穀雨
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穀雨(こくう)は二十四節気の1つ。4月20日ごろ。および、この日から立夏までの期間。
太陽黄経が30度のときで、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。三月中。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。
穀雨の終わりごろに八十八夜がある。
[編集] 七十二候
穀雨の期間の七十二候は以下の通り。
- 初候
- 葭始生(よし はじめて しょうず) : 葦が芽を吹き始める(日本)
- 萍始生(うきくさ はじめて しょうず) : 浮き草が芽を出し始める(中国)
- 次候
- 霜止出苗(しも やんで なえ いず) : 霜が終わり稲の苗が生長する(日本)
- 鳴鳩払其羽(めいきゅう その はねを はらう) : 鳴鳩が羽を払う(中国)
- 末候
- 牡丹華(ぼたん はな さく) : 牡丹の花が咲く(日本)
- 戴勝降于桑(たいしょう くわに くだる) : 郭公が桑の木に止って蚕を生む(中国)