分水駅
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分水駅(ぶんすいえき)は、新潟県燕市分水桜町一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅。
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[編集] 駅構造
- 地上駅。みどりの窓口設置の業務委託駅で、駅業務はジェイアール新潟ビジネスが受託している。
- ホームは相対式2面2線。両ホームは地下通路で連絡している。
- 列車の行き違いがない場合は両方向の列車とも、駅舎(南側)に面する1番線から発着する。尚、定期列車は全て1番線からの発着。2番線は桜のシーズンに運行される臨時列車の発着や、強風等で寺泊~分水間が運休となった際の留置線などとして機能する。
- 駅舎内にはみどりの窓口、券売機の他、待合室、トイレなどがある。
- 先代の駅舎は近くにある大河津分水路の自在堰を模した特徴的なデザインで、一部のファンの間ではよく知られていた。老朽化のため取り壊されたが、2000年に改築された現駅舎も、壁面の構造が大河津分水路可動堰の橋脚などをイメージしてデザインされたもの。
[編集] バス
路線バスの停留所は駅前に設けられている。
- 分水駅前バス停
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 639人(2005年度)
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1912年12月28日 - 越後鉄道の吉田駅から当駅までの開通とともに仮駅として新設される。当時の駅名は地蔵堂駅(じぞうどうえき)であった。
- 1913年4月20日 - 越後鉄道の出雲崎駅から当駅までが開通しこの駅は同時に現在地に移設となる。
- 1927年10月1日 - 越後鉄道が国有化。国鉄越後線となる。
- 1976年9月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1983年4月1日 - 現駅名たる分水駅(ぶんすいえき)に改称となる。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に移管。
- 2000年3月10日 - 駅舎を改築。