備前片岡駅
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備前片岡駅(びぜんかたおかえき)は、岡山県岡山市灘崎町片岡字川西2360-3にある西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅。
旧児島郡灘崎町の中心駅で、2005年3月22日に灘崎町が岡山市に編入合併後も岡山市灘崎地区の中心駅となっている。
目次 |
[編集] 駅構造
- 交換設備あり、2番線(下り線)側が一線スルーの線路配置、安全側線あり
- 構内に踏切無し・陸橋あり
- 2面2線の相対式ホームがある地上駅。
- 上下ホームは陸橋で結ばれている。
- 出入口は上り線側ホームの中央付近に1ヶ所ある
- 無人駅だが、近距離切符の自動販売機がある。
- トイレは、男女兼用の汲み取り式が1番線ホームにある。
- 無人駅
- 駅前に駐車場、駐輪場、ポスト、公衆電話あり
[編集] 乗り場案内
ホーム | ■行先・方面など | 備考 |
1 | ■茶屋町・岡山方面 | 券売機・トイレあり |
2 | ■宇野方面 |
昔は通過列車の関係で発着番線はまちまちであったが、現在は行先別になっている。
[編集] 往年の名残
現在は普通電車のみの運転となっているが、宇高連絡船が現役だった頃には優等列車や四国への貨物列車が運転されていた名残で、行き違いの線路有効長が長い。また下り線側が1線スルーの線路配置になっており、行き違いや通過列車待ち合わせの為に1・2番線の両側方向に出発信号機がある。 貨物扱いをしていた名残の跡地も上りホーム岡山側に残っている。
[編集] 駅周辺
[編集] 施設
- 岡山市役所灘崎支所
- 岡山市立灘崎町図書館
- 岡山市立灘崎町歴史文化資料館
- 灘崎町町民会館
- 灘崎町総合福祉センター(ウェルポートなださき)
- 岡山市立灘崎小学校
- 岡山市立灘崎中学校
- おかやまファーマーズ・マーケット サウスヴィレジ
[編集] 道路
[編集] バス
路線バスは備前片岡駅前を走っていない。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は217人である(2004年度)
[編集] 歴史
- 1939年1月1日 開業。
- 1940年11月1日 営業休止。
- 1950年11月14日 営業再開。
- 1960年10月1日宇野線電化完成。電車の運転開始
- 1961年4月国道30号線開通。駅構内の改良工事開始
- 1961年9月1日宇野線の単線自動化
- 1970年4月5日宇野線CTC化完成
- 1970年4月30日宇野線の手小荷物運搬電車運転終了(茶屋町-宇野間の途中駅での荷物扱い廃止)
- 1987年3月23日 岡山-宇野間に213系電車を使用した快速「備讃ライナー」の運転開始。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化によりJR西日本(西日本旅客鉄道)に承継。日本貨物鉄道が宇野線全線の第二種鉄道事業者となる。
- 1988年4月10日 瀬戸大橋開通。本四備讃線が開業し快速「マリンライナー」などが運転開始。同時に岡山-宇野間の快速「備讃ライナー」、宇高連絡船やホバークラフトは廃止され高速艇のみ存続される。
- 2002年4月1日 日本貨物鉄道が「茶屋町-宇野間」の第二種鉄道事業廃止。自動券売機の使用開始。