八浜駅
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八浜駅(はちはまえき)は岡山県玉野市八浜町大崎480にある西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 交換設備あり、2番線(下り線)側が一線スルーの線路配置、安全側線あり
- 構内に踏切無し・陸橋あり
- 2面2線の相対式ホームがある地上駅。
- 上下ホームは陸橋で結ばれている。
- 出入口は、2ヶ所で両側ホームの中央付近にそれぞれある。(表は1番線側)
- 無人駅だが、近距離切符の自動販売機がある。
- トイレは、男女兼用の汲み取り式が1番線ホームにある。
[編集] 乗り場案内
ホーム | ■行先・方面など | 備考 |
1 | ■茶屋町・岡山方面 | (表側)券売機・トイレあり |
2 | ■宇野方面 |
昔は通過列車の関係で発着番線はまちまちであったが、現在は行先別になっている。
[編集] 往年の名残
現在は普通電車のみの運転となっているが、宇高連絡船が現役だった頃には優等列車や四国への貨物列車が運転されていた名残で、行き違いの線路有効長が長く、また下り線側が1線スルーの線路配置になっており、行き違いや通過列車待ち合わせの為に1・2番線の両側方向に出発信号機がある。 また、1970年まで貨物扱いをしていた名残の引込線跡ポイントも上りホーム岡山側に残っている。
[編集] 駅周辺
駅前に、バス(両備バス)・タクシー乗り場、駐車場、駐輪場、公衆電話あり。
[編集] 施設
- 岡山県立玉野光南高等学校
- 玉野市立大崎小学校
[編集] 道路
[編集] バス
- 八浜駅前バス停留所
- 両備バス
- 普通(玉野光南高校、秀天橋・奥玉経由宇野駅)
- 玉野市コミュニティーバスシーバス(東、北ルート)
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は423人である(2004年度)
[編集] 歴史
- 1910年6月12日 - 開業。
- 1960年10月1日 - 宇野線電化完成。電車の運転開始。駅舎の改良工事開始。
- 1961年4月 - 国道30号線開通。駅前広場の改良工事開始。
- 1961年9月1日 - 宇野線の単線自動化
- 1970年4月5日 - 宇野線CTC化完成
- 1970年4月30日 - 宇野線の手小荷物運搬電車運転終了(茶屋町-宇野間の途中駅での荷物扱い廃止)
- 1970年5月1日 - 備前田井駅・迫川駅・彦崎駅と共に無人化
- 1987年3月23日 - 岡山-宇野間に213系電車を使用した快速「備讃ライナー」の運転開始。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本(西日本旅客鉄道)に承継。日本貨物鉄道が宇野線全線の第二種鉄道事業者となる。
- 1988年4月10日 - 瀬戸大橋開通。本四備讃線が開業し快速「マリンライナー」などが運転開始。同時に岡山-宇野間の快速「備讃ライナー」、宇高連絡船やホバークラフトは廃止され高速艇のみ存続され、岡山行の直通列車は減少する。
- 2002年4月1日 - 日本貨物鉄道が「茶屋町-宇野間」の第二種鉄道事業廃止。自動券売機の稼動開始。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
八浜駅前を走るバス