは、男女兼用の汲み取り式が出入口から1番線ホームへ行く途中の通路脇にある。
[編集] 乗り場案内
ホーム | ■行先・方面など | 備考 |
1 | ■宇野方面 | 券売機あり |
2 | ■茶屋町・岡山方面 |
[編集] 往年の名残
現在は普通電車のみの運転となっているが、宇高連絡船が現役だった頃には優等列車や四国への貨物列車が運転されていた名残で、行き違いの線路有効長が長くなっている。
なお、築堤上の為に道路からは階段があるので駅構内まで車椅子で行く事は困難である。
[編集] 駅周辺
駅前に、バス乗り場(シーバス)、駐車場、駐輪場、公衆電話あり。
[編集] 名所
- 深山公園
[編集] 施設
[編集] 道路
[編集] バス
- 田井駅バス停留所
- 両備バス
- 玉野市コミュニティーバスシーバス(西ルート)
- 田井バス停留所
- 両備バス
- リョービエクスプレス(八浜・岡山経由大阪なんば_乗車のみ、高速宇野築港銀座_降車のみ)
- 玉野渋川特急(八浜経由岡山、宇野駅経由渋川)
- 普通(30号線経由岡山、宇野駅、宇野駅経由国道フェリー、宇野駅経由渋川)
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は237人である(2004年度)
[編集] 歴史
- 1939年1月1日 開業。
- 1940年11月1日 営業休止。
- 1950年11月14日 営業再開。
- 1960年10月1日宇野線電化完成。電車の運転開始。駅舎の改良工事開始。
- 1961年4月国道30号線開通。駅舎の改良工事終了。
- 1961年9月1日宇野線の単線自動化
- 1970年4月5日 宇野線CTC化完成。
- 1970年4月30日宇野線の手小荷物運搬電車運転終了(茶屋町-宇野間の途中駅での荷物扱い廃止)
- 1970年5月1日八浜駅・迫川駅・彦崎駅と共に無人化
- 1987年3月23日 岡山-宇野間に213系電車を使用した快速「備讃ライナー」の運転開始。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化によりJR西日本(西日本旅客鉄道)に承継。日本貨物鉄道が宇野線全線の第二種鉄道事業者となる。
- 1988年4月10日 瀬戸大橋開通。本四備讃線が開業し快速「マリンライナー」などが運転開始。同時に岡山-宇野間の快速「備讃ライナー」、宇高連絡船やホバークラフトは廃止され高速艇のみ存続され、岡山行の直通列車が減少する。
- 2002年4月1日 日本貨物鉄道が「茶屋町-宇野間」の第二種鉄道事業廃止。自動券売機の運用が開始される。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
備前田井駅前を走るバス