藍本駅
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藍本駅(あいもとえき)は、兵庫県三田市藍本字ふけ952-1にある西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線(JR宝塚線)の駅。
以前から無人駅だが、1980年代前半に信号設備がCTC化されるまでは、ポイント切り替え業務に携わる駅係員が常駐していた。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。かつては大阪方面行きホームは島式であったが、外側線は撤去されて現在に至る。
また、無人駅のため構内踏切は存在せず、古くから跨線橋が設置されている。
便所は、改札外に男女別の水洗式がある。かつては改札内に男女共用の汲み取り式であったが、閉鎖された。
駅本屋は下り線側にあるが、国道176号線からのアクセス道路ができて、上り線にも簡易改札が設置されている。
- のりば
- ■ 篠山口・谷川・福知山方面
- ■ 三田・宝塚・大阪方面
[編集] 利用状況
2002年度の1日あたりの乗車人員は平均244人、乗降客数は約280人である。
[編集] 駅周辺
- 酒垂神社
駅前にはわずかな人家と廃商店があるのみで、寂しい駅。
[編集] 歴史
- 1899年(明治32年)3月25日 阪鶴鉄道の駅として開業。旅客・貨物取扱開始。
- 1907年(明治40年)8月1日 鉄道国有法により国有化、国鉄駅に。
- 1960年(昭和35年)12月15日 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。