茶屋町駅
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茶屋町駅(ちゃやまちえき)は、岡山県倉敷市茶屋町478にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅。1972年に部分廃止された下津井電鉄線の乗り換え駅でもあった。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
本四備讃線の始発駅であるが、現在岡山方面からの列車は当駅より本四備讃線に入るのが本線扱いとなっており、事実上宇野線の当駅以南は支線扱いとなっている。
[編集] 駅構造
2面3線の島式ホームがある高架駅。宇野方面行き用である2・3番のりばは同一の線路で両側にホームがあり、1・4番のりばとは平面で乗り換えられるようになっている。
有人駅で、1階にみどりの窓口・近距離切符の自動販売機・改札・トイレがあり、2階のホームとは階段とエレベーターで結ばれている。トイレは、男女別の水洗式。
ホーム | ■路線名など | 行先・方面など |
---|---|---|
4 | ■瀬戸大橋線(下り) | 児島・四国(高松・多度津)方面 |
2・3 | ■宇野線 | 宇野方面 |
1・2 | ■瀬戸大橋線(上り) | 岡山方面 |
※2・3番のりばには茶屋町始発の児島方面行きも発着することになっているが、2006年度のダイヤではそのような列車は設定されていない。
[編集] 駅周辺
- 倉敷警察署茶屋町交番
[編集] 金融機関
[編集] 商業店舗
[編集] バス
- 下電バス(倉敷駅、イオン倉敷方面)
- 2003年3月までは中国ジェイアールバスが倉敷駅へのバス(茶屋町線)を出していた。列車の当駅到着時には「JRバス帯江経由倉敷行きは何時何分、駅前バスのりばから発車します」というアナウンスがあった。
- 下電バス(興除車庫方面)
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は3,541人である(2004年度)
[編集] 歴史
- 1910年6月12日 - 開業。
- 1913年11月11日 - 下津井軽便鉄道の茶屋町~味野町(後の児島)間開業。
- 1922年11月28日 - 下津井軽便鉄道が下津井鉄道に改称。
- 1949年8月20日 - 下津井鉄道が下津井電鉄に改称。
- 1972年4月1日 - 下津井電鉄茶屋町~児島間廃止。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1988年3月20日 - 本四備讃線茶屋町~児島間開業。同時に高架化される。
- 2007年夏にICOCA対応の自動改札機導入予定。
[編集] その他
1972年に廃止となった下津井電鉄のホームは、廃止後も同社のバスのりばとして残存していたが、本四備讃線の開業に伴う駅整備と、児島方面へのバス路線の廃止により撤去されてしまった。
[編集] 隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■宇野線
- ■本四備讃線(瀬戸大橋線)