北伊丹駅
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北伊丹駅(きたいたみえき)は、兵庫県伊丹市と川西市に跨るようにある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線(JR宝塚線)の駅。
大阪国際空港(伊丹空港)の西側に位置する。
普通電車のみ停車する。JR東西線の快速に乗る場合は、隣りの伊丹駅で降りてそこから乗る必要がある。普通電車のみなので1時間あたり平均4~7本ほど列車が来る。上下線で毎時8~14本発着する。かつて非電化の時代には一部普通列車が通過しており、列車本数は少なかった。
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[編集] 駅構造
島式1面2線のホームを持つ地上駅。 ホームの線路は実際は4線あるが、内2線は電留線である。かつてはホームの東側に貨物側線が並んでおり、どちらかといえば貨物の方が中心の駅であった。
改札口は南口(伊丹市側)と北口(川西市側)の2ヶ所あるがみどりの窓口は南口のみに設置されており北口では特企券や指定券・イベント券・ICOCA・ICOCA定期券は買えず、クレジットカードの取り扱いや5489サービス・エクスプレス予約でのきっぷの受け取りは出来ない。自動改札機はJスルーカード・ICOCA・JR東日本のSuica・スルッとKANSAI協議会のPiTaPaに対応している。北口・南口とも駅業務はジェイアール西日本交通サービスに委託されている。
大阪国際空港の滑走路から数百メートルと離着陸ルートの真下にあるため、ホームには列車通過音が聞き取りにくい旨を示す注意書きが掲示されている。
また、ホームから離れた駅本屋近くに国鉄時代の駅名標が残されている。大阪近郊のJR線では貴重な現存例である。
- のりば
- ■ 宝塚・三田・篠山口方面
- ■ 尼崎・大阪・北新地方面
[編集] 利用状況
2003年度の1日あたりの乗車人員は平均4,132人。
[編集] 駅周辺
味の素ゼネラルフーヅ、ダイハツ、ハウスウェルネスフーズ、大阪機工など、周辺には工場が多く、工業地帯の中心駅とも言える。ただ、北出口の川西市側は大規模マンションや一戸建てといった住宅街が広がっており、南出口と北出口では様相が違うのが特徴。さらに巨大電化製品店、ミドリ電化とJoshin、ヤマダ電機が近くに出店し、電化街の街になりつつある。 なお阪神運転免許更新センターはJR伊丹駅が最寄であるが、当駅が最寄と勘違いしている乗客が度々見受けられる。
[編集] 南口
[編集] 北口
- ウォーターランド(西猪名公園)
- 東久代公園
[編集] 歴史
- 1944年(昭和19年)4月1日 戦時体制を受け、従業員が増加した駅西隣の郡是工業工場の通勤用として開業した。同工場は昭和50年代に閉鎖され、その跡地は県立西猪名公園となって現在に至る。
- 1966年(昭和41年)9月1日 貨物取扱開始。ダイハツ工業の専用線が接続し、同社所有車運車クム2000形(私有貨車)30両の常備駅が川西池田から当駅に変更される。
- 1986年(昭和61年)11月1日 貨物取扱廃止。当駅は福知山線内で最後まで貨物営業を行っていた駅であった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月25日 JR福知山線脱線事故の影響で列車の発着が無くなる(みどりの窓口のみ営業)。
- 2005年(平成17年)6月19日 福知山線復旧、脱線事故後55日ぶりに営業開始。
- 2007年(平成19年)3月13日 南口のみエレベーター新設
[編集] 昼間特割きっぷ
当駅で発売されている昼間特割きっぷ(北伊丹~大阪駅間・北伊丹~北新地駅間)は1920円で1枚当たりの単価が160円である。大阪・北新地までの大人普通運賃が320円であるので割引率が50%である。昼間特割きっぷは区間によって割引率が異なるが当駅で発売するものが一番割引率が高い。