処暑
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処暑(しょしょ)は二十四節気の1つ。8月23日ごろ。およびこの日から白露までの期間。
太陽黄経が150度のときで、暑さが峠を越えて後退し始めるころ。七月中。『暦便覧』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。
[編集] 七十二候
処暑の期間の七十二候は以下の通り。
- 初候
- 綿柎開(めんぷ ひらく) : 綿を包む咢(がく)が開く(日本)
- 鷹乃祭鳥(たか すなわち とりを まつる) : 鷹が捕らえた鳥を並べて食べる(中国)
- 次候
- 天地始粛(てんち はじめて しじむ(しゅくす)) : ようやく暑さが鎮まる(日本・中国)
- 末候
- 禾乃登(か すなわち みのる) : 稲が実る(日本・中国)