八郷町
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八郷町(やさとまち)は、茨城県にあった町。日本有数のスカイスポーツエリア。また、気象庁地磁気観測所の所在地としても知られている。2005年10月1日、石岡市と合併し石岡市新設のため消滅。
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[編集] 地理
[編集] 歴史
筑波山のすぐ麓に位置するため、町域には上代からの様々な史跡・歴史が残されている。
上代期の遺跡としては、佐自塚古墳や、崇神天皇の第一子、豊城入彦命の奥津城との伝説の残る丸山古墳などが町内に存在する。
寺院関連は、親鸞の通行路であったため、親鸞が弁円という山伏に殺害されそうになり逆に弟子にしてしまった伝説を持つ板敷山大覚寺や、親鸞の直弟子24人(二十四輩)の1人が開いた如来寺などがある。また、山の斜面上に舞台があり、「関東の清水寺」として有名な峰寺山西光院がある。
他にも、熱烈な勤皇歌人として獄死した佐久良東雄の生家や、八田知家の八男である八田時知の築いた柿岡城の跡などがある。
明治17年には、茨城・栃木・福島の急進派自由党員が蜂起し加波山に立て篭もる加波山事件が発生した。
[編集] 近現代における行政区画の変遷
[編集] 行政
- 町長:菊地武雄(2004年初当選。石岡市新設で市長職務執行者、その後石岡市助役)
- 消防:新治地方広域事務組合消防本部・八郷消防署・八郷消防署山崎出張所
- 警察:茨城県警察石岡警察署柿岡地区交番・他4駐在所
- ごみ処理:新治地方広域事務組合
- 上水道:町営水道
- 下水道:町営下水道
[編集] 政治
[編集] 衆議院
[編集] 茨城県議会
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 商業
[編集] 地域
[編集] 教育
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※・・・学童保育実施。
[編集] 交通
[編集] 道路
- 一般国道
- 主要地方道
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- 茨城県道7号石岡筑西線
- 茨城県道42号笠間つくば線
- 茨城県道64号土浦笠間線
- 一般県道
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- 茨城県道150号月岡真壁線
- その他
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- フルーツライン:町西部を南北に走る大型農道。町内の観光スポットや観光果樹園などに容易にアクセスできることからこの名前がついた。沿線に茨城県フラワーパークがある。途中、茨城県道150号月岡真壁線、茨城県道138号石岡つくば線と重複。
[編集] バス
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 観光スポット
- 祭事
- 八坂神社祇園祭(7月)
- 片野八幡神社祇園祭(7月)
- 真家みたまおどり(8月)
- 柿岡八幡神社「太々神楽」(9月)
- 催事
- 成人式(1月)
- 町民マラソン大会(1月)
- 八郷ふれあい祭り(10月)
- こどもフェスティバル(10月)
- 柿岡城まつり(11月)
- 八郷駅伝競走大会(11月)
- 公民館まつり(12月)
[編集] 出身有名人
- 高田梢枝
- 木村允
[編集] その他
- 日本有数のスカイスポーツエリアであるため、2003年3月には『パラグライディングワールドカップ(Paragliding World Cup IBARAKI 2003 筑波)』が初めて八郷町で開催され、その後も開催されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の市町村のスタブ項目 | 茨城県の市町村 (廃止) | 石岡市